契約をする際に必要な紙や印鑑が不要なオンラインサービスが増えてきています。パソコン上で簡単に作業が済むことから多くの企業が導入を決めています。ここではそのサービスの内容やメリットを紹介します。
PDFelement(PDFエレメント)
PDFエレメントはPDF変換編集ツールで、電子署名機能を備えています。PDF資料に電子署名を追加したい場合は、直接にこの機能が使えます。電子署名に必要な個人情報や会社情報を設定すれば、簡単に署名できます。PDFエレメントを使ってPDFに電子署名をする方法について詳しくはこちら>>
Adobe Sign
Adobe Signは、契約書の締結がオンライン上でできる契約システムで、多くの企業や団体が取り入れています。電子メールのように簡単に送信可能で、デバイスを選ばずに署名ができます。様々な業界、部署すべてで利用でき、契約にかかる郵便代や、やりとりをする手間などを大幅に減らすことが叶います。
リーテックスデジタル契約
リーテックスデジタル契約は、国内でも高い安全性を誇るサービスです。業務の効率化やコスト削減はもちろんのこと、企業のコンプライアンスなどを強化でき安全な取引関係を築くことがができます。このシステムで交わされた契約書は、不正ログインの防止やタイムスタンプといったシステムで証拠が残ります。
クラウドサイン
クラウドサインは、それまで紙で行う場合の郵送にかかる時間や費用などをクラウド上で完結させるサービスです。メリットは、紙代や印紙代といったコストを削減でき、契約作業はクラウドで行われるため、わずか数分とスピードアップできます。契約書はクラウド上で一か所に管理されるため漏れがありません。
NINJA SIGN
NINJA SIGNは、オンラインで効率的に契約作業を行えるサービスです。定型的な契約書ではテンプレート登録のひな形を使うことで効率的に作成が可能です。契約書類をニンジャサインに保存することでファイリングもラクになります。業種や業界を問わず3500社が利用し、サービスを導入した後には定期的にセミナーなどのサポートも受けられます。
DocuSign
ドキュサインは、世界で最も利用されている電子署名で、50万以上の企業が導入しています。ドキュサインを使った電子署名であればいつでも送信や署名ができ、契約のワークフローとその管理を自動化できます。また契約書を準備したり承認作業を効率的にすすめることが可能です。ドキュサインでの署名は、金融機関と同じレベルの暗号化などが使われており、個人情報等が保護されています。
電子認証キットPRO
電子申請などで必要な電子証明書の取得や、管理など電子認証に関する様々な機能を備えたソフトウェアです。Acrobatなどに取り入れて利用することができ、住基カードや電子約款の作成、法務省の電子申請に必要な情報の作成などが可能です。司法書士や行政書士などに対応したPROタイプの他に、一般企業に向けたスタンダートタイプもあります。
GMO電子印鑑Agree
メール認証によって本人確認をする「電子サイン」や、電子証明法に基づいた「電子署名」といった署名タイプを取り入れており、企業によって最適な方を選択できます。また国内シェアが1番多い電子認証局と直に連携しているので安心できる電子契約です。ファイルや通信を暗号化するなどセキュリティにも取り組んでいます。
Paperlogic
このサービスは、経理や総務など法定文書を完全に電子化するシステムです。改ざんやなりすましを防止する、無料のタイムスタンプ機能や国税関係の書類には一括検証機能が利用できます。契約相手がサービスを利用していなくても、ゲストとして登録すれば無料で使えます。また、電子証明書が「あり」か「なし」を選択でき、「なし」の簡易署名なら使い放題となるのも魅力です。
Holmes
このサービスは、紙での契約にも対応したシステムです。契約過程に起こる修正の履歴も管理できるため、契約数に関係なく安心して業務を進めることができます。また業務が見える化できることから、プロジェクト全体の流れや詳しい履歴を当事者間で共有できるため、部署同士での連絡もスムーズに行えます。
電子化をオンラインやソフトウェアで取り入れることで、作業にかかる手間や費用などが大幅にコストダウンできます。また多くのサービスでは、システムに必要なセキュリティにも大変力を入れているので安心して導入することができます。
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