PDFファイルを提出する際に、カラーではなく白黒でないと許されない場合、そのカラーのPDFファイルを白黒に直さなければいけない状況はあるのでしょうか。元のファイルが少ないページの場合だと、もう一度スキャンをやり直すということもできます。しかし、大量ページのファイルの場合、最初からスキャンをやり直すことは困難です。では、カラーファイルを白黒ファイルに変更する方法について説明いたします。
Q:どうすれば、カラーのPDFを白黒ファイルに変更するのでしょうか?
A:ソフトPDFelementの仮印刷機能を通して、ファイルの白黒化ができます。
Q:他に方法はありますか?
A:カラーのPDFを白黒ファイルに変更する方法はいくつかあります。また、PDFファイルを直接編集し、カラーファイルを白黒ファイルに変更するのもできます。ここで、二つの方法について説明していきます。
まずは、PDFファイルをPDFelementにて開き、「ファイル」タグをクリックして、「印刷」に入ります。
次は、プリンターを「Wondershare PDFelement」を選定し、「プリンターのプロパティーとカラー」をクリックして、用紙をカラーに設定します。
最後、「印刷」タグをクリックすると、カラーファイルが白黒ファイルに変更されます。
まずは、PDFの上部にあるツールバーから、右側にあるツールをチェックします。すると、メニューが現れますので、印刷工程をクリックします。
ここから色々な修正を加えることができるのですが、さらに現れた画面から、色を置換という項目が表示されていますので、これをクリックします。
すると、ダイアログボックスが現れます。このダイアログボックスから出力インテントを選択して、カラーを出力インテントに変換という項目にチェックを入れます。
それから、変換のオプションと書かれているチェックボックスで、黒を維持にチェックを入れます。
設定自体はこれで完了で、最後にOKボタンをクリックします。
この設定で、カラーPDFファイルの文字や図形が全て白黒に変換されました。ただし、ここで注意しなければいけない点があります。それは、この操作をすると、白黒化したファイルから再度カラーに変更をすることはできないということです。ですから、元のカラーのファイルも必要である場合は、バックアップを取っておく必要があります。
以上のことから、特別なソフトを使用しなくても、PDF上の操作だけで、カラーのファイルを白黒に変換できるということが分かりました。PDFには、文書を閲覧をするための便利な機能が多く備わっています。ここでは、カラーファイルを白黒化するという一つの機能だけ説明したにすぎませんが、例えば、署名を入れたり、ファイルに透かしを入れることで、より文書の機密性を守るための機能も備わっています。これらの機能をフルに使いこなせると、ビジネスの場面で、より素晴らしいパフォーマンスを発揮できるものと思われます。また、業務の効率性を上げることができますので、これまで以上にデジタル化が進んだ世の中でフルに活用してみるといいでしょう。
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