PDFelement(PDFエレメント)ではPDFファイルの編集や作成、各種フォーマットへの変更が行える便利なソフトですが、使って行くうちに、ファイルを編集できないと言う困ったトラブルに遭遇することもあるかも知れません。そう言った時はソフトの不具合やバグを考えてしまうかも知れませんが、実は設定の問題で、このようなトラブルに陥る可能性があります。どういった設定でPDF編集不能になるのか、確認してみましょう。
今回はPDFが編集できないよくある原因、PDFがロックされたということと解決法を説明いたします。
目次:
1.プロテクト機能でPDF編集がロックされている場合
PDFファイルは著作権や機密情報を保護したり、他者によって内容が改ざんされるのを防ぐ為に、多彩な保護機能が用意されています。PDF編集にロックが掛ける事もできるので、この機能が使用されている場合には、プロテクト設定機能にアクセスするパスワードを知らなければ、そのファイルを編集することは不可能です。
このプロテクトが掛かっている場合には、上部ナビゲーションにある『編集』タブや『注釈』タブをセレクトしてみると、『テキスト』や『画像』と言った機能が使えなくなっているのが確認できます。
この機能が用いられている場合は、このPDFファイルの作者に連絡を取り、編集可能なファイルを渡してもらうか、保護設定変更用のパスワードを教えてもらう必要があります。
保護機能を設定し直すには、上部ナビゲーションの『保護』から、『パスワードを設定』を選択して下さい。すると、パスワード入力を求められるので、ここで正しいパスワードを入力できなければ、プロテクト機能は変更できない仕様となっています。PDFelement(PDFエレメント)は最大20桁で、英数字と記号を使ったパスワードを利用できるため、強力なパスワードが施されている可能性も高く、破ろうと試みるのは無謀といえますし、他人がアクセス制限をかけているファイルなら、不正行為、犯罪行為に当たります。この為、他者によって編集できないようにプロテクトされている場合には、編集や改変は行うことは出来ません。
自身で施したパスワードだとしても、忘れてしまった場合には、これもプロテクト設定は変更できないです。自身で何らかのパスワードを設定する時は、忘れないように人目につかない所にメモするなどして、対策をとっておくほうが安心です。
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2.PDFelementでPDFロック解除する手順
正しいPDFパスワードを入手できれば、プロテクト機能を解除したり、設定し直すことが可能です。手順は、『保護』タブから『パスワードを設定』を選び、表示された入力欄に正しいパスワードを打ち込めば、プロテクト設定画面に遷移します。
後は、『文書を開くパスワード』と『権限パスワード』の左にあるチェックボックスからチェックを外しましょう。これで、内容を変更できない様にするためのPDFロック機能は外れます。
3.PDFファイル作者、管理者に頼む方法
全ての編集操作を無効にすることも、一部だけを無効にすることも出来ます。フォームフィールドの入力だけ許可してもらったりと言ったことも可能なので、セキュリティーの管理権限を持つ人に相談してみるのも良いでしょう。
Wondershareが手がけた、高機能で使いやすいPDF作成、編集ソフトがPDFelement(PDFエレメント)です。文章作成できますし、プロテクト機能を使えばファイルをパスワードで保護することも可能です。高品質なPDFソフトを探している場合には、うってつけと言えるでしょう。無料体験版もあるので、実際の使用感を確認してみるのもおすすめです。
詳しい操作について、このWindowsでPDFファイルにパスワードの設定と解除方法を説明する動画を見てみましょう。
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まとめ
PDFファイルが編集できない場合、PDFがロックされた場合には、この記事がお役に立てると幸いです。PDFelement(PDFエレメント)には他にもPDFファイルの閲覧事態が制限されたり、印刷やコンテンツコピーも行えないようになるプロテクト機能も備わっています。
印刷できない、ファイルが開けないと言ったトラブルでは、これらの機能が原因となったいる可能性が考えられます。エラーではなく、PDFの仕様であることも多いので、注意しましょう。
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