はじめに
コピペ(コピー&ペースト)をチェックすることは外注のライターに記事作成を依頼した際にSEO上で高評価を保つためにも、またライティングのスキルを高める上でも非常に重要なことです。コピーチェックツールは比較する文章の重複率や類似を判定します。
最近では無料、オンラインで使用できるチェックツールがで回ってきていますので、事例を紹介していきます。また、OCR機能を使えば、紙の文書についてもコピペをチェックすることができます。WondershareのPDFelementのOCR機能についても紹介いたします。
目次:
1.こぴらん
こぴらんとは、完全無料で簡易的に使用できるオンラインツールです。フォームにチェックしたい文章を入れることで簡単にチェックすることができます。
メリット:
①入力フォームにリアルタイム文字数カウント機能がついている
②入力された文章を自動で80文字以内の文章に分解できる
③コンマにより手動で文章を分解することも可能の特徴があり、さらにPC、タブレット、スマホ等、様々な端末でで使うことも可能です。
デメリット:
あくまで簡易的なものであるため、どんな場面でも精度よくチェックできるものではありません。
2.chiyo-co(旧名“影武者”)
このツールは、無断転載・引用をチェックするコピペチェックだけではなく、文章同士が似ているかどうかを判断できる類似判定機能が付いています。二つの文章を並べて比較し、コピペされている箇所や類似している箇所をハイライトで表示します。
主な特徴は以下の通りです。
①インターネット上の文章だけでなく、ローカルの文章(Excel、Word、PDF、等)も比較することができる
②コピペチェックだけではなく、文章同士が似ているかどうかを判定することができる ③コピペ・類似個所のハイライト、レーダーチャートでの判定、特徴的な表現の抽出、等視覚的にわかりやすい |
さらに、有料プランだと1か月に判定できる文章の数が多くなる、また解析結果をcsvにダウンロードできるという利点もあります。
3.CopyContentDetector
CopyContentDetectorは、チェックしたい文章を「文章に登録」に貼り付けてチェックボタンを押すだけでコピペチェックができます。また、無料プランでもCSVダウンロードが可能です。
ただ、無料プランだとチェック完了までの待機時間が長い、チェックできる文字数が最大4000文字という制約があります。有料プランだと改善されます。
4.株式会社ディーボ sujiko.jp
sujiko.jpは、第三者によってミラーページが作られてしまっているかどうかを調査することができます。
サイトを指定してのミラーページ・類似ページ判定だけでなく、サイトを指定せずにミラーページや類似ページを検索することもできます。判定結果は4段階で表示し、さらに簡易的な見解も表示されます。
無料で提供されるだけでなく、メールアドレスを登録することで利用回数が無制限になり、調査件数も100件まで増えるという利点があります。
上記のチェック機能だけでなく、キーワード検索で1位となるためのノウハウも教えてくれます。
5.PDFelementのOCR機能について
OCR機能とは、PDFのような画像データから文字データを認識、抽出する機能です。この機能とコピペチェックツールを併せて使うことにより、WEB上の文章だけでなく、ExcelやWordなどの他の電子データ、さらには印刷された紙のデータについてもコピペや類似のチェックをすることが可能です。
OCR機能を使用する際には、事前に言語設定をしておく必要があります。WondershareのPDFelementは、日本語・英語をは始めとする25か国の言語に対応しております。
→関連記事:スキャンした文書をOCRで検索、編集可能なPDFにするには?
→関連記事:OCR(文字認識)するときの注意点!
さらにPDFファイルの内容を比較することができます。変更点を詳しく確認もできます。詳細な操作手順はこちらへ
6.まとめ
コピペされているかをチェックできる無料のオンラインツールはいくつかありますが、機能や費用等、比較されて使用されるのがよいでしょう。さらには、PDFelementをはじめとするOCR機能を備えたソフトと併用することにより、紙のデータについてもコピペ判定が可能となります。
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