目次:
1.【OCRで画像化のPDFをエクセルに変換】操作方法動画:
スキャンしたPDFを受け取りました。表の形になっているため、エクセルで計算を行いと思いますが、無料サイトの変換機能ではなかなか対応してくれません。
手動入力で、PDFの内容をそのまま新しいエクセルに移すのが流石に時間がかかるし、ミスもあり得ることですし、決していい方法であるとはいえません。そういう時はOCR機能の出番です。
OCR機能を使えば、PDFをエクセルに変換できるだけでなく、編集も可能になります。今日はPDFソフトのOCR機能を使い、スキャンしたPDFを編集可能のエクセルに変換する方法を説明します。ここで例として使うソフトウェアが「PDFelement」(PDFエレメント)プロ版です。
もちろん、画像形式ではないPDFファイルなら、直接にテキストを抽出することもできます。
具体的な方法は、ぜひ【PDFをテキスト化】簡単にPDFから文字を抽出する三つの方法、無料方法とは!>>を見てください。
PDF編集ソフト(OCR付き)で、同じ程度の機能を持つ競合他社商品に比べてリーズナブルな価格設定になっており、分かりやすく、OCR機能を使ってスキャンしたPDFをエクセルに変換するのが可能、普段の仕事中愛用しています。下記より無料でダウンロードして、次のOCR操作手順に従って、スキャンしたPDFを編集可能のエクセルに変換してみましょう!
まずはPDFelementでPDFをエクセルに変換する操作動画を見ましょう↓
2.結果を実検!
スキャンされたPDFでOCR実施し、エクセルに変換後↓
もともと編集不可能のPDFをOCR機能でエクセルに変換後、すべてのデータが編集できるようになりました。数字も間違いがなく、うまく変換されました。
OCRの精度が業界でも難しい問題みたいですので、変換後少し様式が揃っていない、文字が間違っているような感じがあれば、そこで微調整するだけでいいでしょう。
*元のファイルの解像度、品質などによって変換の品質が低下する場合もあります。
3.スキャンしたPDFをOCRで処理して、エクセルに変換する方法
それでは、詳しい手順を見てみましょう。
Step 1: エクセルに変換したいPDFを開く
スキャンしたPDFファイルをクリックしてつかみ、PDFelement Proのインターフェイスに落とし込みます。
PDFelement Proの操作では、「クリックして、つかんで、落とし込む」処理を「ドラッグ・アンド・ドロップ」と呼んでいます。
「PDFelement Pro」では、スキャンされたPDFの形式を自動的に検出できます。そして「スキャンされたPDFを検出されました。スキャンされたPDFからコピー、編集、テキストを検索するためはOCR機能をご利用ください」のメッセージが表示されます。
実はここで手動でOCRを実行する必要がありません。「変換」のステップで、「PDFelement」が自動的にOCR処理をするので、次の「変換」ステップにまいりましょう。
Step2:OCR機能でスキャンされたPDFからExcelへ変換
「ファイル」タブのツールバーに、「エクスポート」→「Excel」というアイコンが有ります。それをクリックします。Office 2003までのExcelバージョンにする場合は「.xls」、Office 2007以降のバージョンにする場合は、「.xlsx」の拡張子を選びます。
「設定」オプションのOCR機能を選択するのを忘れないでよ。その上で、保存先を決めて「OK」をクリックします。 選択完了後、PDF エクセル変換が自動的に開始します。もちろんこのステップでOCR処理が自動的に並行されます。
ファイルのサイズにもよりますが、普通のサイズなら数秒で変換が完了します。
PCがMacである場合は、同じくOCR機能が利用できます。
具体的な方法は、ぜひ【【Mac版】スキャンで作成したPDFファイルをOCR処理を施しWord・Excel・PPTに変換できるツールと使用方法を解説する!>>を見てください。
まとめ
以上、OCR機能でスキャンしたPDFを編集可能のエクセルに変換する方法を紹介いたしました。変換中、OCR処理が自動的に行えるのがすごく便利ですね。
今回使っているソフト「PDFelement 」は無料ソフトではありませんが、ご購入前に無料のダウンロード、試用することができるし、リーズナブルな価格設定で、視覚的、直感的に利用できるような仕様になっていますので、これからの業務効率向上の一環として、ぜひ「PDFelement」を活用してみてください。
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