Q:PDFを90°回転して保存することできますか?もしできればどうしたらよい?
A:PDF編集ソフトを使ってPDFファイル内のページ表示を回転させるのは可能です。また、MacユーザーはプレビューアプリでPDFの向きを回転もできます。
PDFページを回転して保存するなら、直感的操作感とプレビューできる便利さがありますが、以下のような問題もあります。
・スキャンする時に設定を間違えて、PDFが横向きになっていて、見にくいため変更したい
・AdobeのPDFリーダーで回転表示は出来ますが、保存して再度開くと元の向きに戻ってしまう
・無料サイトでPDFページを回転して保存できますが、ファイルの安全性をできるだけ保護したいし、PDFリーダーとの適応性も少し心配
この記事では、PDFページを回転して保存できるソフトと具体的な手順を紹介して、以上のようなあるある問題を解決します!
目次:
Part 1. PDFelement(PDFエレメント) でPDFページ回転して保存する方法
左90°、180°回転など…とにかく直感的で、すぐ回転後の効果をプレビューできるソフトはないか?
ここでオールインワンのPDF編集ソフト「PDFelement」(PDFエレメント)のPDFページ回転機能についても紹介し、合わせて比べてみましょう。(以下のボタンからPDFelement の体験版をダウンロードできます。)
そこで、「PDFelement」でPDFページ回転して保存する方法をご紹介します。この製品はPDFページの回転は勿論、保存する機能も兼ね備えています。この製品を用いて、PDFページを回転する操作方法を以下の操作手順で説明します。無料ダウンロード体験もできますので、試してみることをおすすめします。
Step 1. ページ回転を行いたいPDFファイルを「PDFelement」に取り込みます
PDFページ回転機能付きのPDFelementをインストールしてから、PDFを開く際に使うデフォルトのアプリケーションとして設定し、ファイルをそのままPDFelementで開かれます。
デフォルトのアプリケーションとして設定していない場合でも、ソフトを開き、メインメニュー画面の「PDFを開く」ボタンからファイルを取り込むことができます。
Step 2.PDFページ回転ツールバーに入る
「ページ」タブをクリックし、PDFページのサムネイル一覧が表示されます。ページ数の多いPDFファイルでも、延々とページをスクロールしなくても、ページ1つ1つのプレビューが確認できます。
または「Ctrl」とスクロールホイールの併用で、プレビュー画面のページの大きさの調整もできます。
PDFページ向き回転の関連記事:PDFページを90°回転して保存するにはどうしたらよい?
Step 3. PDFページの回転をして保存します。
回転したいPDFページをクリックし、「左に回転」「右に回転」のアイコンをクリックするだけでPDFページの回転が完了。PDFの回転効果がすぐプレビューできるし、昔みたいに「右?」「左?」「90度?」などと頭を傾ける必要もなくなります。
もちろん「ファイル」-「印刷」で確認すると、ページが回転されたまま印刷できます。
PDF回転する設定完了後、保存ボタンをクリックしてPDFファイルを保存します。もっと細かい手順を知りたい方は、ここから「PDFの向きを回転する4つの方法」>>をご覧ください。
PDFページ回転できるソフトの使い方まとめ:
1、ページ回転を行いたいPDFファイルを「PDFelement」(PDFエレメント)に取り込みます。 2、「ページ」タブをクリックします。 3、回転したいページをクリックし、「左に回転」「右に回転」のアイコンをクリックします。回転した後、PDFファイルを保存します。 奇数ページ、偶数ページだけの向きを変えることもできます。 |
いかがでしょうか。なんというより、直感的なPDFページ回転操作がうれしいですね。Adobeと同じ機能なのに、なかなかコスパが高いではないでしょうか。ぜひお試しください!
操作動画:PDFelementを使ってPDFページを回転する方法
Part 2. Adobe Reader でPDFページ回転する方法
Adobeの無料PDFソフト[Adobe Reader]でPDFファイルを開きます。
ツールバーの回転アイコンをクリックして、PDFの表示向きが回転できます。
あるいは、メニュバーの[表示]→[表示を回転]をクリックして、右回転、左回転を選択します。Adobe ReaderでPDFの表示画面が回転できます。
ただ、これは一時的です。次回PDFを開く時にもとに戻します。
つまり、Adobe ReaderでPDFを閲覧するときに、表示が回転できますが、回転させた状態そのまま保存できません、PDFページの向きを回転して保存するのはできません。
Part 3. Adobe Acrobat でPDFページ回転して保存する方法
Adobe Acrobatを使ってPDFのページを回転するのは非常に簡単できます。これから紹介します。
・Acrobat DCでPDFページ回転して保存する
1. 「ツール」→「ページを整理」の順にクリックします。
2. PDFを回転するため、プルダウンメニュで[すべてのページ][偶数ページ][奇数ページ]という範囲を指定し、左回転あるいは右回転を選択します。回転完了後、回転させた状態でPDFを保存できます。
・Acrobat XIでPDFページ回転して保存する
1. 「ツール」→「ページ」→「回転」の順にクリックします。
2. PDFページ回転のダイアログボックスで、回転の方向、回転するページの範囲を設定し、「OK」をクリックします。
・Acrobat DC/XIでPDF表示を回転
▶方法1. [表示]→[表示を回転]→[右 90° 回転]/[左 90°回転]の順にクリックすると、PDFページの表示画面が回転されます。
▶方法2. ツールバーの回転アイコンを選択して、PDF表示画面の向きを変更します。
より多くのPDF回転ツールの紹介記事はこちら>>
Part 4. Mac [プレビュー]を使ってPDFを回転する
ソフトをインストールしたくない場合、Macのプレビューアプリで無料でPDFページの向きを回転することができます。以下の無料回転方法をMacユーザーにおすすめです。
ツールバーの回転アイコンをクリックすると、単一のPDFページが回転されます。
左側のサムネールを表示させて、[Shift]キーを押して、複数のページを選択して、ツールメニュから[反時計回りに回転][時計回りに回転]をクリックします。そうすると、複数のPDFページが一気に回転されます。PDFelementと同じように簡単に回転操作が行われます。
*PDFelementのMac版を使ってPDFページ回転する詳細方法はこちら>>
Part 5. スマホでPDF編集アプリを使ってPDFを回転する
PDFelementはPDFの閲覧や編集をサポートするアプリで、以下はそのスマホ版を使用してファイルを回転させる手順です。なお、アプリのバージョンや画面の構成によって手順が異なる可能性があるため、参考程度にしてください。
①PDFelementアプリを開く
スマートフォンのホーム画面からPDFelementアプリを見つけて開きます。
②PDFファイルを選択
ファイルを回転させたいPDFファイルを開きます。
③ファイルを回転
画面の上、赤枠のところにあるアイコンをクリックします。それで、回転させたいページを押し、画面の下に「回転」があります。それをタップし、ファイルを希望する方向に回転させます。通常は90度ずつ回転させることができます。
⑤変更を保存
回転が完了したら、変更を保存するオプションが表示されることがあります。変更を保存することで、回転が適用された状態が残ります。
以上が一般的な手順ですが、アプリのバージョンやデバイスの型によっては若干異なる可能性があります。PDFelementアプリのヘルプセクションやオプションメニューを確認すると、具体的な手順が記載されているかもしれません。
まとめ
以上で、多様なファイル方向を転換する方法を紹介しました。筆者の個人的なお薦めは「PDFelement」(PDFエレメント)を利用する方法です。Adobe Acrobatと同じの回転機能を備えます。同時にコスパも抜群です。凄い回転ソフトです。
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