はじめに
紙の書類や画像からテキストデータを抽出したい方には、OCRはとても有効なソリューションです。光学文字認識とも呼ばれるOCRを搭載したスキャナーをお探しの方に、おすすめのモデルをピックアップしてみました。利便性や文字認識の精度、ユーザーの口コミなどを総合的に評価して紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次:
サンワダイレクト400-SCN032
カラーディスプレイ搭載でスキャン結果をすぐにチェックできるのが魅力の製品。場所も取らずに手軽にスキャンできるので人気が高くなっています。もちろんOCR機能も搭載しているので、文書ファイルをテキストデータに起こすことも可能でしょう。 ハンディタイプはリーズナブルで、且つ手軽な操作で利用できるのが大きなメリット。扱いに少しコツが要るのと、大量の書類をスキャンするのには手間がかかると言う点で難がありますが、本の裁断が不要で取り回しがしやすいため、ライトな利用方法を検討中の場合には選択肢になるでしょう。
iCODISスキャナー
こちらは折りたたみ式のOCRスキャナーとなります。ハンディタイプよりは場所を取りますが、据え置きタイプほど場所を取らない、ちょうど中間のバランスが良いタイプと言えるでしょう。 iCODISの製品は価格的にもリーズナブルな部類で、はじめての方やライトユーザーにも候補の一つとなってきます。折りたたみ式は本の裁断が不要な点もメリットで、機械が自動でスキャンしてくれるため読み込み精度が高いです。こちらのモデルはA4紙に対応しているので、標準的な文書やドキュメントペーパーを読み取れます。
iOCHOWS1ドキュメントスキャナー
こちらも折りたたみ式のモデルとなっていますが、上記製品との大きな違いとはしては高画質な800万画素のカメラを搭載している点、そしてA3サイズのファイルを読み込める点となります。少し大きめな書類や書物を読み込みたいとき、綺麗な出力を期待する時には有益です。
価格的には少しアップしますが、その分は作りに差が出てきます。土台部分は重量感があって安定性を高める作りになるように工夫されており、ビデオ撮影など機能性も多彩となっているのが特徴です。据え置き型までは不要でも、少々本格的にOCRを利用したい場合に考えてみてはいかがでしょうか。
サンワダイレクト400-SCN050
据え置きタイプのドキュメントスキャナーで、ビジネス用途で使用頻度がやや多いというケースにぴったりの製品です。据え置き型の特徴としては、一枚一枚を手動でスキャンする必要はなく、書類をセットしておけば自動で読み込まれるので手軽となります。A4用紙でしたら20枚をセットでき、しかも当該モデルは裏表両面を同時にスキャンするので迅速です。
またビジネス用途としては嬉しい名刺リーダーを用意しているので、これをOCRで読み取れば顧客情報の整理にも便利でしょう。プラスティックカードにも対応があります。スモールオフィスでの導入がおすすめできそうです。
富士通ScanSnapiX500
据え置き型のスキャナーとしては定番と言えるモデルではないでしょうか。OCR機能を搭載しており50枚の書類を自動で読み込んでくれます。その速度は1分あたり25枚ですので、30分もあればある程度分厚い書物もスキャン可能です。このモデルはwifiでICT機器と接続できるのも魅力となります。 このモデルのような据え置き型は本を読み込む時には裁断してしまう必要がありますが、精度やスピードを重視する時にはメリットが大きいです。使用頻度が多い場合にはこのモデルに近いクラスの製品を選んでいくと良いでしょう。
まとめ
OCRスキャナーについて紹介してきましたが、お気に入りの製品は見つかりましたでしょうか。手軽なハンディタイプ、高速な据え置きタイプと選べますので、用途に合わせてじっくり考えてみて下さい。 テキストデータ化には専用のスキャナを購入する他にも、ソフトウェアを利用する方法もありますから、調べてみるのも良いでしょう。
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