「卒論目次の作り方がイマイチよくわからない」
「卒論目次の書き方を知りたい」
「卒論目次を作る時に何かいいソフトはないの?」
この記事では上記の疑問にお応えします。
卒論目次とは、卒業論文の構成を示した論文全体の流れや内容を把握するための目次のこと。目次には以下の情報を記述します。
卒論目次は論文の構成を明確にし、論文執筆の指針になる必要があります。したがって、以下のポイントを押さえる必要があります。
別の言い方をするなら、上記3点をインプットできればスムーズな作成が可能です。
この記事では、卒論目次の作り方について詳しくまとめました。どのように作ったらいいかわからず困っている方は、ぜひ参考にしてください。
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卒論目次の基本構成は以下のとおりです。
1.序論
1.1 研究背景
1.2 研究目的
1.3 研究方法
2.理論的背景
2.1 過去の研究
2.2 理論的枠組み
3.実証分析
3.1 分析方法
3.2 分析結果
4.考察
4.1 結果の解釈
4.2 結果の限界と問題点
4.3 今後の課題
5.結論
5.1 論文のまとめ
5.2 研究成果の評価
5.3 応用可能性と展望
6.参考文献
上記の基本構成はあくまで一般的な卒論目次の例です。ただし、学校や専攻によっては構成が異なる場合もあります。
また、各章節にはさらに細かい項目が存在する可能性も。したがって卒論目次は、論文全体の構成を明確にすること・論文執筆の指針になることが求められます。
まずは基本構成をインプットし、各章節を慎重に作成していきましょう。
先ほどの基本構成をもとに、卒論目次の書き方について説明をします。
1.1 研究背景
⇒「本研究では、どのような問題点や背景があるのか」を明確にし、その問題点や背景について述べます。
1.2 研究目的
⇒「本研究の目的は何か」を明確にし、その目的に沿った研究を進めるための方針を示します。
1.3 研究方法
⇒「どのような方法で研究を進めるのか」を明確にし、その方法に基づいた研究を進めるための方針を示します。
2.1 過去の研究
⇒「これまでに行われた関連研究について、どのような成果があったのか」を概説し、その成果を踏まえた上で本研究の位置付けを示します。
2.2 理論的枠組み
⇒「本研究で用いる理論的枠組みについて、どのようなものか」を明確にし、その枠組みに基づいた分析を進めるための方針を示します。
3.1 分析方法
⇒「どのようなデータを収集するのか」「どのような分析方法を用いるのか」を明確にし、研究を進めるための方針を示します。
3.2 分析結果
⇒「収集したデータをどのように分析した結果、どのような成果が得られたのか」を明確にし、研究成果を提示します。
4.1 結果の解釈
⇒「分析結果をどのように解釈するか」を明確にし、その解釈に基づいた考察を行います。
4.2 結果の限界と問題点
⇒「分析結果にはどのような限界や問題点があるのか」を明確にし、その限界や問題点に対する対策を示します。
4.3 今後の課題
⇒「今後どのような課題が残されているのか」を明確にし、今後の研究にどのような方向性が求められるのかを示します。
5.1 研究のまとめ
⇒「本研究の目的は何であったか」「どのような手法で研究を進めたか」、「どのような成果が得られたか」などを簡潔にまとめます。
5.2 研究の貢献
⇒「本研究が社会や学術界に与える貢献について、どのような点があるか」を明確にし、その貢献を示します。
5.3 次の展望
「今後の研究に向けて、どのような課題や方向性があるか」を示し、次の展望について述べます。
⇒参考文献は卒論で引用した文献のリストです。書き方は引用する文献の種類によって異なるので、以下を参考にしてください。
①:基本的な書き方
・著者名(姓名の順)
・書名
・出版社名、または学会名
・出版年
・ページ数、またはURL
②:論文を引用する場合の書き方
・著者名(姓名の順)
・論文のタイトル
・掲載雑誌名、または書籍名
・巻数、号数、ページ数
・出版年
③:書籍を引用する場合の書き方
・著者名(姓名の順)
・書名
・出版社名
・出版年
・ページ数
④:Webサイトを引用する場合の書き方
・著者名(姓名の順)
・Webサイトのタイトル
・掲載Webサイト名
・アクセス日付
・URL
⑤:参考文献リストの作成
参考文献のリストは論文の末尾に掲載します。以下のポイントに注意して書きましょう。
・参考文献のリストは書き出し順に番号を振ります。
・著者名の順番はアルファベット順に並べます。
・複数の著者がいる場合は最初の著者の名前を書き、その後に「ほか」と記載します。
以上が卒論目次の具体的な書き方です。
目次は卒論において重要な要素のひとつ。明確でわかりやすい構成と書き方が求められます。
卒論目次の作り方は以下のとおりです。
それでは詳しく解説していきます。
officeソフトの定番「Word」には、卒論目次をかんたんに作成できる機能が備わっています。作り方としては以下の3ステップです。
それでは操作手順について解説します。
1.ページ番号をふる
まずは卒論に各ページに番号をふる編集作業からスタートします。
①:Wordで卒論ファイルを開き、上部メニューから「挿入」を選択します。
②「挿入」メニューの中にある「ページ番号」をクリックします。
「ページ番号」をクリックすると、「ページの上」「ページの下」「ページの余白」などの番号を振る箇所のメニューが表示されるので、お好みのものをクリックしてください。
なお、番号ふりの一般的な箇所は「ページ下」です。
2.本文の見出しを「見出しスタイル」に変更する
続いては本文中の見出しとなるテキストに「見出しスタイル」を適用させます。
手順は次のとおりです。
「見出し1」に設定したテキストは、大見出し(章)になります。そして「見出し2」に設定されたテキストは中見出し(節)に。「見出し3」に設定されたテキストは小見出し(項)になります。
上記を参考に論文の見出しにしたいテキストに、各見出しを設定していきましょう。
3.目次の自動作成
最後は目次を自動作成するステップです。
以上で目次が自動で作成されます。
PDFelementの自動ブックマーク機能をつかえば、あっという間に目次を作成できます。先ほどのWordよりも簡単なので、スムーズな卒論目次の作成を目指すならおすすめです。
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次はPDF編集ソフト「PDFelement」の自動ブックマーク機能を使用して、目次を作成する方法を解説します。
自動生成された目次(ブックマーク)は左側のブックマークパネルでチェック可能です。
PDFelementの自動ブックマーク機能で、目次の作成だけでなく、長い論文や多数の参考文献を扱う際にも非常に役立ちます。
また、PDFの注釈機能も、論文の品質を向上させるための重要なツールです。この機能を活用することで、論文の各部分に対して詳細な注釈を追加したり、重要な箇所をハイライトしたりすることができます。
これらの機能により、論文の閲読と作成をより効率的に進めることが可能になります。
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卒論目次を作る際の注意点は以下のとおりです。
それでは詳しく解説していきます。
卒論目次を作成する際は、論文の内容を整理し明確な構成を考えることが重要です。目次は論文の構成を表すものであり、読者にとって論文の全体像を伝える重要な役割を果たします。
したがって、以下のポイントを踏まえて目次を決定しましょう。
卒論目次を作成するタイミングは、研究の計画を立てた後が理想的です。目次を作成することで、研究の概要を整理し研究の方向性を明確にできます。
また、目次を作成することで各章の内容が明確になり、研究をスムーズに行うことが可能です。
ただし、研究が進むにつれて目次の修正が必要になる場合もあるので注意しましょう。
卒論目次における作り方のポイントをおさらいしましょう。
上記3点をインプットできればスムーズな作成ができます。
また、PDFelementを利用すれば作業負担を大幅に軽減できるので、研究に集中したい方はぜひダウンロードしてみてください。
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