ここで、PDFでは、会議での文書配布や第三者に対して資料を配ったりするために印刷をするケースがあります。そこで、印刷をしたとしても、図や挿入絵、またはカラー文字の色が元の色と違うように印刷されてしまうことがあります。その原因は2つ考えられます。
プリンターの方で色の認識が正しく行われていないため、出力されるときに色の配色に不具合が起きてしまうのです。
この場合は、プリンターを修理するか、トナーを取り替える、または、プリンターを買い換えるしかありません。したがって、パソコン側では何も処理をする余地がありません。
PDFは、様々な色を鮮やかに表現できることが特徴です。このことから、ディスプレイを見たときに、目に優しく鮮やかな配色で表現されています。
ところが、この特殊な表現のため、プリンターで適切に出力できない場合があるのです。この場合には、パソコン側の設定によって、正しく出力できる可能性があります。
その方法とは、文字や絵が色鮮やかに表現されているページをそのままひとつの画像として認識させることです。このことにより、そのページは写真をコピーするのと同じような扱いになりますので、この設定により正しく印刷されるようになるでしょう。
では、具体的にPDFの設定の仕方を説明していきます。
これは、特別なソフトを使用しなくても、PDF側で簡単に設定できます。
ここで、各種印刷に関する設定が行えます。
ここから、今回行おうとする詳細設定をします。これまでは、PDFファイルをそのまま印刷することになっていますが、ここで、画像として印刷にチェックを入れて、他のチェックは外します。
これで、対象のファイルを画像として印刷できるようになりますので、印刷するまでに変換の不具合が起きることもなくなりますので、正しく印刷できるようになります。
以上で、印刷の不具合に関する設定は完了です。少しの設定をするだけで、問題を解決できるので、簡単な処理だということがわかるでしょう。印刷の色に不具合が出た場合は、一度印刷メニューを見てみることをおすすめします。
このように、PDFの操作で何か問題が起きた場合は、PDF側のメニュー画面から見直してみるといいでしょう。
PDFには、色々な便利な機能があるために、多くの人によって使われています。そのため、インターネット上でも不具合に関する処理方法が書かれているサイトがいくつもあります。ですから、対処方法に悩んだら、まずは、インターネットで検索してみるといいでしょう。
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