Macユーザガイドのお世話にならなければ、何も作業が進まない筆者が、初心者でもすぐに使える便利な小技(時短技)を3選してみました。これを知ると作業効率がグンとアップする事間違いなし。皆さんも是非ご一緒にサクサク作業を目指してまいりましょう。
そこで今回はMacユーザーのための小技をご紹介した上で、どうして「PDFelement」(PDFエレメント)もお薦めしたくなるのかをお話ししていきます。
Macユーザー初心者でもすぐに使える便利な小技3選
◆その① Quick Lookで複数ファイルを同時に見る小技
※Quick Lookとは:Quick Look(クイックルック)は、ファイルを開くことなく、ほぼすべての種類のファイル(連絡先、メール、フォルダ、写真など)を高速でフルサイズのプレビューで見ることができる機能です。ただQuick Lookを開くだけなら、Finder上でチラ見したいファイルの上で、スペースキーを長押しするだけです。
・まず、1番目に選んだ項目の上にポインタをおいてから、その項目をクリック⇒Quick Lookウインドウが開いてから複数の項目を選択する時は「Commndキーを押したまま選びたい複数ファイル(項目)をクリック」します。 ・複数でも隣接したファイルの場合 選択したい最初の項目をクリック ⇒「Shiftキーを押したまま最後の項目をクリック」します。 ・最初の項目をクリックし ⇒マウスを押したたまますべての項目の上をドラッグすることも可能です。 ★おまけポイント:[Quick Lookを毎回手動で起動するのが面倒な場合]:Quick Lookを起動するとDockにアイコンが表示されています。 Dock内のアイコンを右クリックして「スタートアップ時に起動」をクリックすることで、次回からログオン時に自動でQuick Lookが起動するようになります。便利ですね。MacではDock(画面下に表示される「ドック(Dock)」)=タスクバー(タスクトレイ)はWindowsでの言い方でした。(最初のユーザーガイドでDockがわからなかった筆者) |
◆その② Macのファイル名をワンクリックで変更する小技
Macでは、Finder上で複数のファイル名を一括変更できるんです!
まず、Macで Finder(Windowsのエクスプローラーみたいなの)を開く ⇒ファイル名を変更したいフォルダへアクセス ⇒上記と同じように複数のファイル(項目)を選択 ⇒右クリックし「◯項目の名前を変更」をクリックします。「Finder 項目の名前を変更」 ⇒ポップアップメニューの中から「テキストを置き換える」・「テキストを追加」・「フォーマットを変更する」のいづれか1つの方法を選びます。下記の方法となるので順番に見ていきます。
・「テキストを置き換える」=文字列を検索して置換(Wordと同じ感じ)機能時は、「検索文字列」と「置換文字列」を入力しましょう。 削除するテキストを「検索」フィールドに入力 ⇒追加するテキストを「置換文字列」に入力。入力すると、「例:〇〇」というところに変更後のファイル名が表示されます。確認して、問題がない ⇒「名前を変更」をクリックします。これで完了です。 ・「テキストを追加」する時は、追加するテキストの場所を選んで「名前の後」か「名前の前」から選びます。 「フィールドに入力」 ⇒テキストを入力・選択すると、「例:〇〇」というところに変更後のファイル名が表示されます。確認して、問題なければ「名前を変更」をクリックします。すると、ワンクリックで複数のファイル名を一括で変更することができています。 ※名前にテキスト(文言)例:社外秘とか を追加できるのは楽で良いですよね。 ・「フォーマット」する時は、 ファイルに「名前のフォーマット」 ⇒「場所」 ⇒「カスタムフォーマット」「開始番号」を入力し、「例〇〇」:というところに変更後のファイル名が表示されるので確認して、問題なければ「名前を変更」をクリックします。 ※開始番号に任意の番号をふれば(5桁まで)同じ名前で末尾に連番の数字をふれるので楽々ですね。 ※上記、3種類すべて使いこなせたら、もはや大技になりますね。 |
◆その③ プレビューでPDFファイルを編集する小技
MacでPDFファイルを編集する時は「プレビュー」というアプリケーションアプリなら簡単なPDF編集が可能です。もともと写真などの画像を表示するためのソフトなので、見たままの作業で進められます。また、Macの初期設定でPDFファイルも自動的にプレビューで表示されるので、特別な準備をせずとも編集ができるので、初心者には助かりますね。
★おまけポイント:Mac初心者で、MicrosoftのWordやPowerPointなどに慣れている場合は、まず言葉の違いを理解することも時短技の1つになると思います。
※まず、元のPDFを残したい場合は、編集する前にPDFを「複製」=コピー機能を利用して複製を作成して保存しておきます。Macの「プレビュー」アプリで、変更したいPDFを開きます。 ・テキストにマーカーで文章をハイライトしたり、アンダーラインや取り消し線などを引くことができます。上にある「コメント」を開くと鉛筆マークの下矢印をクリックして、ハイライト、アンダーライン、または取り消し線を選択 ⇒ 「ハイライト」ボタン をクリックし(グレイに変わります)⇒「ハイライト」ボタンの横にある下矢印をクリックして、ハイライト色、アンダーライン、または取り消し線を選択 ⇒テキストを選択すると、選択したハイライトスタイルが自動的にテキストにハイライトが引けます。ハイライトをオフにするには、もう一度ハイライトツールをクリックします。間違ったら「 Controlキーを押しながらテキストをクリック」 ⇒ショートカットメニューから「項目を削除」を選択します。作業を止めるにはもう一度ハイライトツールをクリックします。
▲注意点:ただし、テキスト内の文章の内容を直接編集はできません、注意が必要です。
・ページの回転は回転ボタンをクリックで回転、小技:Command+LもしくはR、トラックパッド(主にノートパソコンのマウスの代わりのポインティング・デバイス)上で2本の指を回すことでも回転します。
・PDF内の領域を「長方形の点線の□」で指定できるようになります。指定した領域は「切り取り」をクリックすることで、切り抜きが可能です。
・PDFのページの削除、削除したいページを選択し ⇒「編集」メニュー ⇒「選択したページを削除」を選択します。または、小技:「Command」キーと「Delete」キーを押しても、削除することができます。(Macの場合はDeleteキー=Backspaceキーと同じ機能と考えます。)
・画像の挿入(書き出し)なども可能です。プレビューでPDFを開き、「ファイル」 ⇒「エクスポート」をクリックします。プレビューと変換された画像を開き、サムネイル領域に新しいイメージをドラッグ ⇒画像として保存。すべての画像を選択 ⇒「ファイル」⇒「プリント」をクリックします。ドロップダウンボタンをクリック ⇒「PDFとして保存」を選択 ⇒画像が正常にPDFに追加されます。
▲注意点:プレビューの弱点は、挿入したい画像をPDFの好きな位置への配置が容易ではありません。また、変換されたPDFは検索・編集ができません。 このようなPDFを編集したい場合には、OCR=「光学的文字認識」を用いた方が便利です。
・墨消し=「黒塗り」 最新のMacOS Big Sur11.0は「墨消し」が出来ます。(以前のバージョンでは出来ません)表示から完全に削除するPDF内のテキストを選択します。編集中は墨消しを変更(もとに戻す)できますが、書類を閉じると、墨消しは恒久的(永久)になります。元の書類を保持するには、複製(コピー)を作成してから墨消しを行います。
▲注意点:署名を要求するフォームの場合は、PDFに署名を追加できます。つまり署名を要求してない場合は署名の追加が別の方法でしか出来ません。
※くれぐれも注意する点はPDF編集を行う際は元のPDFを残したい場合、そうでない場合も編集する前にPDFファイルを「複製」=(コピー)機能を利用してコピーを作成して保存しておきます。 さて、より高度なPDFの編集と言えば「PDFelement」の出番となります。
ここで1つ、Macのプレビューを使わずにwondershare 「PDFelement」(PDFエレメント)を使ってPDFファイルを編集するとします。
●PDFelementなら、開いて、書いている文字・絵(マーク)を見て直感で編集が可能です。例えば、PDFファイルの原本(元の文字)も直接編集できます。上のツールバーから「編集」「テキスト」タブをクリックします。マウスをテキストのところに移動して選択します。編集可能なエリアが枠(Wordの挿入した図の罫線のようなもの)で表示されます。ダブルクリックで文字枠の中の修正したい文字に|縦棒があれば、元のテキストをそのまま修正、削除して任意の文字(文章)に書きかえる事が出来ます。左クリックのままフォントの色、大きさを変える事もWordと同じように(無意識に)出来ます。プロパティでは、フォント、文字サイズ、フォント色、太字、文字飾り、取り消し線なども設定できます。→関連記事:【Macでも出来る!】PDFをPPTに変換する方法
→関連記事:iPad、iPhoneでPDFファイルをPPTに変換を行う方法
まとめ
さあ皆さん、決断の時です。Macの小技もわかったし、Macでたくさん文書ファイルを作成したら、次はPDFファイルにして業務にもテレワークにも活かしたいと考えられたと思います。あとは「PDFelement」(PDFエレメント)をまず無料ダウンロードして使い勝手の良さを実感してみてください。Macの場合、あらかじめインストールされているプレビュー機能でPDFの簡単な編集は可能です。ですが、初心者にはハードルが高い、やりたい事があるたびに作業方法を調べるので慣れるまでには相当な時間がかかってしまいます。
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