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「学割」といえば、まず頭に浮かぶのは通信キャリア大手のキャンペーンですね。通信キャリア以外、 AppleのMacやiPad、カラオケ、映画館、電車やバスの定期券から、USJまでさえ学割プランが提供されています。
実は上記のサービス以外、勉強や教務に役立つソフトウェアも、学生のみではなく、教職員も使える教育優待価格プランが存在します。今回はソフトウェア各社の学割情報をまとめて紹介したいと思います。
【役立つソフトウェア 教育向け優待価格情報まとめ】
① Adobe Creative Cloud教育ライセンス
AdobeのCreative Cloud 教育機関向けライセンスプランには、Photoshop、Acrobat DC、Illustrator、Premiere Pro、Dreamweaverなどの製品が対象となり、複数年契約可能、常時接続不要、共有PCでも使える、BYOD対応などのメリットがあります。
ライセンスの対象区別は豊富で、下記のような感じになっています。
ライセンス区別 | プラン/ライセンス | 詳細ページ |
---|---|---|
学生・教職員向け個人版 | フォトプラン、Illustrator 単体プラン、コンプリートプラン | https://www.adobe.com/jp/creativecloud/buy/students.html |
教育機関向け | ユーザー指定ライセンス単体プラン、エンタープライズライセンス | https://www.adobe.com/jp/creativecloud/buy/education.html |
小中高校向け | 小中高校サイトライセンス、教育委員会サイトライセンス | https://www.adobe.com/jp/information/K12.html |
一般大学向け | デバイスライセンス、ユーザー指定ライセンス | https://www.adobe.com/jp/education.html?marketSegment=EDU#plans |
②Microsoftの教育向けライセンス
Microsoftの教育向けライセンスの魅力の一つといえば、無料でOffice 365 Educationが利用可能ということです。Office 365 Educationは、Office Online (Word、PowerPoint、Excel、OneNote)、無制限の個人用オンライン ストレージなどのさまざまなサービスから構成され、現在教育機関の教職員や学生は無料で利用できます。
デスクトップ アプリを利用したい場合は、「Office 365 A3」と更に高度機能が加える「Office 365 A5」が用意されています。
詳細ページ:https://products.office.com/ja-jp/academic/compare-office-365-education-plans
③Wondershare PDFelement Pro学生・教員ライセンス
Wondershare社のPDF編集ソフト「PDFelement Pro」にも、学生教員向けの優待ライセンスが提供されています。
電子教材の文字OCR処理、PDF形式学術論文の編集と注釈付け、学会発表資料の調整と形式変換など、教務・校務に活きるPDF作業機能が搭載し、多くの学生や先生が活用しています。
一般価格・年間 (税込み) |
教育向け価格・年間 (税込み) |
一般価格・永久 (税込み) |
教育向け価格・永久 (税込み) |
---|---|---|---|
6,280円 | 5,580円 | 9,980円 | 7,280円 |
一般価格に比べると、年間ライセンスにおいては32%OFF、永久ライセンスは27%OFF(2,700円OFF)の割引が提供されています。
「今すぐ申し込み」をクリックし、名前、年齢、学校、大学等教育機関発行のメールアドレスを記入して送信すれば、購入URLが表記されるようになります。現在事前の細かい審査は設けていません。
詳細ページ:https://pdf.wondershare.jp/store/buy-pdfelement-pro.html
また、PDFelementは2019年6月19日~21日までに教育ITソリューションEXPOへの出展が決まり、展示会現場で製品体験ができるほか、ソフトウェアの制限なしのDVD版も無料で入手できます。
【公式サイト】https://pdf.wondershare.jp/
【開催日時】東京:2019/6/19(水)~21(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
【開催場所】東京:ビッグサイト 青海展示棟
\ 来場のご連絡・招待状申し込みはこちらまでご連絡ください:business@wondershare.jp /
もちろん公式ウエブサイトにも、製品の無料体験版があります:https://pdf.wondershare.jp/
④AUTODESK教育機関限定ライセンス
3D デザイン、エンジニアリング、エンターテインメント ソフトウェア を取り扱うAUTODESKは、教育向けに無償の製品がたくさん提供されています。
教育機関限定ライセンスの対象ソフトウェアは、AUTOCAD、REVIT、3DSMAXなどが網羅し、また、教育機関限定ライセンスの現在の利用期間は 3 年間です。
使用を開始するには、まず所属する教育機関が認定条件にあてはまるかを確認し、Autodesk ID と教育機関向けアカウントを設定したらEducation Community からソフトウェアをダウンロードしてから使えます。
詳細ページ:https://knowledge.autodesk.com/ja/customer-service/account-management/education-program/free-education-access/licenses-for-educational-institutions
⑤Wondershare Filmora学生・教員ライセンス
PDFelementと同じWondershare社の製品で、動画編集機能・エフェクト豊富と高い評判を得ている「Filmora」も、一般価格より1,000円安いの価格で教育向けライセンスを提供しています。現在事前資格審査と情報記入も不要で、すぐ購入できます。
学校生活を動画に作成し、多彩なエフェクトを追加してYoutubeにアップすることや、動画教材を作って授業をよりスムーズに推進するなど、すでに学生と教師の間で人気を獲得しているそうです。
詳細ページ:https://filmora.wondershare.jp/buy/win-video-editor.html
⑥教育機関向けのEvernote Business 割引制度
Evernoteも教育現場で活用頻度が高いソフトウェアの一つです。これまでメモ書きしていたものをデジタルで一括管理し、勉強や教務に使う時間の無駄が削減され、効率アップが捗れます。
教育ライセンスの適用条件としては、ユーザ数が 5 名以上である必要があります。また、学生もEvernote Businessを使えますが、人数制限は記載していませんのでお問い合わせすることをすすめします。
まとめ
以上、学生や教職員たちが活用できるソフトウェア及び教育割引きプランを紹介いたしました。
各大手会社の価格体系設定からみると、教育向けにかなりお得な価格で提供していることがおわかりになると思います。教職員や学生の皆さん、ぜひ教育優待プランを活用し、ご自分のニーズに合わせて最適な製品を選定してください。
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