はじめに
皆さんはpdfをご存知ですか?Portable Document Format(ポータブルドキュメントフォーマット)の頭文字を取ったこのファイルは、PDFリーダーで読み書きすることができる文書データです。文書を開くには「Adobe Reader」などのPDFリーダーが必要になりますので、PC内にプリインストールされているものやインターネット上のソフトを探してみてください。
PDFの利点は、PCやスマートフォン・タブレット端末など、環境が違った場合でも製作者側の意図した通りに表示されるため、レイアウト崩れを起こす事がありません。ですので、電子書籍を保存する際はPDFで保存することを心がけると良いでしょう。
しかし、いちいちPDFをダウンロードして読み込んでいたのでは手間がかかります。何よりも、端末の容量を圧迫してしまいますので、保存しておくにも限界があります。何か良い方法は無いのでしょうか?
ここではGoogle ChromeでPDFを閲覧・ダウンロードする方法を紹介します。
目次:
1. Google ChromeでPDFをダウンロードせずに表示する方法
まずはPDFをダウンロードすることなく閲覧する方法ですが、chromeには「Chrome PDF Viewer」が拡張機能として標準搭載されているため、特別な操作をすること無くクリック一つでPDFを閲覧できます。閲覧することができれば、ブラウザから直接印刷する事が出来て容量を圧迫することもありません。PDFをブラウザで閲覧する際はGoogle Chromeを利用してみてください。
2. Google ChromeでPDFをダウンロード保存する方法
ダウンロードに関しては、PDFファイルを右クリックし「名前を付けてファイルを保存」を選択することで、保存することができます。上記で説明した通り、PDFリーダーが必要になります。
3. ChromeでPDFファイルを内蔵ビューアで表示せずに自動でダウンロード・保存する方法
WEBにあるPDFをそのまま表示できるのは便利ですが、削除されてしまうと閲覧できなくなってしまいます。やはり場合によってはダウンロード・保存を行っておきたい方もおられるでしょう。では続いて、Google ChromeでPDFを表示することなくダウンロードする方法について解説したいと思います。これは先程とは逆で、クリックした場合の操作をダウンロードする設定に変更する形になります。それでは、設定変更の手順を見ていきましょう。
まず、Google Chromeの右上隅のメニューボタンをクリックし、表示されたメニューで[設定]をクリックします。(あるいは「chrome://settings/content/pdfDocuments」を開いても良いです。インストールパスは環境により違いますので探してみてください。)
Google Chromeの設定画面が現れたら、一番下にある「詳細設定」をクリックします。下にスクロールしてボタンを選択して下さい。続いて、再び下にスクロールして「プライバシーとセキュリティ」をクリックした後「コンテンツの設定」をクリックします。
「コンテンツの設定」画面が表示されたら、下の方にある「PDF ドキュメント」をクリックして下さい。「PDF ドキュメント」画面(chrome://settings/content/pdfDocuments)が表示されたら、「PDF ファイルを Chrome で自動的に開く代わりにダウンロードする」をオンにします。これで設定が終了しましたので、PDFリンクをクリックした際の挙動を確認してみてください。
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