はじめに
コロナ渦の影響もあって、テレワーク・在宅勤務がさまざまな業種や職種で広まりました。働き方のニューノーマルが広まる中で注目を集めているのが、クラウドソーシングなどの『在宅勤務で出来る副業』です。でも、実際に仕事を受注するとなると、『資格を持っていないけど大丈夫かな?』『どんな資格が欲しいのだろう?』と心配な方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、資格がなくても仕事を受注することはできますが、資格を持っていることで自分のスキルを証明することができ、仕事探しでも受注しやすくなったり高収入を目指したりすることができます。今回は、そんな在宅勤務で副業をする上でおすすめの資格8つを厳選してご紹介します!
目次:
1.情報系の資格
パソコンや情報系の資格を紹介します。クラウドソーシングなどパソコンを使って仕事を受注するなら、これらの資格はクライアントへのアピールポイントにもなります。
① MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
MOSとはマイクロソフト社の『Excel』『Word』『PowerPoint』といったOffice製品に関する資格です。在宅勤務には欠かすことのできないパソコン操作のスキルを、客観的に証明することができます。特にExcelやWordの操作は在宅副業をしていく上で最低限求められるので、MOSの資格があればスピーティーにパソコン操作をすることが証明できます。
また、取得していく中で自分のスキルも上がっていくので、効率的に作業をこなすことができます。
【MOSが活かせる仕事】
・ データ入力 ・ 書類作成 ・ リスト作成 ・ パワーポイント資料作成 |
② Webライティング能力検定
Webライティング能力検定とは、Webライティングに特化してその能力を測る検定です。在宅ライターとして働きたい人におすすめの資格です。日本語のライティングスキルや関係する法律、トラブル対策など、ライティングの基礎的な知識を学ぶことができ、未経験からライティングを始めたい人にはピッタリの資格です。
この資格があることでWebライティングの実用的なスキルや基礎知識があることをアピールできます。
【Webライティング能力検定が活かせる仕事】
・ Webライター ・ コピーライター ・ ブロガー ・ アフィリエイター |
③ 基本情報処理技術者試験
基本情報処理技術者試験とは、ITエンジニアを目指す上で必須かつ登竜門と言われている資格です。IT業界では新入社員へ取得を推奨している会社も多いようです。未経験からIT系の副業を始めようと考えている方にはおすすめの資格です。内容が実践レベルの問題になっている国家資格なので、実務経験のない未経験者にはアピールポイントになります。
ただし、在宅勤務で受注するお仕事の場合、資格よりも実績や経験が求められる傾向にあります。まずは未経験者歓迎のお仕事を探して実績を積んでいきましょう!
【基本情報処理技術者試験が活かせる仕事】
・ プログラミング ・ ソフトウェア・アプリ開発 ・ セキュリティエンジニア ・ データベース設計など |
2.言語系の資格
在宅勤務で英語翻訳をする仕事や、エンジニアの仕事なども英語の仕様書を読んだりする場面も出てくるので、英語力は役立ちます。またWebライターなどの仕事をする場合は、正しい日本語の知識も必要になってきます。ここではこれらの仕事をする上で言語力をアピールできる資格をご紹介します。
① TOEIC
言わずと知れたTOEICです。世界160カ国で利用されている資格で、英語でのコミュニケーション能力をスコアでアピールすることができます。翻訳や外資系企業とのコミュニケーションなど、英語をフルに使って仕事をする場合は、TOEIC900点以上あると非常に有利に働きます。エンジニア系の職種でも、TOEIC600点以上あると英語を使った仕事は支障なくこなせると判断されることが多いです。
【TOEICが活かせる仕事】
・ 翻訳業務 ・ オンライン英語講師 ・ 海外とやり取りするカスタマーサポート |
② 日本語検定
日本語検定は文部科学省の後援事業で、漢字や敬語、言葉の意味、語彙、文法などが問われます。外国人向けの『日本語能力試験』と間違えられることがありますが、こちらは日本語を使用する人すべてに向けた資格になっていて、Webライターなど正しい日本語を書かなければならない仕事にも役立つ資格です。
一般的には通用してしまう「ら」抜き言葉など、記事を執筆する上では誤りとなってしまうような基礎的な部分を学ぶことが出来ます。ライターにとってこういった誤りは信頼度の低下につながりますので、Webライターを目指す方はチャレンジしてみても良いでしょう。
【日本語検定が活かせる仕事】
・ Webライター ・ 校正・校閲業務 ・ 報告書作成業務 |
3.独立や開業にも役立つ会計系の資格
① 日商簿記
簿記とは、企業の経営成績や財務状況を明らかにする技能で、会計知識を持っていることをアピールできます。経理関係の仕事を受注するのに非常に有効で、特に日商簿記2級以上の知識やスキルを取得出来ればさらに良いでしょう。また、副業で得た収入を確定申告する際にも簿記の知識が使えるので一石二鳥ですね!
【簿記の資格が活かせる仕事】
・ 経理事務 ・ 会計事務 ・ 記帳代行 |
② ファイナンシャル プランナー検定(FP検定)
ファイナンシャルプランナーとは、年金・資産運用・保険・相続・ローンなど家計のお金に関わる知識を有する専門家です。お金の知識を活かして副業をしたい人にはファイナンシャルプランナーの資格をおすすめします。専門性のある資格なので、副業の他にも独立・開業の選択肢もあって、頑張り次第では高収入を目指すことが出来ます。
また、副業だけでなく自分のライフプラン設計にも役立てることができますよ!
【ファイナンシャルプランナーが活かせる仕事】
・ ライフプランコンサルティング ・ 不動産投資 ・ 資産運用など |
4.クリエイティブな仕事に活かせる資格
・ウェブデザイン技能検定
デザイナー系の仕事を希望する人におすすめなのが、ウェブデザイン技能検定です。厚生労働大臣認定の国家資格で、合格すると『ウェブデザイン技能士』として認定されます。Webデザイナーとして仕事を受注する際に非常に有利になる資格です。
【ウェブデザイン技能検定が活かせる仕事】
- Webデザイナー
5.副業で活用すると便利な無料ツール
在宅勤務で副業をする上で、いきなり高価なソフトを購入して準備するのはちょっと気が引けますよね。そこで、私がおすすめする副業をする上で便利な無料ツールを2つ紹介します!
① 無料画像編集オンラインツール『GIMP』
Webサイトなどに挿入する画像を編集するときに、標準のペイントでは機能が少なくて仕事では使いにくかったりしますよね?『GIMP』は無料で使用できる画像編集ツールで、有料ソフトに匹敵する機能を持ったツールです。
レイヤー、トーンカーブ、ヒストグラム、切り抜きやモザイク編集、アニメーション合成など、あらゆることができるツールです!
② 無料PDF編集ツール『PDFlement』
在宅勤務で副業をする上では、オフィスで仕事をする時と違って紙の書類を使って仕事が出来なくなってしまいます。そこでスキャナーを使って紙をPDFに変換することで、資料や各種書類をデータ化してパソコンで扱うことが出来るようになります。ここで一つ問題が。『Readerじゃ編集が出来ない!』そうです。PDF化データはそのままでは直接編集することが出来ないんです。
そんな時おすすめなのが、「PDFelement」(PDFエレメント)です。このソフト一本で作成・編集・変換・結合・圧縮まで、PDFに関することならなんでも出来ます。例えばこちらのPDFファイル。少し文字を変更したい・・・と思ってもReaderだと直接編集することはできません。
「PDFelement」(PDFエレメント)を使うことで、このようにPDFを自由に編集することが出来るようになります!
しかもWordやPowerPointのように直感的に操作できるので、編集作業がサクサク進みます!紙からスキャンしたデータもOCR機能でテキストに変換できるので、もうPDFは使いにくいと困ることはありません。
まとめ
在宅勤務での副業に便利な資格と、おすすめの無料ツールを紹介してきました。資格があるからといって必ず仕事がもらえるとは限りません。
しかし、資格があることで
- 自分のスキルをアピールできる。
- 資格がない人よりも仕事が受けやすくなる
- 仕事の幅が広がる
- 収入アップが目指せる
など、たくさんのメリットがあるので資格はあった方が副業をする上では有利です。ぜひ副業をすすめる上での参考にしてみてください!
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