知っておくと便利!大学の教科書や参考書の自炊法をご紹介

はじめに

大学の 教科書や参考書はページ数が多く 、持ち運びに不便だと感じている学生さんは多いのではないでしょうか。

このような問題を解決する方法のひとつに「 本の自炊 」があります。

本の自炊とは、紙の本を電子化することです。

自炊では、紙の本をいったんバラバラにして裁断し、スキャナーで読み込んでPDFや画像データに変換していきます。

たとえば、大学の教科書や参考書、書籍などを自炊で電子化すると、保管に場所を取られることがなくなるだけでなく、学校など外出先への持ち運びもとても楽です。

また、 教科書や参考書はPDF化することで書き込みがしやすくなったり、ブックマーク機能を活用すればページ管理もしやすくなったりする などのメリットもあります。

このように、本を電子化したい人にとって、自炊はおすすめの方法です。

では、実際に自炊するにはどうしたらよいのでしょうか?

ここでは、自炊のメリットと共に、自炊の仕方、電子化したデータの活用の仕方などについて、ご紹介していきます。

なお、教育現場で活用できるPDF編集ソフトPDFelementを使って教科書や参考書を読むこわざについても説明していきます。

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目次:

Part 1. 大学の教科書や参考書を自炊する3つのメリットとは



本の自炊のメリット



大学の教科書や参考書は、比較的厚みや重みのあるものが多いです。

そのため、一人暮らしの限られたスペースに大量の教科書を保管したり、授業のコマ数が多い日の持ち物の重さに苦労したりすることもあるでしょう。

もしも、教科書や参考書を自炊できれば端末1台で十分です。

では、自炊には具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、自炊のメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

保管場所がいらない

大学の教科書や参考書は、自炊することで1つのデジタル端末にまとめて保存することができます。

そのため、本棚も不要。保管場所が必要なくなり、その分、自宅を有効に使えるようになります。

 

大量の本を持ち運べる

大学の教科書や参考書を自炊し、1つのデジタル端末にまとめて保存することがでれば、持ち運びがとても楽です。

特に、授業の兼ね合いで大量の教科書や参考書を持って行かなくてはいけない場合なども、自炊していればデジタル端末を1台持参するだけで済むようになります。

 

劣化しない

紙の本は、置き場所によっては紙が変色してしまったりすることがあります。

それに対し、電子化されたデータでは、どれだけ長い期間保存しても劣化を心配する必要はありません。

そのため、教科書や参考書など、長く使うような書籍やきれいな状態で保管したい書籍は、自炊すると安心です。

 

Part 2. 大学の教科書や参考書を自炊する2つの方法を紹介



たとえば、大学の教科書や参考書を自炊する場合は、次のような手順で行います。

 

1)書籍を「裁断」してページをバラバラにする

2)バラバラにしたページを「スキャン」しで電子データ化する

3)電子データを保存する端末に取り込む

 

ここでは、自炊の作業のなかで最も労力のいる「本の裁断」方法について、ご紹介していきます。

 

① 自分で裁断する

自分で本を裁断する

                                                                                              著作者: Freepik

自炊するには、まずは本を裁断してページをバラバラにする必要があります。

さらに、ページをきれいに切り揃えておくことで、スキャン時に作業しやすくなります。

裁断の手順は、次のとおりです。

 

1)表紙とページを切り離す

2)ページをバラバラに切り離す

3)切り離したページを裁断機できれいに切り揃える

 

② 業者に頼む

自炊における一番のデメリットは、作業に手間と時間がかかることです。

特に、裁断の作業は丁寧さも必要になるため、業者に委託するのもひとつの方法といえます。

多くの業者は、「裁断のみを頼む」「スキャン作業のみを頼む」「すべての作業を頼む」などから作業内容を選択することができます。

特に、次のような場合は、業者に依頼することをおすすめします。

・自炊する教科書や参考書が多すぎる

・スキャナーや裁断機を購入するにはデータ化する参考書や教科書が少なすぎる

・作業時間が確保できない

なお、自炊を外注する際は、安心してお願いできる業者に依頼しましょう。

 

Part 3. 自炊した教科書や参考書をPDFelementで読むこわざとは

自炊した教科書や参考書は、スキャナーの設定によってPDFファイルだったり、画像ファイルだったりすることがあります。

PDFファイルも画像ファイルも閲覧できて、かつ、必要に応じて書き込みや編集をしたいと考えている場合は、PDF編集ソフトの導入をおすすめします。

たとえば、PDFelementは、1本でPDFファイルの閲覧や編集はもちろんのこと、画像ファイルをPDF化や複数のファイルの印刷や圧縮などができる、とてもコストパフォーマンスのよいPDF編集ソフトです。

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さらに、PDFelementの「自動ブックマーク」機能を使えば、ブックマーク機能のある目次を一瞬で作成することができます。

ここでは、PDFelementで自炊した教科書や参考書を開き、さらに、自動ブックマーク機能を使ってパソコンやデジタル端末で使いやすいPDFファイルにしていきましょう。

(1) PDFelementを開きます。

「PDFを開く」または、画面の真ん中をクリックしてPDFファイルを選択します。

(2) PDFファイルが開きます。

「ブックマーク」または「表示」タブを開き、「自動ブックマーク」をクリックします。

しおり自動作成

(3)しおりが自動的に作成されます。

しおり自動作成

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まとめ

今回は、 大学の教科書や参考書を自炊するメリットや実際にどのように自炊すればよいか などについて、ご紹介してきました。

自炊によって教科書や参考書、書籍などを電子データとしてできるとデジタル端末が1台あれば済むため、保管場所が不要になったり、持ち運びが楽になったりするなど、とてもメリットが大きいです。

また、 PDFelementのような高機能のPDF編集ソフト を使用すれば、 クリックやタップで簡単にページをジャンプできる ようになるなど、電子化した教科書や参考書をさらに自由に活用できるようになります。

ただし、紙の本をきれいに、かつ、効率的に電子化するためには、すべてのページを同じ大きさにまっすぐカットするための「裁断機」や紙をデータ化するための「スキャナー」などを準備する必要があります。

さらに、1冊の本からページをバラバラにする作業は、本当に手間と時間がかかります。

そのようなときは、専門の業者に作業を委託することを検討しても良いでしょう。

いずれにしても、自炊するにはある程度コストがかかります。

しかしながら、教科書や参考書を電子化するメリットはとても大きいです。

メリットとコスト面を十分に比較しながら、自炊方法を検討してください。

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作成日: 2023-03-30 21:14:57 / 更新日: 2023-05-22 11:39:39

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