はじめに
スマホの機能性の向上やSNSの普及などにより、撮影した写真は、いわゆる「盛って」公開するのが当たり前の時代になりました。
顔のパーツや肌をきれいにしたり、スタイルを良くしたりする加工だけでなく、いらない映り込みを削除したり、光や明るさのバランスを調整したりするなど、写真にはさまざまな加工ができ、写真や被写体に「盛った」加工することは、もはや当たり前になっています。
このような加工にプラスし、写真そのものをプリクラのように可愛く仕上げることができるのが「写真落書き」アプリです。
「写真落書き」アプリでは、「メッセージ」を書き込んだり、「落書き」をしたり、「アニメーション」を追加したりすることができるため、盛れるだけでなく、どんどん可愛い写真に仕上げていくことができます。
では、実際にどのようなアプリを使ったら可愛く「落書き」ができるのでしょうか?今回は、写真に落書きや文字を書き込める5種類のおすすめアプリをご紹介していきます。
目次:
1. 写真に落書きや文字を入れる理由とは
写真が表示できる多くのアプリは、指やタッチペンなどを使って、写真に自由に絵柄や文字を書き込むことができるようになっています。
この機能を使えば、写真にコメントが入れて修正ポイントを指摘したり、メッセージを入れてカードのように送ったりすることが可能です。
さらに豊富な機能が搭載された「写真落書き」アプリを使えば、落書きのように文字や絵柄を入れたり、スタンプを押したり、背景を変更したりするなど、写真をどんどんカスタマイズしていくことができます。
写りの良い写真に加工するだけでなく、落書きのような絵柄や文字を入れ、プリクラのように可愛くしたり、ポスターのようにアレンジしたりすることで、SNS用の「映え写真」として「より印象に残る写真」を作成することができます。
2. 写真に落書きや文字を入れるアプリおすすめ
スマホにプレインストールされている写真アプリでも、最低限の絵や文字を書き込むことができます。でも、なかなか映える写真にはなりません。
オリジナル感を出した写真にするには、写真に落書きや文字を入れられる専用アプリを使います。
ここでは、iPhoneでもAndroidでも写真におしゃれな落書きや文字が入れられる5種類のおすすめのアプリをご紹介します。
● PhotoDirector
「PhotoDirector」は、サイバーリンク社が提供する写真編集アプリで、豊富な機能を使い、アートのような写真を作成することができます。
なお、PhotoDirectorの代表的な機能は、次のとおりです。
・画像編集(文字入力、スタンプの追加 など)
・調整(光、色、トリミング など)
・AI 技術を使ったアニメーション
・不要なオブジェクトの除去
・背景を置き換えやピンぼけ
・分散エフェクト など
▼ PhotoDirector
● Let's Draw お絵描きアプリ
「Let's Draw お絵描きアプリ」は、URECY WORKS LLCが提供する無料のお絵かきアプリで、豊富なカラーで落書きすることができます。
なお、Let's Draw お絵描きアプリに搭載されている機能は、次のとおりです。
・画像編集(お絵描き、回転)
▼ Let's Draw お絵描きアプリ
● Picsart
「Picsart」は、ピクスアート社が提供するAI写真・動画エディターで、AIを活用した編集機能を使って写真をおしゃれに加工することができます。
なお、Picsartの代表的な機能は、次のとおりです。
・画像編集(文字入力 など)
・調整(レタッチ、AIによる画像補正)
・不要なオブジェクトの除去
・アニメフィルター
・AIによるアバター作成
▼ Picsart
● Canva
「Canva」は、Canvaが提供する写真・動画編集アプリで、豊富なテンプレートを利用して写真をデザインすることができます。
なお、Canvaの代表的な機能は、次のとおりです。
・画像編集(文字入力、スタンプの追加 など)
・調整(エフェクト、フィルター など)
・テンプレートの活用
・不要な背景の除去
・プレゼンテーションやWebサイトの作成
▼ Canva
● YouCam Perfect
「YouCam Perfect」は、パーフェクト社が提供するカメラアプリで、豊富な加工技術で「盛れる」写真を作成することができます。
なお、YouCam Perfectの代表的な機能は、次のとおりです。
・画像編集(文字入力、スタンプの追加 など)
・調整(美肌&小顔などのレタッチ加工、体型加工、モザイク&ぼかし加工 など)
・不要な背景やオブジェクトの除去
・写真の合成、コラージュ など
▼ YouCam Perfect
3. 写真に落書きができるアプリを利用する際によくある質問
ここでは、写真に落書きができるアプリを利用する際によくある質問についてお答えしていきます。
Q1. 「写真落書きアプリ」にはどのような機能がありますか?
A1. 「写真落書きアプリ」では、手書きで文字や絵を書いたり、既存のスタンプを押したりすることができます。
そのほか、被写体を自動補正できる「ビューティー」機能や不要な映り込みを削除する「消しゴム」機能、不正利用を防止する「ウォーターマーク」機能、AIを使った加工機能が搭載されているものもあります。
Q2. 「写真落書きアプリ」を使って、無料で落書きすることはできますか?
A2. はい、できます。
今回ご紹介した5種類のアプリも、基本的な機能は無料で使用することができます。
Q3. どうしても指で落書きするのが苦手です。どうしたらよいですか?
A3. お使いの端末に対応している「スタイラスペン」を使うと、鉛筆で書くように落書きができます。
Q4. パソコンで使える「写真落書きアプリ」はありますか?
A4. はい、あります。
今回ご紹介した5種類のアプリのなかの「PhotoDirector」「Let's Draw お絵描きアプリ」「Canva」からは、パソコンのアプリが提供されています。
Q5. 友達の顔写真に落書きなどの加工をしても良いですか?
A5. おすすめできません。
たとえ無断であっても、顔写真を加工しただけでは犯罪にはなりません。
しかしながら、加工した顔写真を無断で公開した場合は、肖像権の侵害にあたる可能性があります。
なお、無断で他人の顔写真を撮影したり、撮影した顔写真を無許可でネット上に公開したりすることは犯罪です。絶対にやめましょう。
まとめ
今回は、写真に落書きや文字を書き込める5種類のおすすめアプリをご紹介していきました。
写真の加工技術は大きく進化しており、写真やデザインの知識や技術がなくても、「写真落書きアプリ」を使えば、簡単に、しかも、無料でプロ並みの可愛い写真を作成することが可能です。
ここでご紹介したアプリにも、それぞれ特徴があり、さまざまな機能を使ってイメージしたデザインの写真を作っていくことができます。
写真が可愛くなると、たくさんの人に見てもらいたくなりますよね?
是非、色々な加工に挑戦してみてください。
ただし、たとえ加工をしていたとしても、自分以外の人の写真や認められていない場所で撮られた写真などを許可なく公開することは違法と判断される可能性があるので、その点には十分注意が必要です。
せっかくの写真を気持ちよく見てもらうためにも、問題がないかきちんと確認したうえで公開するようにしましょう。
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