はじめに
iPad/iPhoneを使用してダウンロードしたファイルを後で探そうとすると、保存場所が分からず本当に困りますよね。
この記事では、ダウンロードしたpdfファイルの保存場所や、そのデータファイルの保存先を変更する方法をも詳しく説明します。
目次:
➬Microsoft Office、画像、テキストなど合計17種類のファイル形式に対応。
➬レイアウトと書式を崩さずに、各形式に合わせた高度設定も可能。
➬互換性あり!他のファイル形式からPDFまで直接作成/変換可能。
1.iPhoneのデータをPDFとしてダウンロードするときの保存先
•ダウンロードしたファイルはどこに保存されるか?ダウンロードしたファイルは、2箇所の保存先に保存されます。
つまりiPad/iPhoneではダウンロードしたファイルの種類や、ダウンロードした時のメニューにより自動振り分けされるのです。このことをよく覚えておいて下さい。
(1) 写真の場合
写真の場合は「写真」アプリに保存されますので、「ライブラリ」を開ければ自分の保存した写真を見つけることができます。
(2)「ダウンロード」や「保存」ボタンを押した場合
「”ファイル”に保存」を押して保存したファイルは、「ファイル」アプリに保存されます。
つまり、写真でも「ダウンロード」ボタンを押した場合は、「ファイル」アプリに保存されることになるのです。
→関連記事:
iPhoneでPDFファイルを保存する方法
(3) PDFの保存先としてファイルアプリ、Apple Books、クラウドサービスを選ぶ場合
①「ファイルアプリ」を使用する場合
「ファイルアプリ」とは、iPad/iPhoneとMacの間で保存したファイルを相互に同期を取りながら確認する内臓アプリです。どの端末(iPad/iPhone、Macパソコン)でも保存ファイルを表示可能ですので、ファイルを端末内に保存する必要がありません。
またこの保存ファイルを格納したiCloud(クラウドサービス)では、閲覧,編集するだけでなく、タグを使用した整理や別のフォルダへのデータ移動、コピー、検索が可能です。
②「Apple Books]を使用する場合
Apple BooksはAppleが提供する電子書籍サービスです。iOSに対応したiPad/iPhoneとMacパソコンに対応しています。つまりこのアプリを使用するとApple Book Storeで購入した電子書籍(PDF)をどのApple端末でも表示することができるのです。Appleの端末間でデータ同期が出来る為、読んでいる本の続きを異なる端末で読むことも可能です。
③「クラウドサービス」を使用する場合
iPad/iPhoneの代表的なクラウドサービスはiCloudです。主にデータバックアップとして使われますが、メール機能も備わっています。使い方はiPad/iPhoneで撮影した動画、写真、また音楽、PDFファイル、書類、カレンダー等の情報や、各種設定をこのiCloudに保存します。
そうすると同期が取れているMacパソコンなどの他の端末で保存情報を確認することが出来るのです。
iCloudを使用するにはApple IDからiCloudアカウントを作成後、iPad/iPhoneやMacパソコンからiCloudの設定を行います。この設定が完了するとiCloudに動画、写真、音楽、PDFファイル、書類、カレンダー等のバックアップを開始します。
その後、同じApple IDを使用した端末でiCloudにサインインをするとどの端末でも最新情報を確認することが可能となります。もちろん、Windowsパソコンでも指定のソフト(iCloud for Windows)を使用すれば、この情報を確認できます。
→関連記事:
iPhone向けの無料PDFビューワー10選
2.保存先を変更する方法
iPad/iPhoneで容量が足りない場合は、他の保存先を選びます。
まず、指定のPDFファイルを表示し、メイン画面下メニューバーの「共有」ボタンを押します。その後「共有メニュー」を下へスクロールして「“ファイル”に保存」を押します。
ここで、新しい保存先(iCloudやパソコン等)を指定します。
iCloudを使用しiPad/iPhoneから大きな容量のデータバックアップが出来るようになりました。
無料で5GB分のPDF、写真等のバックアップが利用できます。有料でも50GBで130円/月、200GBで400円/月、2TBまで1300円/月とリーズナブルな価格設定です。(2021年9月21日現在)
iCloud以外では、パソコンにデータを移す方法があります。その時パソコンのCドライブを使用します。
またそれでも容量が足りない場合は外付けのHDDドライブを使用します。
→関連記事:
iCloudストレージの空き容量が不足の原因と解決策
3.ほかのファイルの保存先
「ファイルアプリ」を使用すると、Apple以外のクラウドサービスを追加して使用できます。そのため他の端末でファイル共有する時は、外部のクラウドサービスと連携させます。
iCloud以外のクラウドサービスを使う場合は、前もって各公式アプリをインストールして使える状態にしておきましょう。
代表的なクラウドサービスとしては、DropboxやOneDrive(Microsoft)、Googleドライブ(Google)、Adobe Creative Cloud(Adobe)があります。保存容量や利用料金が異なりますので、よく比較して最適なものを選びましょう。
またいろいろなクラウドサービスを利用すると保存ファイルがあちこちに分散します。ご自分の管理の為にも出来るだけ1つのサービスに集中させることがベターです。
まとめ
このようにiPad/iPhoneを使う利用者には、iCloudは非常に便利なサービスです。自動でiCloudがデータのバックアップを行う為、離れた相手とも写真やPDFファイルのシェアも可能です。
但し、デメリットも有ります。いつまでiCIoudの課金を続けていくのか?また容量が増えた場合は料金が高いプランへ移行する必要があります。さらにiPad/iPhoneの容量よりiCloudの保存容量が大きくなるとデータを戻すことが難しくなります。
よって、メリット、デメリットをよく考えて適切な使い方を選択する必要があります。
役に立ちましたか?コメントしましょう!