WindowsからMacに乗り換えた、あるいは会社のPCはWindowsだけど自分が自宅で使いたいのはMac、そんなMacファンのみなさんの中には、MacでOfficeの代わりに使える良いソフトウェア製品が無いかと探している人は多いでしょう。
なぜなら、MacにはOfficeが入っていないから、Mac版のOfficeを購入してインストールすればよいのかもしれませんが、Officeは結構高額です。例えば、Office Home & Business 2019は38,284円、サブスクリプション版のMicrosoft 365 Personalは年間プランの金額が12,984円/年 となっています。
とくに、Officeの高度な機能を使う必要はなく、カンタンな編集や、閲覧ができれば十分といった場合には、なおさらOfficeの購入をためらいますよね。
この記事では、そんなときに使えるソフトウェアをご紹介、インストール版の製品、クラウドサービス版の製品、両方についてご紹介していきます。ぜひ最後までご覧くださいね。価格(2021年6月時点 調べ)
MacでOfficeの代わりに使えるソフトはどれ?インストール版やクラウドサービス版のオフィススイートなどをご紹介
① インストール版
ここではインストール版のフリーソフト
- Libre Office
について、ご紹介します。
- Libre Office
出典:LibreOffice
LibreOfficeはドイツのThe Document Foundationが開発している無料のソフトウェアで、公式サイトにてダウンロードできます。
ワープロソフト/表計算ソフト/プレゼンテーションソフト/図形描画ソフト/データベースソフト/数式ソフトを備えており、Officeの代替機能としては十分といえるでしょう。
Office文書をインポートするときのフォーマット変換機能にもすぐれています。
② クラウドサービス版
次に、クラウドサービス版のフリーソフト
- Google製オフィススイート
- iWorkスイート
- Office Online
について、ご紹介します。
・Google Workspace(旧名:Googleオフィススイート)
出典:Google Workspace
Officeをインストールしないなら、Google Workspaceへ乗り換えるという方法があります。
Googleの「ドキュメント」「スプレッドシート」「スライド」は、「Word」「Excel」「PowerPoint」に対応しています。
Google Workspaceを使用するのに必要なのは、Googleアカウントのみです。Officeで作成したファイルは、カンタンにGoogle Workspaceへインポートできますし、逆にOfficeファイルへエクスポートすることも可能です。
Officeの高度な機能を使用しないなら、Google Workspaceだけで何も問題はないといえるでしょう。
インストールして使えるデスクトップアプリではありませんが、Google Chromeでオフラインアクセスを設定すれば、オフラインでも作業が可能となります。
・iWorkオフィススイート
出典:iWork
Macを使用しているなら、付属されているiWorkオフィススイートを使用する方法もあります。
iWorkの「Pages」、「Numbers」、「Keynote」は、それぞれ、「Word」「Excel」「PowerPoint」に対応しています。
iWorkで作成したファイルはiWork形式となりますが、Office形式で文書のインポートとエクスポートができるので、特に問題はないといえます。 ただし、Mac特有のフォントを使用する際には注意が必要です。
・Office Online
出典:Office Online
Office Onlineは、Microsoftが公式に出しているブラウザから使用できる無料のOfficeです。
使用できる機能については制限がありますが、「Word」「Excel」「PowerPoint」の基本的な編集機能については備えています。
使用に必要なのは、Microsoftアカウント。
高額なMac版Officeを購入する前にOffice Onlineを試してみて、やはり高度な機能が必要だということになったらOfficeを購入するという方法もありますね。
③ その他の方法
これまでご紹介してきたようなOfficeの各ソフトウェアの基本機能を網羅するといったものはなく、Officeの個々のソフトについて代替が可能といった製品をご紹介します。
・「Word」「Excel」の代替ならQuip
出典:Quip
Quipは、リアルタイムで編集が可能な「Word」「Excel」といえるような機能のあるツールです。
チャット機能もあり、部署やチームでの共同作業にも向いています。
「Word」「Excel」の機能だけでよいなら、Googleの「ドキュメント」や「スプレッドシート」よりも使い勝手がよいかもしれません。
・「PowerPoint」の代替ならCanva
出典:Canva
Quipは、リアルタイムで編集が可能な「Word」「Excel」といえるような機能のあるツールです。
チャット機能もあり、部署やチームでの共同作業にも向いています。
「Word」「Excel」の機能だけでよいなら、Googleの「ドキュメント」や「スプレッドシート」よりも使い勝手がよいかもしれません。
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まとめ
この記事では、MacでつかえるMS Officeの代替ソフトについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
Macで使えるOfficeソフトには、無料でありながらも十分な機能を備えたものがあります。
基本的な機能のみ使いたい、高額で購入をためらっている、などの理由でOfficeの代替ソフトを探している人は、ぜひ試してみてくださいね。
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