執筆時点現在、いまだにコロナの脅威は衰えず、感染者が日々増加しています。まだまだ在宅勤務によるテレワーク は解消されません。このように長期間出社することができない状況では、会社間取引の精算サイクルも繰り返し進んで行きますから、「オンラインで印鑑・署名ができたら便利なのに!」と思っている方は非常に多いでしょう。
そのような方の悩みにお答えするため、wondershare製品である「PDFelement」(PDFエレメント)」をご紹介します。
目次:
1. 電子署名とは?手書きサインを電子化!
電子署名とは、手書きのサインを電子化し、PDFなどの文書に記入するものです。
元来、署名と印鑑は、足並みを揃えて発達してきた文化的な風習です。古代中国・ヨーロッパでは、現代よりも機械化されておらず、製造能力が低かったため、材質や技巧を高度にすることで、複製のハードルを高め、“事実上の本物”として扱われていました。印には、“本人の代理も繰り返し同じ印影を付けられる”ため、組織による証明として使われてきました。
一方署名は筆跡なので、その個人以外には複製しにくいものなので、個人による証明、というように使い分けがされてきました。これが現代になって、デジタル署名の技術が生まれたため、印鑑・署名も電子化できるようになりました。
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2. クラウドで行う電子署名の安全性と仕組み
クラウドを経由して電子署名をする場合(以下、クラウド署名)は、その安全性が気になると思います。これは実際はとても安全です。詳しくは以下の通りです。
① HTTPS・SSL通信のため、盗聴できない
クラウド署名は、ドキュメントがクラウドにあり、ブラウザを使って文書の共有と署名をします。このとき、通信は常にHTTPS(SSL)で暗号化されているので、盗聴されることがありません。署名の依頼と対応は電子メールを介して行い、その当事者だけがアクセス可能です。
② 署名フォームだけに署名可能
署名対象ドキュメントの発行者は、署名フォームを作成し、そこだけを相手方に編集可能にしておくことができます。そのため、故意・過失による文書改ざんの恐れがなく、安全です。
③ 文書にパスワードを設定できる
この機能は署名以外でも使える基本的な機能の1つです。偽造やなりすましを防ぐことができるので、クラウド署名においても効果的です。
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3. 電子署名、デジタル署名と印鑑のできるPDFelement
「PDFelement」(PDFエレメント)の電子署名・デジタル署名・電子印鑑機能は、いずれも非常に使いやすい機能です。使いやすいインターフェースで、直感的に操作できます。「なんでこんな変な動作するの?」とか「他のアプリと見た目が同じで意味が違う!」という不可解なストレスが全くありません。関連する機能は以下の通りです。
(1)フォームメニューから「デジタル署名を追加」を選択すると、サイン欄ができます。 (2)保護メニューの「文書に署名」を選択すると、文書に埋め込む「デジタル証明書」が作成できます。これは文書をユニークなものとして証明してくれるものです。偽造を防ぐために使用されます。 (3)保護メニューの「電子署名」を選択すると、wondershareのクラウドストレージにアクセスし、電子署名プロセスを開始できます。このプロセスで、ドキュメントのアップロード、電子署名の依頼の発行、電子署名の記入などができます。 |
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まとめ
電子印鑑・電子署名は、導入をしぶる企業がいまだ少なくありませんが、誰もが心の中では強く望んでいる機能です。それが、コロナなど感染症による影響で、テレワークの比重が高い労働環境であればなおのこと、この機能を導入したいという方はますます増えていることでしょう
「PDFelement」(PDFエレメント)は価値ある選択肢の1つです。PDF編集機能が高度で使いやすいだけでなく、デジタル署名がクラウドと一体化しており、安全性・効率性をより高めています。ぜひ本記事を参考に、有益な意思決定をして頂ければ幸いです。
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