はじめに
最近は高校生がバイトに応募する際にも履歴書の提出が求められます。でも高校生の皆さんは、あまり履歴書の作成には慣れていない事でしょう。そこで以下ではバイトへの応募を前提として、履歴書を書く前に知っておきたいこと、氏名や住所などの基本項目や学歴・職歴、志望動機・自己PR、本人希望欄の書き方等を説明しますので、参考にしてください。
目次:
1.履歴書を書く前に知っておきたいこと
履歴書を書く際には、以下の基本事項を守りましょう。
①書式やフォーマットの確認: 履歴書の書式やフォーマットは、企業によって異なることがあります。所定のフォーマットや指針に従って作成することが重要です。
②黒のボールペン、もしくはインクを使う:鉛筆やサインペン、消えるボールペンは使わないようにしましょう。
③丁寧に書く:下手でもいいので、走り書きではなく、丁寧に書きましょう。こちらの気持ちが伝わります。
④言葉遣いと文法に注意:履歴書はあなたのプロフェッショナリズムを反映するものです。正確で明瞭な言葉遣いや文法が求められます。
⑤誤字脱字に注意:誤字脱字があると、その程度の学力と判断されます。
⑥書き間違えたら修正液や修正テープは使わず、書き直す:手書きの場合でも、一度パソコンやスマホで作成すると間違いを防げるでしょう。
⑦手書きの履歴書のコピーや、別の勤務先用に書いた履歴書の使い回しはしない:相手に失礼です。
⑧清潔感のある写真を選ぶ:まず写真を見て、人柄を判断されます。
⑨事実と異なることは書かない:就職後に虚偽が判明すると、信用問題となります。
⑩空欄は作らない:該当しない場合は。「なし」と記入しましょう。
2.基本項目の書き方
履歴書の書きだし部分となる氏名や住所などの基本項目は、以下のように書きましょう。
(1)日付
面接で直接履歴書を手渡す場合には面接の日付を記入しますが、郵送で送付する場合には投函する日、メールで送付する場合にはメール送付日を記入します。
(2)氏名
ふり仮名は、「ふりがな」と平仮名で書いてある場合は平仮名で、「フリガナ」とカタカナで書いてある場合はカタカナで記入します。
(3)印章
氏名欄の横に「印」のマークがある場合は印鑑を押します。「印」マークがない場合は必要ありません。
(4)生年月日
自分の生まれた日付を記入します。「満○歳」と年齢を書く欄があれば、(1)で書いた日付時点の年齢を記入します。
(5)写真
・大きさ:履歴書に使う写真は縦4cm×横3cmが一般的です。
・撮影時期:過去3ヵ月以内に撮ったものを使いましょう。
・背景:無地で、できれば白色が望ましいです
・撮影機器等:スマホでもいいですが、プリクラやスナップ写真はやめておきましょう。
(6)住所
住所は必ず、都道府県から記入します。
(7)メールアドレス
面接までのやり取りや合否の連絡をメールで行なう場合もあるので、応募先とやり取りができるメールアドレスを記入します。携帯電話のメールを利用する場合には、パソコンから送信されたメールが迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるので、迷惑メールフォルダのドメイン設定解除を行なっておく必要があります。
(8)電話番号
つながりやすい電話番号を記入します。固定電話を記入する場合は、必ず市外局番から書きましょう。
(9)連絡先・緊急連絡先
応募者が18歳未満や高校生の場合、アルバイトをするにあたってトラブルの発生を防ぐため、保護者に確認を取る必要があり、緊急連絡先の記入を求められることが多いです。緊急連絡先が現住所と同じ場合には「同上」と記入します。
3.学歴・職歴の書き方
学歴や職歴は履歴書の中で重要な部分です。以下は、学歴と職歴を書く際の注意点です。
(1)学歴の書き方の注意点:
①正確で完全な情報:
学校名、在学期間、卒業年月などの情報は正確で完全でなければなりません。
②学歴の途中退学や留年の説明:
途中退学や留年がある場合、理由を簡潔かつ誠実に説明します。隠すよりもオープンにする方が良い場合もあります。
③ 学外活動や成績優秀者の強調:
学外活動や特筆すべき成績があれば、適切な箇所で強調しましょう。
(2)職歴の書き方の注意点:
高校生の場合、バイトの職歴を書くことになりますが、以下に注意して記述しましょう。
①正確な情報:
バイト先の正確な店舗名や企業名、雇用期間などを確認し、正確に書きましょう。
②職種やポジションの明記:
どのような仕事を担当したのか、具体的な職種やポジションを明確に示します。
③在職期間の記載:
具体的な入社日と退社日を月単位で記載します。
④業務内容の具体的な表現:
バイトの業務内容はできるだけ具体的に表現します。例えば、接客、商品陳列、レジ業務、清掃などを挙げましょう。
⑤成果や実績のアピール:
できるだけ成果や実績を挙げ、具体的な事例や数字でアピールすると良いです。例えば、売上向上、顧客満足度の向上など。
⑥習得したスキルや経験:
バイト中に身についたスキルや得た経験もアピールポイントとして挙げましょう。例えば、チームワーク、コミュニケーション能力、問題解決力など。
4.志望動機・自己PRの書き方
以下は、志望動機と自己PRの書き方に関する一般的な注意事項です。
(1)志望動機の書き方
①具体的な志望理由
企業や職種に応じて、企業の特徴、価値観、業績、製品・サービス等の具体的な理由を挙げましょう
②自分の経歴と結びつける
過去の経験やスキルを引き出しながら、その経験がなぜその企業や仕事に適しているかを示しましょう。
③ 独自性や専門性を強調
自分独自の特徴や専門性を強調して、他の候補者との差別化を図りましょう。
③ポジティブな表現
ポジティブな言葉を使って、将来にわたり成長できる環境や挑戦を求めていることをアピールしましょう。
(2)自己PRの書き方
①強みや特技をアピール
自分の強みや特技を明示しましょう。これがなぜその職種やポジションに適しているのかを具体的に説明します。
②実績や成果を挙げる
過去のバイトの実績や成果を挙げ、それPRしましょう。
③チームワークやコミュニケーション能力を強調
チームプレイや効果的なコミュニケーション能力など、職場で求められるスキルを強調します。
④ 簡潔かつ具体的に:
簡潔ながら具体的で分かりやすい表現を心がけましょう。
5.本人希望欄の書き方
この欄では、あなたがどのようなポジションや仕事に興味があり、どのような勤務方式を求めているのかを明確に伝えることが必要です。以下の項目について簡潔に記載しましょう。
・希望職種やポジション
・仕事の性質や職場環境
・通勤時間や通勤方法 等
6.バイト履歴書を無料ダウンロードできるサイト
以下のサイトでは一般の履歴書だけではなく、バイト用の履歴書も無料でダウンロードできます。
①TOWN WORK マガジン
②バイト求人ネット
【Town Work マガジンのサイト】 【バイト求人ネットのサイト】
③マイナビバイトTIMES
④bizroute
【マイナビバイトTIMESのサイト】 【bizrouteのサイト】
7.履歴書を書くなら、PDFエレメントが最適
オールインワンPDF編集ソフトPDFelementにはデスクトップ用のWindows版/Mac版だけでなく、スマホ用のiOS版/Android版もあるので、高校生の皆さんにも扱い易いものとなっています。
履歴書作成に特化したものではありませんが、履歴書のテンプレートも用意されていますし、AI機能を使って、不明な点をAIに相談しながら記入したり、出来上がった履歴書の表現チェックなどを行うことも可能ですので、履歴書作成には最適のPDF編集ソフトと言えます。
まとめ
ここではバイトの応募を前提として、履歴書を書く前に知っておきたいこと、氏名や住所などの基本項目や学歴・職歴、志望動機・自己PR、本人希望欄の書き方等を説明しました。
履歴書作成に当たり、PDFelementのテンプレートを使用し、さらに新しく搭載された革新的な「AIアシスタント」機能を活用することで、希望のバイトをGETしましょう!
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