PDFファイルを1ページだけ保存する方法とは（mac/iphone編）

はじめに

PDFファイルを1ページだけ保存する方法を「PDFelement」（PDFエレメント）を使用した場合と標準のツールを使用した場合とで比較・検証してみたいと思います。

1. まずはPDFelementをダウンロードしてインストールします。
2. PDFelementの公式サイトを開き「無料体験」のボタンをクリックして試用版をダウンロードします。
3. ダウンロードされたファイルをダブルクリックしてインストールウインドウを開きます。
4. 開いたPDFelementをインストールウインドウのアプリケーションフォルダにドラック＆ドロップします。
5. アプリケーションフォルダからPDFelementを開きます。

目次：

1. 複数ページからなるPDFファイルから1ページだけ保存する場合
2. macのプレビュー機能を利用して複数ページからなるPDFファイルから1ページだけ保存する方法
3. iphone・ipadで1ページだけPDFとして保存する方法

複数ページからなるPDFファイルから1ページだけ保存する場合

1. 開きたいPDFファイルを右クリックして「PDFelement」（PDFエレメント）を選択し開きます。
2. 画面右側のツールペインの「ページ」をクリックして「ページを抽出」をクリックします。
3. 「ページを抽出」のポップアップウインドウが開きますので、抽出したいページの範囲（現在のページ、偶数、奇数、指定したページ）を選択します。
4. ポップアップウインドウの下側にある「ターゲットフォルダー」の右側にあるフォルダーアイコンをクリックして出力先フォルダーを選択します。
5. 「OK」をクリックして保存します。

macのプレビュー機能を利用して複数ページからなるPDFファイルから1ページだけ保存する方法

macの場合、PDFファイルを開くアプリはデフォルトではプレビューですが、PDF編集アプリなどをインストールしていた場合はアプリのデフォルトが変わってしまっている場合があります。その場合は先ほどと同じく、

1. 開きたいPDFファイルを右クリックして「プレビュー」をクリックします。
2. デフォルトが変わっていなければ、開きたいPDFファイルをダブルクリックするだけで開きます。
3. 「ファイル」メニューのプリントを選択します。
4. 抽出したいページを選択（開始～終了、サイドバーで選択中のページ）します。
5. 左下の「PDF▼」をクリックして「PDFとして保存」をクリックすると選択したページだけ保存することができます。

iphone・ipadで1ページだけPDFとして保存する方法

「PDFelement」（PDFエレメント） for iosには複数ページからなるPDFの抽出機能はありませんが、スクリーンショット機能を利用して抽出する方法を紹介します。

まずはPDFelementをAppstoreからインストールしましょう。PDF-element Liteというアプリもありますが、今回は「PDF-element-パワフルなPDFツール 」を使用します。アプリを開くと、最初から一つだけファイルが入っています。そのファイルはこのPDFelementの使用方法や注意などが書かれていますので一度目を通しておきましょう。

1. 複数のページのあるPDFファイルを開きます。
2. 指定したページをスクリーンショットで撮ります。
3. 撮影した画像をタップして開きます。
4. 編集画面の左上の「完了」をタップすると「”写真”に保存」「”ファイル”に保存」の選択ができますので「”ファイル”に保存」をタップします。
5. 保存先が選択できる画面になりますので「このiphone内」の中の「PDFelement」をタップします。
6. 「PDFelemenet」をタップすると「Downloads」というフォルダが出てきますのでそれをタップします。
7. 画面右上の「保存」をタップします。
8. PDFelementのアプリを開きます。
9. ダウンロードフォルダを開くと先ほど保存した画像があると思います。
10. 画面右上の「選択」をタップします。
11. 先ほど保存した画像をタップして右側の四角にレ点が入っていることを確認します。
12. 画面右下の「・・・その他」をタップします。
13. メニューの中に「PDFに変換」がありますので、そちらをタップします。
14. するとPDFに変換された画面が映し出されますので、左上の×をタップします。
15. ダウンロードフォルダに戻り、先ほど変換されたPDFファイルが保存されています。

まとめ

複数からなるPDFファイルから指定したページだけを保存する方法を「PDFelement」（PDFエレメント）を使用した場合と標準ツールを使用した場合とで比較してみました。

PDFファイルを編集する場合、編集出来るアプリで開く訳ですが、そのアプリを使用中に欲しいページだけを抽出する場合アプリケーション自体に抽出する機能がなかったら、一度編集作業を中断しファイルを保存してから別のアプリを開かなければなりません。

その場合、その他のアプリ、またはプレビューからPDFを開き直して抽出するという事が必要になります。

複数ページのPDFから１ページだけを抽出するだけの行程は、標準ツールのプレビューもPDFelementを使用した場合でもほぼ同じ行程で可能ですが、編集中のPDFを保存してアプリを閉じて、別のアプリを開いてページを保存するという手間を考えるとPDFelementはそれひとつで以上の事が可能になります。

また、PDFelement fo iosでは抽出機能はありませんでしたがスクリーンショット機能を利用すれば画像ファイルとして保存した物をPDFファイルに変換することが非常に簡単にできることが分かりました。

これでwindows版やmac版と同じように抽出機能もついていれば、さらに便利になると思いますので今後のアップデートで付加されることを期待したいと思います。PDFelementは、一つのアプリでいろいろな機能が使えるところが便利だと思います。