Home > ランキング・レビュー・比較 > PDF編集フリーソフト8選と他のPDF編集できるツール3選を紹介

【2022年】 おすすめ「PDF編集ソフト」紹介!無料で編集する方法も・・・!

ペーパーレス化・電子化の推進により、PDFファイルはビジネスシーンで使用機会が増えています。 PDFは、作成した文書のレイアウトやフォントなども含めて、紙に印刷したように保存できるドキュメントファイルです。容易に改ざんできないようになっているため資料やテキストの配布に便利ですが、配布前に誤字を見つけてしまった時や、ページの向きが違っていた時などに、「修正できない!」と困ったことはありませんか。


PDFを開くソフトには、閲覧専用のソフトと編集ができるソフトがあります。PDFファイルを開いて編集ができない時には、お使いのソフトが閲覧専用ソフトなのかもしれません。


この記事では、PDF編集ソフトの機能や、用途別のおすすめソフトを紹介します。


目次


PDF編集とは?

PDF編集ってどのようなことか。以下でPDF編集ソフトの機能から紹介します。


PDF


PDFファイルの新規作成

WordファイルやExcelファイルをPDFファイルに変換します。また、新たな空白のPDFを作成します。


PDF作成

PDFから他のファイル形式へ変換

高機能な編集ソフトや変換用ソフトでは、PDFファイルからWordファイルやExcelファイルに変換することも可能です。


PDF


PDF変換

PDFにコメントや注釈を追加

資料にコメントを追加したり、重要箇所にマーカーを引いたり、スタンプを押したりする書き込み機能です。

➬関連記事:PDF形式の文書に注釈機能を使ってコメントやメモを追加しよう


既存文書の一部を変更

既存のテキストの修正や、図形や罫線の変更などを行う機能は「PDF直接編集」と呼ばれます。PDF編集ソフトの上位プランのみ対応している場合もあり、無料ソフトではできないことが多いです。


文書編集

ページの追加・削除・入れ替え

他のファイルから必要なページを選んで挿入したり、不要なページを削除したり、ページの順番を入れ替えたりします。


ページ管理

動画でPDF文書ページの回転・削除・順序の入れ替え及び置換方法を学ぶ


ファイルサイズ圧縮

ページ数が多いファイルや画像を使ったファイルは容量が大きくなりがち。用途に応じた最適化を行うことで、品質を保ちつつ容量を抑えることができます。


PDF最適化

一括処理

変換・作成・すかしの追加などを複数のファイルに同時に行いたい時は、一括処理機能のあるソフトを使うと便利です。


PDF一括処理

Part2:おすすめのPDF編集ソフト8選

PDF編集ソフトは機能も値段もさまざま。どれを選べばよいか迷ってしまうかもしれませんね。用途や利用シーン別におすすめのソフトを集めてみました。

※情報は2021年10月現在のものです。 ※価格は税込価格で記載しています。


  •  •PDFelement
  •  •Adobe Acrobat Pro DC
  •  •いきなりPDF
  •  •JUST PDF 5
  •  •SkyPDF 7
  •  •瞬簡PDF
  •  •CubePDF Utility
  •  •Foxit PDF Editor

▣PDFelement(PDFエレメント)

PDFelement」(PDFエレメント)は、手ごろな価格でPDF編集が完結するオールインワンソフト。これさえあればオプション機能を追加購入したり、他のソフトを組み合わせたりする必要がありません。

プロ版では、OCR・フォーム編集・PDF圧縮・電子署名などにも対応し、ビジネス利用のニーズも満たします。チーム版やアカデミック版など、用途に応じたプランもあり。ソフト選びに迷ったらこの一本です。


用途 個人・法人
難易度 初心者~中級者向け
対応OS Windows、macOS
ブラウザ版 あり(Wondershare PDFelement Cloud )
価格 1年間プラン:
8,280円(プロ版)4,980円(標準版)
永続ライセンス:
9,980円(プロ版)5,980円(標準版)
無料体験版・試用版 あり
特徴 高機能かつ視覚的に操作できるシンプルな画面

▣Adobe Acrobat Pro DC

PDFを考案したアドビ社のPDF編集ソフト「Acrobat Pro DC」。
PDF編集と聞いてまず名前が浮かぶソフトかもしれません。PDF変換・編集・署名といった機能に加えてクラウド共有もセットにしたプランで、ライセンス料金は少々高め。Illustrator、Photoshop、InDesign など、Adobe Creative Cloudと連携して使う方にはおすすめです。


Adobe Acrobat Pro DC


用途 法人・プロ
難易度 中級者~上級者向け
対応OS Windows、macOS
ブラウザ版 あり
価格 個人向け 1,738円/月
法人向け 2,068円/月
無料体験版・試用版 あり
特徴 多様な機能が揃える

➬あわせて読みたい:Adobe AcrobatでPDFとPowerpointの間で変換をする方法


▣いきなりPDF

その名の通り「フォルダごと一括」「Zipファイルのまま」からいきなりPDFファイルに変換できるソフト。大量のファイルをまとめて処理する時に活躍します。
PDFから他のファイル形式への変換はSTANDARD以上、直接編集はCOMPLETEのみ対応。


いきなりPDF


用途 法人
難易度 初心者~中級者向け
対応OS Windows
ブラウザ版 なし
価格 BASIC 2,900円
STANDARD 3,600円
無料体験版・試用版 あり(法人版)
特徴 AutoCAD2021、Jw_cadからのPDF作成に対応

▣JUST PDF 5

一太郎で知られる株式会社ジャストシステムのPDF編集ソフト。

2021年9月に発売した「JUST PDF 5」はWindows11にも対応し、機能がアイコンで表示される「スタートメニュー」の搭載により一層使いやすくなりました。直接編集はPro版のみ対応。


JUST PDF 5


用途 法人
難易度 中級者~上級者向け
対応OS Windows
ブラウザ版 なし
価格 JUST PDF5/JUST PDF5 Pro オープン価格
無料体験版・試用版 あり(法人版)
特徴 一太郎との連携が可能

▣SkyPDF 7

SkyPDFシリーズは、企業や官公庁の厳格な基準を満たす高いセキュリティが特徴。

パスワード保護に加え、PKI(電子証明書)方式での暗号化に対応し、より安全性の高い電子文書の作成を可能にしました。Professional版は直接編集やページ挿入・削除のほか、PDFファイルの閲覧期限・閲覧回数を制限する時限セキュリティ機能も追加。

機密文書の電子化に最適なソフトです。


SkyPDF 7


用途 法人
難易度 中級者~上級者向け
対応OS Windows
ブラウザ版 閲覧のみ(Sky PDF WebViewer)
価格 Standard7 6,325円
Professional7 11,385円
無料体験版・試用版 あり
特徴 改ざん防止・暗号化機能などセキュリティが充実

▣瞬簡PDF


▶「瞬簡PDF統合版12」は、瞬簡PDFシリーズの4つのソフトをセットにしたものです。
  •  瞬簡PDF 作成9
     PDFファイルの作成・結合・削除などのファイル処理
  •  瞬簡PDF 変換11
     WordやExcelなど他のファイル形式への変換やOCR処理
  •  瞬簡PDF 書けまっせ8
     文字、図形などの新規追加
  •  瞬簡PDF 編集9
     ページの入替やテキスト・画像の直接編集

それぞれ個別での購入も可能なので、「目的が決まっている」「使わない機能は買いたくない」といった方におすすめです。


瞬簡PDF


用途 個人・法人
難易度 初心者~中級者向け
対応OS Windows
ブラウザ版 なし
価格 統合版 パッケージ版 20,680円
統合版 ダウンロード版 16,280円
無料体験版・試用版 なし
特徴 統合版のほか、製品ごとに個別購入も可能

▣CubePDF Utility

ページの挿入・削除・入替・回転など、PDFのページ編集ができるオープンソースの無償ソフト。 

直接編集はできませんが、使用中の広告表示もなくストレスフリーに操作できます。インストール時のバンドルウェアインストール画面を撤去した企業向けの有償版もあり

ファイル変換機能のみの「Cube PDF」、結合専用の「Cube PDF Page」、閲覧ソフト「Cube PDF Viewer」もあり、すべて無償です。


CubePDF Utility


用途 個人・法人
難易度 初心者~中級者向け
対応OS Windows
ブラウザ版 なし
価格 無料
無料体験版・試用版 -
特徴 ページ編集専用のソフト。商用利用を含めた利用用途の制限なし

▣Foxit PDF Editor

PDF販売実績世界シェア2位を誇るFixitは、「PDFが重い」といった日常的な悩みを解決する高速起動をサポート。

値段はやや高めですが、標準版の「Foxit PDF Editor」でもフォーム機能やOCRなど、幅広い機能を備えているのが特徴。より高度な編集機能やセキュリティを備えたPro版は、Microsoft Visio・Projectからの変換にも対応しています。


Foxit PDF Editor


用途 法人
難易度 上級者向け
対応OS Windows、Mac
ブラウザ版 あり(Foxit PDF Editor Cloud)
価格 サブスクリプション版
 Foxit PDF Editor 7,900円/年  Foxit PDF Editor Pro 9,000円/年
永続ライセンス
Foxit PDF Editor 15,290円 Foxit PDF Editor Pro 18,590円
無料体験版・試用版 -
特徴 標準版でもフォーム機能やOCRなど、幅広い機能を備えている

Part3:専門ソフトを使わずPDFファイルを編集する方法

PDF編集ソフトをインストールしなければPDFファイルは編集できない?

実はそうとも限りません。処理内容によっては、専用ソフトがなくてもPDFを編集する方法がありますよ。

▣Microsoft Office

Word、Excel、PowerPointからPDFを作成する場合は、PDF変換ソフトを使わなくても、Officeの標準機能で変換できてしまいます。

方法は以下の二通りです。

A.印刷画面で、「Microsoft Print to PDF」を選ぶ


Microsoft Print to PDFを選ぶ


B.「名前を付けて保存」のファイル形式で「PDF」を選ぶ


ファイル形式で「PDF」を選ぶ


▣Microsoft Edge

Webブラウザの「Microsoft Edge」にはPDFファイルを開く機能もあるのをご存じでしょうか。

Edge上で開いたPDFには、ハイライトの追加や手書き文字の書き込みができます。
ただ、ご注意したいのは、レガシ バージョンの Microsoft Edge デスクトップ アプリのサポート終了は、2021 年 3 月 9 日です。


Microsoft Edge


➬関連記事:Microsoft Edge(エッジ)でPDFにコメントを追加する方法


▣Googleドキュメント

Googleドキュメントだけを使ってPDFを編集することはできませんが、Google Driveに登録してGoogleドキュメントでDriveにあるPDFを編集することができます。

詳細な操作手順は以下の記事で紹介します。↓

➬関連記事:Googleドキュメント、Google DriveでPDFを編集する方法


まとめ

PDF編集と一口に言っても、ソフトウェアによって機能の違いや向き・不向きがあります。また、操作感や難易度、価格もソフト選びの重要なポイント。この記事を参考に、最適な一本を探してみてください。

PDF編集はこれ1本でOK | PDFelement

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作成日: 2021-10-20 21:06:42 / 更新日: 2024-06-26 15:09:41

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星野

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