faxを送信するときにはfax機器を使用しますが、業務用のfax機器は導入にコストが掛かってしまうので注意が必要です。そこでできるだけコスト削減をしたいなら、オンラインfaxを使ってみましょう。オンラインfaxとはオンライン上からfax送信をすることができるサービスです。オンラインfaxとはどんなものなのか、オンラインfaxを提供しているサービスなどを紹介しましょう。
目次:
PCやスマホ経由でFAX送信ができるサービス
オンラインfax送信は、fax機器を使用することなくfax送信ができるサービスです。機器の導入は必要なく、オンライン上で申し込みを行い、契約後はすぐに送受信をすることが可能です。OA機器のメンテナンス作業なども必要ないので、オンラインfaxは大幅な設備コストの削減をすることできます。
ちなみにオンラインfaxは月額費用を支払うことによって利用可能です。送受信料は業者によって違いますが、中には月に一定量の送信までなら無料にしてくれるところもあります。
一部業者ではスマホからでも作業が可能なので、出かけ先からも手持ちのスマホを使って、情報の送信をすれば業務効率を上げることができます。中にはクラウドストレージとの連携を行えるものもあります。クラウドストレージにデータを保存しておけばスマホからデータを取り出して、いつでもfax送信を行えるので便利です。
オンラインfaxが利用できる6つのサービスを紹介
☛#MOVFAX
MOVFAXは毎月1,000枚まで無料で送信できるオンラインfaxサービスです。また月額料金は980円から3,980円ですが、30日間は無料で利用できます。MOVFAXのメリットは20年以上の実績があるところです。15,000社以上と取引を行っていて、営業やサポート体制においては評価されています。逆にデメリットですが、スマホ用のアプリがありません。そのため、外出先から送信作業をすることは不可能です。ちなみに月額料金は1,078円かかります。
#eFax
eFaxは専用アプリを利用してFAX送受信が可能、さらに受信できるファイルもPDF/TIFFから選べるのがメリットです。また、初期費用は1,000円で月額基本料金は1,500円です。さらに30日の無料トライアルができるので、お試しをしたいときに使えます。eFaxの対応する市外局番は全国なので、使い勝手も良いです。eFaxのデメリットは、それまで使っていたFAX番号を変更しなければいけないところにあります。導入までに少し面倒な作業が入るので注意しておきましょう。
☛#03FAX
03FAXは2019年からスタートしたオンラインFAX送信サービスです。月額料金は980円と安価ですが初期費用が5,000円かかるのがデメリットです。03FAXメリットは関東近郊や名古屋近郊などの細かい市外局番も利用できるところにあります。セキュリティに関しては情報漏えい等を防ぐために暗号化通信を採用しています。さらに、登録された端末以外からは利用できないなど工夫もされているので安全性は高いです。
☛#メッセージプラス
メッセージプラスは初期費用1,000円、月額料金が950円で利用できるオンラインFAX送信サービスです。メッセージプラスのメリットは留守番全話機能をオプションで追加できる部分にあります。着信した電話内容はデータ化してパソコンやスマホでいつでも確認可能なので、重要な案件を取りこぼすリスクも回避できます。メッセージプラスのデメリットは自分でファックス番号を指定できず予め用意された番号のみ使える部分です。
#秒速fax
秒速faxは3つのプランを選択できるところにあります。規模や用途に合わせて自由に月額料金を調整できるので、多くの企業に対応できます。秒速faxのデメリットは送信サービスと受信サービスの2つに分かれていて、それぞれ料金がかかるので注意しておきましょう。ちなみにファックス送信サービスは初期費用と月額料金が無料になるのがメリットです。ただし、送信料金は5,000枚までなら1枚あたり10円かかります。
☛#pamfax
pamfaxは海外業者が運営をしているサービスだけに、海外のFAX送信に長けています。例えばアメリカやイギリス、フランスなどの31ヶ国に対応可能です。逆にデメリットは日本だけ東京03のみの利用しかできません。料金は幅があり3つのプランが用意されています。中には無料プランもあるのでお試しでpamfaxを利用可能です。ちなみに一番安いプランは受信機能が付帯していないので気をつけておきましょう。
→関連記事:コンビニのfaxでデータを送信するメリットと基本的な操作方法
業務効率アップとコスト削減をするならオンラインFAX送信を使おう
オンラインFAX送信を使えば、FAX機器を自社に導入しなくてもFAXを送信することができます。オンラインFAXは月額料金を支払い利用するサービスなので、機器導入のイニシャルコストも削減可能です。さらに一部業者ではスマホを利用してデータ送信も可能なため、業務の効率化も行えます。ちなみに業者によってサービス内容は違うので、オンラインFAX送信を導入する時は自社に合ったものを利用しましょう。
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