Home > PDFページ > PDFページをトリミング、余白サイズの調整が可能!

PDFをトリミングする方法|標準アプリ・オンラインツール・専用ソフト・スマホアプリで余白を切り取る

「PDFの余白が大きすぎて資料が読みづらい」、「提出用にスキャンしたデータの切り取り方がわからない」

このように、PDFの編集作業で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

実は、PDFのトリミング作業は、目的に合った正しいツールを選べば、誰でも簡単かつ数秒で完了できます。

本記事では、MacやWindowsの標準アプリ、インストール不要のオンラインツール(HiPDF)、高機能な専用ソフト(PDFelement)、そしてスマホアプリの4つのルートを使ってPDFをトリミングする方法を徹底解説します。

▼ この記事で分かること
  • ・【無料・手軽】 標準アプリやオンラインツールでサクッとPDFの余白を切り取る手順
  • ・【プロ級・効率】 専用ソフトを使って全ページを一括で綺麗にトリミングする方法
  • ・【スマホ・外出】 iPhoneやAndroidを使って場所を選ばずPDFを切り抜くテクニック
  • ・【判断基準】 「今、どのツールを使うべきか?」がひと目でわかる選び方

PCとスマホで手軽にPDFページをトリミングできるツール「PDFelement」

Part1. PDFトリミングの結論|4つの方法から最短ルートを選ぶ

本記事では「標準アプリ」、「オンラインツール」、「専用ソフト」、「スマホアプリ」の4つの方法を紹介しますが、すべての方法を覚える必要はありません。

まずはここでPDFトリミングの基本的な仕組みを理解し、現在の状況(急ぎ・機密性など)に合わせて「最短ルート」を選びましょう。

1-1. PDFトリミングとは何か|ページの表示範囲を切り取る操作

PDFのトリミングとは

PDFトリミングとは、ページ内の不要な余白や情報を隠し、必要な部分だけを「表示範囲」として再設定する操作のことです。

画像編集の「切り抜き」とは異なり、多くのツールではデータを削除せず「表示枠(CropBox)」を変更するだけの非破壊編集である点が特徴です。

▼よくある混同:トリミングと他の操作の違い
  • ・トリミング(切り抜き): 1枚のページの中で、見せたい範囲(表示領域)を調整する操作
  • ・ページ削除: ファイルから特定のページそのものを完全に取り除く操作
  • ・画像のクロップ: PDF内の「画像オブジェクト」だけを切り抜く操作(PDFトリミングはページ全体が対象)

1-2. PDFをトリミングするシーンって?|提出・印刷・スキャンPDFの余白整理

PDFの切り取りは、資料の見栄え向上や印刷コスト削減のために行われます。

具体的には「提出資料の体裁整理」、「印刷時のコスト削減・視認性向上」、「自炊(スキャンデータ)の最適化」といったシーンで、余白をトリミングするニーズが発生します。

  • ・提出資料の体裁整理(ビジネス):

スキャンした請求書や契約書の周囲にできた黒い影や、不要な余白をカットし、信頼できるビジネス文書として整えます。

  • ・印刷コスト削減と視認性向上(印刷):

不要な余白を削ることで、コンテンツを用紙いっぱいに拡大して印刷でき、文字や図面が見やすくなります。インクや用紙の節約にもつながります。

  • ・スキャンデータ・自炊の最適化(閲覧):

書籍をスキャンした際に生じる「ノド(綴じ代)」や傾きによる余白を除去し、タブレットやスマホの画面サイズに合わせて読みやすく最適化します。

1-3. 失敗しない準備|元PDFを残す・全ページ適用の確認

トリミング作業で最も多い失敗は、「元に戻せなくなった」、「意図せず全ページを切ってしまった」というトラブルです。

これらを防ぐため、作業前には必ず以下の2点を確認してください。効率よく作業を進めるためにも、リスクヘッジは欠かせません。

  • ・元ファイルのバックアップ(複製)を作成する:

前述の通りトリミングは非破壊編集が多いですが、ツールや保存形式によっては上書きされて元に戻せない場合があります。必ず元ファイルをコピーしてから作業を開始してください。

  • ・「適用範囲」を必ず確認する:

トリミングを実行する際、「現在のページのみ」か「全ページ一括」かの設定を必ずチェックしましょう。特にスキャンした書籍など、偶数・奇数ページで余白の位置が異なる場合、一括適用すると必要な文字まで切れてしまう可能性があります。

1-4. PDFトリミングの選び方

以上を踏まえて、どのツールでPDFを切り取るべきかは、「機密性・頻度・ページ数・作業環境」で判断するのがオススメです。

以下の表を参考に、PDFトリミングに最適なツールを選んでください。

重視するポイント

推奨ツール

選び方の理由

とにかく急ぎ・ソフト不要

HiPDF (オンライン)

インストール不要でブラウザから即完了。無料でPDFトリミングしたい単発作業に最適。

機密文書・大量処理

PDFelement (専用ソフト)

オフライン処理で安全。数百ページのPDF切り取りも一括処理可能。

Macユーザー・標準派

Mac標準「プレビュー」

追加コストなしで高機能。ただし数値指定など細かいトリミングは苦手。

Windowsユーザー・標準派

Win標準 (Print to PDF)

専用アプリがない場合の緊急避難策。精度は低い。

スマホ・外出先

PDFelementアプリ

スマホのタッチ操作で直感的にPDFをトリミング可能。

なんとなくここで目星がついたら、本記事内の該当する章にジャンプして早速作業を始めましょう!

Part2. 標準アプリでPDFをトリミングする方法|まず無料で試す

標準アプリを使えば、新しいソフトを入れずに無料でPDFトリミングを試せます。機能は制限されますが、簡易的な切り取りなら十分対応可能です。

①Mac標準アプリでPDFをトリミング|プレビューで余白を切る

Mac標準の「プレビュー」は、直感的な操作でPDFの余白をトリミングできます。

注意:この方法では、トリミングした選択範囲外部分について、“プレビュー”では表示されませんが、他のアプリでは表示されるケースがある点に注意してください。

Step1. PDFをプレビューで開き、マークアップツールを表示する

対象のPDFファイルをダブルクリックしてプレビューアプリで開き、画面右上の[マークアップツールバーを表示]ボタンをクリックして編集メニューを展開します。

macのプレビューでPDFをトリミング

Step2. トリミングしたい範囲を選択して切り取る

ツールバー左上側の[長方形で選択]を選択。

macのプレビューでPDFをトリミング

残したい範囲をドラッグして囲み、ツールバーの[切り取り]ボタン(またはCommand+K)を押してトリミングを実行します。

macのプレビューでPDFをトリミング

注意: この方法は「数値で正確に切る」ことや「直感的な範囲指定」が難しいため、あくまで緊急用の代替案として認識してください。

macのプレビューでPDFをトリミング

② Windows標準アプリでPDFをトリミング|標準だけで難しい時の代替

Windows標準機能には直接的なPDFトリミング機能がないため、「Microsoft Print to PDF」で擬似的に余白をカットします。

Step1. ブラウザでPDFを開き、印刷画面へ進む

PDFをEdgeやChromeで開き、印刷メニュー(Ctrl+P)を呼び出してプリンターに[Microsoft Print to PDF]を選択します。

windowsでPDFをトリミング

Step2. 用紙サイズと倍率を調整して「擬似トリミング」を行う

[その他の設定]から印刷設定の倍率(スケール)を100%以上に拡大します。

左上を起点に拡大されるため、主に右側や下側の余白を印刷範囲外へ押し出すことができます。左や上の余白は調整できないため、プレビューで切れ方を確認しながら保存してください。

windowsでPDFをトリミング

Part3. オンラインツールでPDFをトリミングする方法|HiPDFで余白を切り取る

「ソフトを入れたくない」、「今すぐPDFをトリミングしたい」場合は、オンラインツールが最適です。

ここではWondershare社が公開しており、信頼できるオンラインツール「HiPDF」を使って、ブラウザ上で手軽に余白を切り取る手順を紹介します。

3-1. HiPDFが向くケース|急ぎ・少ページ・ソフト不要

オンラインツールでPDFをトリミング

HiPDFは、インストール不要で無料のPDFトリミングが可能です。処理後60分でファイルが削除されるためセキュリティにも配慮されており、単発の作業や急ぎのPDF切り抜きに最適です。

3-2. HiPDFでPDFをトリミングする手順|アップロード→範囲指定→保存

HiPDFなら、ドラッグ&ドロップと範囲指定だけの簡単ステップでPDFトリミングが完了します。

Step1. HiPDFにトリミング編集したいPDFをアップロードする

ブラウザからHiPDFにアクセスして、「PDFをトリミング」ページにアクセス。

※PDF内容を直接編集したり、結合・保護したりできる「PDFを編集」メニューもオススメです

画面中央にファイルをドラッグ&ドロップするか、デバイスからPDFを選択して、アップロードします。

hipdfでPDFファイルをトリミングする

Step2. トリミング範囲を調整して適用する

表示されたプレビュー画面で枠(クロップボックス)を操作して残したい範囲に合わせてマウス操作で調整します。また、トリミング適用ページの指定も忘れないで、全てのページに適用したい場合は[すべてのページ]を選択しておきましょう。

非常に直感的な操作でPDFのトリミング範囲が適用できます。

hipdfでPDFページを切り取り

Step3. 保存してPDFをダウンロードする

処理が完了したら[ダウンロード]ボタンをクリックして保存し、余白がきれいにトリミングされたPDFを確認します。

hipdfでPDFのページをトリミング

Part4. 専用ソフトでPDFをトリミングする方法|最短で終えるならPDFelement

大量のファイルや機密文書を扱うなら、専用ソフト「PDFelement」が最も確実です。プロ仕様の機能で、数百ページのPDFを一括トリミングすることも可能です。

PDFelementが向くケース|複数ページ・繰り返し作業・機密書類

PDFelementを使ってpdfをアウトライン化する

結論から言うと、「仕事で使うなら専用ソフト一択」です。
オンラインツールや標準アプリは「閲覧のついで」の機能に過ぎませんが、PDFelementは「編集するため」に設計されているため、効率と自由度が桁違いです。

また、AI機能も豊富に搭載されており、例えば内容の要約や質問など、大量・難解な内容も一瞬で理解・質問できる優秀なアシスタントとしても活躍してくれるでしょう。

特に以下のケースでは、PDFelementが唯一の解決策となります。

  • ・大量ページの一括処理(バッチ処理):

論文やマニュアルなど、数百ページあるPDFの全ページ(または指定範囲)を、一度の操作で同じ位置・サイズにトリミングできます。

  • ・完全なセキュリティ(オフライン):

PC内で処理が完結するため、機密情報が外部サーバーに送信されるリスクがゼロです。契約書や請求書の処理に必須の条件です。

  • ・ミリ単位の精密な調整:

マウスでのドラッグだけでなく、数値入力で正確な寸法を指定したり、トリミング後にファイルサイズを圧縮したりと、高度な制御が可能です。

PDFelementを使ってpdfをアウトライン化する

 PDFelementでPDFをトリミングする手順|開く→余白整理→保存

PDFelementを使えば、全ページへの一括適用もワンクリックで完了します。

Step1. PDFelementでPDFを開く

PDFelementを起動し、ホーム画面にPDFファイルを直接ドラッグ&ドロップして読み込みます。
※PDFファイル規定のソフトとして設定しておけば、ファイルをダブルクリックするだけで直接PDFelementが起動します

Step2. トリミングで余白を切り取る|全ページ適用も設定

[ツール]タブから[ページをトリミング]を選択。

PDFelementを使ってPDFページをトリミングする

トリミング範囲を指定して[OK]でトリミングできます。

PDFelementを使ってPDFページをトリミングする

なお、設定パネルのページ範囲で[すべてのページ]を選ぶことで、全ページ一括でPDFの余白を切り取ります。

※マウス操作によるトリミングも可能

PDFelementを使ってPDFページをトリミングする

Step3. 保存して表示を確認する

結果を確認し、全てのページが意図通りにトリミングされていることを見てからファイルを保存します。

Part5. スマホアプリでPDFをトリミングする方法|外出先でも余白を整える

「移動中にスマホで資料を確認したら、余白が大きすぎて文字が読めない」、「PCがない環境で、急いで修正して送り返さなければならない」

ビジネスの現場では、PCを開けない状況での対応力が問われます。

スマホの標準機能には制限が多いですが、正しいアプリを選べば、外出先でもPC並みのクオリティでPDFの余白を整えることが可能です。

5-1. iPhoneでPDFをトリミング|まずは標準機能で試す

iPhone標準の「ファイル」アプリには直接的なPDFトリミング機能がありません。

そのため、スクリーンショットを撮影して「写真」アプリで画像を切り抜き、再度PDF化するという代替手段を使います。

  • 方法:PDFを表示してスクリーンショットを撮影し、「写真」アプリの編集機能で余白を切り取ってから、「PDFとして保存」し直します。

ただし、この方法は画質が低下するうえに、テキストデータが画像化されてしまうため、あくまで緊急用と割り切る必要があります。

5-2. AndroidでPDFをトリミング|標準で難しい場合の選択肢

Androidの場合も同様に、標準の「Googleドライブ」や「PDFビューアー」は閲覧専用であることが多く、ページサイズの変更(トリミング)には不向きです。

スキャンアプリ(Googleドライブのスキャン機能など)を使えば撮影時の調整は可能ですが、既存のPDFファイルの余白を後からカットするには、サードパーティ製アプリの導入が不可欠です。

5-3. PDFelementアプリでPDFをトリミング|開く→余白整理→保存

pdfトリミングできるアプリ

結論、先ほどPart4で紹介したPDFelementのアプリ版なら、スマホでも画質を落とさずにPDFをトリミングできます!

Step1. ツールからPDFトリミング機能を起動

スマホでPDFelementアプリを起動し、[ツール]タブから[PDFトリミング]を選択します。

スマホでPDFのページをトリミング

Step2. トリミングしたいPDFファイルを選択

トリミングしたいファイルを[PDFelementファイル]もしくは[PDFelement-iCloud]から選択してインポートしましょう。

スマホでPDFのページをトリミングする

Step3. 保存してPDFを表示・共有する

枠の四隅をドラッグしながら、移動させれば、直感的なトリミングが可能です。調整できたら、画面右上の[適用]をタップして反映しましょう。

なお[すべてに適用]にチェックすれば、PDF内全てのシートに一括適用も可能です!

スマホでPDFのページをトリミングする

Part6. Q&A|PDFトリミングでよくある質問

最後に、作業中に多くの人がつまずくポイントや、知っておくべき疑問をQ&A形式でまとめました。

トラブルを未然に防ぐための知識として、ぜひ目を通してください。

Q1. PDFトリミングは無料でもできる?

回答:はい、可能です。

Mac標準の「プレビュー」や無料オンラインツール「HiPDF」を使えば、コストをかけずに余白を切り取ることができます。

ただし、標準アプリは「1ページずつしか処理できない」「数値指定ができない」といった機能制限があるため、数十ページ以上の資料や、ビジネスで頻繁に行う場合は、作業効率の面から専用ソフト(PDFelement)の導入が推奨されます。

Q2. 全ページを同じ余白でトリミングする方法は?

回答:専用ソフトの「全ページ適用」機能を使いましょう。

「PDFelement」などのソフトなら、指定したトリミング範囲を全ページにボタン一つで反映させることができます。

Q3. トリミングしても印刷が崩れるのはなぜ?

回答:画面上の「表示範囲」と、印刷用の「用紙サイズ」が異なっているためです。

PDFトリミング後も印刷が崩れる場合は、印刷設定で「用紙サイズに合わせる」を選ぶか、専用ソフトでページサイズ自体を再構成してください。

Q4. 機密書類をオンラインで扱って大丈夫?

回答:リスクはゼロではないため、ツール選びと使い分けが重要です。リスクを避けるため、ツール選びは慎重に行うべきです。

セキュリティが不安な場合は、ネットにアップロードしないオフラインの専用ソフト(PDFelement)でPDFをトリミングすることを強く推奨します。

まとめ|用途に合わせた最短の選び方

本記事では、標準アプリから専用ソフトまで、PDFをトリミングする4つの方法を紹介しました。最後に、あなたの目的別に「どのツールを使うのが正解か」を整理します。

  • ・とにかく急ぎ・ソフト不要:HiPDF(オンラインツール)
  • ・Macでコストをかけない:標準アプリ(プレビュー)
  • ・大量処理・機密文書:PDFelement(専用ソフト)
  • ・外出先のスマホ作業:PDFelementアプリ(スマホ版)

あなたの目的に合ったツールを選べば、PDFの余白切り取りは驚くほど簡単になります。最適な方法で資料を整え、業務効率をアップさせましょう!

役に立ちましたか?コメントしましょう!

登録 / ログイン してからコメントを書いてください
user
{{item.name || userName}}
{{item.time}}
{{item.message}}
{{item.likes}} 返信をキャンセルする 返信
登録 / ログイン してからコメントを書いてください
user
{{item1.type == 2 ? authName : item1.name ? item1.name : userName}}
{{item1.time}}
@{{item1.reply_to_type == 2 ? authName : item1.reply_to_name ? item1.reply_to_name : userName}} {{item1.message}}
{{item.likes}} 返信をキャンセルする 返信
登録 / ログイン してからコメントを書いてください

作成日: 2017-06-22 20:12:31 / 更新日: 2026-01-04 17:19:31

お問い合わせ

この文書または製品に関するご不明/ご意見がありましたら、 サポートセンター よりご連絡ください。ご指摘をお待ちしております!

スマートに、シンプルに、
AI搭載PDFソリューション