はじめに
Q:お気に入りの画像がいろんなフォルダに散らばっているから1つのファイルに整理したい!会議に使いたい資料がバラバラのファイル形式だから、まとめるのにひと苦労しそう…便利にファイルを結合と分割の方法はありますか?無料方法が欲しいです!
A:そんなときには1つのPDFファイルに結合するのもおすすめの方法です。手早く1つのPDFファイルにまとめて、ちょっと気になる箇所にはマーカー。さらにコメントや追記もできれば、利用シーンが広がっていくことでしょう。無料方法として、Windows 10の標準アプリ「仮想プリンター」を試してください!
今回はWindows10の標準アプリだけを使った簡単な編集方法をご紹介します。またPDFelement(PDFエレメント)では、編集後の内容をPDFファイルに分割する方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次:
1.Windows10の標準搭載アプリだけで、無料でPDFを結合と編集
① 複数の画像を1つのPDFに結合するには
お気に入りの画像やパソコンで撮ったキャプチャなど、複数の画像を1つのPDFファイルに保存しておきたいときに便利な方法です。
【Step1】.まず、保存したい複数の画像は同じフォルダに格納しておきましょう。任意のフォルダでOKです。
【Step2】.エクスプローラーで画像が入っているフォルダを開きます。
【Step3】.保存したい画像だけをCtrlキーで選択後、右クリックでポップアップメニューを表示して「印刷」を選択します。
【Step4】.印刷ダイアログが表示されたら、プリンターの「Microsoft Print to PDF」を選択します。その他の設定は任意でOKです。
【Step5】.設定が完了したら「印刷」ボタンを押下します。
【Step6】.「印刷結果を名前を付けて保存」ダイアログが開きますので、任意のフォルダにPDFを保存しましょう。
正常に保存できたら、そのPDFファイルをダブルクリックして中身を確認すると、複数ページに連なって画像が保存されているのが確認できると思います。これで複数の画像が1つのPDFファイルに保存されました。
② 会議などで便利! PDFにマーカーを引いてみよう
Windows10の標準搭載機能Microsoft Edgeを使えば、簡単にマーカーを引くことが可能です。
【Step1】.任意のPDFをMicrosoft Edgeで開きます。
(エクスプローラーで対象のPDFが入っている「フォルダ」を開く → 「ファイル」を選択して右クリック →「 ポップアップメニュー」のプログラムから開く → 「Microsoft Edge」を選択)
【Step2】.Microsoft Edgeが立ち上がり、PDFファイルが表示されます。
【Step3】.ツールバーの「強調表示」アイコンを選択してマーカーを引きます。(色は5色から選べるうえ、重なると水彩絵の具のように混ざります)
マーカーを消したいときには「消去」アイコンで消すことができます。必要に応じてPDFを保存しておけば、あとでマーカーを引いた箇所を確認できて便利です。
ちなみに、このマーカーは「文字」の部分に引くことができます。具体的には、テキストファイル・Excel・Wordなどの文字を入力できるソフトで作成してPDFに変換したファイルが対象ということです。画像のみの場合は「手描き」アイコンがありますので、そちらを利用して線を引いてください。ラフに引ける線がおもしろいです。
さて、ここまではWindows10の標準搭載アプリでPDFファイルの簡単な編集をしてきました。ここからは「PDFelement」(PDFエレメント)を使って
・複数ファイルを1つのPDFファイルに結合する ・結合したPDFファイルを編集する ・編集した内容をページ単位で別ファイルに分割して、PDFファイルに保存する |
という手順を解説していきます。
2. PDFelementで結合と編集をする方法
PDFelementはオールインワン編集ソフトで、複数異なる形式のファイルを結合できるだけでなく、ページの抽出や置き換えなど、注釈、PDF保護などだ幅広い機能が備えています。
▶以下のボタンをクリックしてPDFelement を無料ダウンロードできます。
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① 複数のファイルを1つのPDFに結合するには
以下のいろいろな形式のファイルを1つのPDFファイルに結合したい、という想定でお話します。
・テキスト:メモ帳、サクラエディタなどのテキストエディタで作成されたファイル ・Excel:OfficeプログラムExcelで作成されたファイル ・Word:OfficeプログラムWordで作成されたファイル ・画像:PNGファイル |
では、すべてのファイルを1つのPDFファイルに結合してみましょう。
方法1:
【Step1】.まず、保存したい複数のファイルは同じフォルダに格納しておきましょう。任意のフォルダでOKです。
【Step2】.エクスプローラーでファイルが入っているフォルダを開きます。
【Step3】・保存したいファイルだけをCtrlキーで選択後、右クリックでポップアップメニューを表示して「PDFに結合」を選択します。
【Step4】.PDFelement(PDFエレメント)が起動し、「PDFを結合」画面が開いたら「適用」ボタンを押下します。
さきほどご紹介した内容と同様、複数ページに連なってそれぞれのファイルの内容が結合されているのが確認できたと思います。
ここまでは、エクスプローラーで結合したいファイルをすべて選択して結合しましたが、後付けで別ファイルを結合する方法もあります。
その手順も簡単にご説明します。
方法2:
【Step1】.エクスプローラーで結合したいファイルがあるフォルダを開きます。まずは1つのファイルでOKです。
【Step2】.そのファイルを選択して、右クリックでポップアップメニューを表示して「PDFに作成」を選択します。
(PDFelementをインストールしている場合のみ、PDFelemetアイコンが付いた「PDFに作成」が表示されます)
【Step3】.PDFelementが起動し、選択したファイルの内容が表示されます。PDFelement(PDFエレメント)はそのまま起動しておいてください。
【Step4】.さらに結合したいファイルが入っているフォルダをエクスプローラーで開きます。
【Step5】.エクスプローラーで対象のファイルを選択して、そのままPDFelementのウィンドウにドラッグしてください。
【Step6】.ドラッグしたファイルの内容が新たなページに表示されます。
無料で大量なPDFファイルを結合したいとき、ぜひ下記の記事から読んでください。
関連記事:* 無料で複数のPDFファイルを結合する方法もこちら! >>
いかがでしょうか。この方法を利用すれば、1つのPDFファイルにどんどん別ファイルを結合することが可能です。どのページに差し込むのか、などの調整は自由に行ってください。
引き続き、「PDFelement」(PDFエレメント)で編集をしてみましょう。(PDFelement(PDFエレメント)をインストールしている場合のみ、PDFelemetアイコンが付いた「PDFに結合」が表示されます)
PDFelementをまだ試していない人は、無料体験版をお使いください。
② PDFにマーカーを引いたり、コメントを入れてみよう!
・マーカーを引くには
【Step1】.メニューバーの「注釈」を選択します。
【Step2】.画筆マークの「ハイライト」を選択して、色付けしましょう。(色は6色から選べます)
・コメントを入れるには
【Step1】.メニューバーの「注釈」を選択します。
【Step2】.吹き出しマークの「注記」を選択するとマウスポインタが吹き出しマークになるので、コメントを入れたい箇所をクリックしてください。吹き出しマークが貼りつきます。
【Step3】.貼りついた吹き出しマークをダブルクリックするとポップアップの入力画面が開くので、コメントを入力して「×閉じる」を押下しましょう。これでコメント入力が完了しました。
コメントはご自身の備忘録や、修正依頼などのコミュニケーションツールとして活用できる便利なアイテムです。ご自身のアイデアでいろいろな使い方を楽しんでみてください。
(PDFelementでは、ここでご紹介した以外の編集機能が多数に取り揃えられています!)
ここまでPDFファイルの結合・編集をしてきました。最後に、編集したページを別のPDFファイルに保存する手順をご説明します。
【Step1】.対象のPDFファイルをPDFelement(PDFエレメント)で開きます。
【Step2】.メニューバーの「ページ」を選択し、切り出したいページをクリックして選択します。(複数ページを選択したい場合には、Ctrlキーで選択してください)
【Step3】.右クリックでポップアップメニューを表示して「ページを抽出」を選択します。
【Step4】.抽出されたページは、「PDFelement」(PDFエレメント)上の別タブに表示されますので、必要に応じて別名で保存しましょう。
この方法を利用すれば、特定のページだけ別のPDFファイルに分割することが可能です。便利ですね。
まとめ
PDFファイルはテキストなどが変更できないファイル形式。そのファイルを編集したり結合したりすることができる!と知っていただけたことで、ますますPDFの利用シーンが広がったのではないでしょうか。
これからもPDFを積極的に活用してみてください!
下記の記事にもオススメなほかの分割方法をご紹介したので、ご参考になれば幸いです。
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