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PDFファイルのしおり機能は、章や節など書類の構成に合わせた目次が作成できる非常に便利な機能です。ここではAdobe Readerや瞬簡PDF、PDFelementといったPDF閲覧ソフトごとに異なるしおりの作成方法を解説します。
目次:
PDFファイルには、紙媒体における目次の役割を果たすしおり機能が存在します。しおり機能という呼び名の他に、英語でしおりを意味する「ブックマーク」と呼ばれることもあります。ユーザーが目次一覧から読みたい見出し項目を選んでクリックすれば、目的の章や項目に移動する仕組みです。ちなみにブックマークと言えば登録したWebサイトへと移動するブラウザ標準搭載の機能が一般的ですが、実はしおり機能と同じくJavaScriptを用いて作動させています。
しおり機能は書籍のように文章量が膨大で、章や節が多いPDFファイルに効果的です。たとえば大見出しを第1階層とするならば、第2階層を中見出しにしてそのさらに下層に第3の小見出しを配置するといった手法はよく使われています。このように大見出しから下位階層へと枝分かれして配置させるツリー構造はアウトラインとも呼ばれ、しおり機能で表示される目次一覧の別称でもあります。
Adobe Readerでしおりを作成するには、まず最初に対象のPDFファイルが編集可能であるかを確認しなければなりません。ファイルの編集ができない場合の多くが、PDFファイルがユーザーパスワードで保護されているケースです。またReader DCもパソコンにインストールされている場合、デフォルトのビューアをAcrobat DCにしなければ同様に編集できなくなります。PDFファイルの閲覧ができても編集が不可能である場合、この2点に心当たりがないかチェックしましょう。
編集したいPDFファイルを開いたら、画面左側に並ぶアイコンの中から折り返したリボンのような形状のボタンをクリックします。この時過去にしおりを作成していれば目次一覧が、初めての場合は空白のウインドウが表示されます。次にしおりを挿入するページ、すなわちジャンプ対象となるページを開いてください。この時指定するのは、ページ全体よりも章や節など見出しが対象となることがほとんどです。章や節を含めた見出しタイトルをドラッグして、左のウインドウの新規しおりボタンをクリックすれば新たなしおりが登録されます。
見出しの文字列が長いと、しおりの名前が数行にわたる場合があります。目次に並んだ項目の内容が一目で分かる反面、一覧表としては使いづらいです。解決策は折り返し機能のオフであり、メニューからオプションを選択して「長いしおりを折り返す」という項目のチェックマークを外すだけです。ツリー構造を作るには、左側のウインドウにて新規しおりボタンで作った目次一覧を利用します。第2階層にあたるタイトルをドラッグし、配下につけたいタイトルへとドロップすれば入れ子構造になります。
PDFファイルのテキストおよび画像編集ソフトである瞬簡PDFでも、見出しの追加が可能です。しおりを付与したいPDFファイルを開き、ウインドウ左側にあるしおりのタブを選択します。新規ボタンを押せば項目が出現するため、任意のタイトル・見出しを入力してください。次に目次一覧のタイトルをクリックした際の挙動を決めるために、アクション設定画面を呼び出します。この時移動先を指定しますが、瞬簡PDFは他のソフトと違ってページ全体が対象となることを覚えておいてください。移動先となるページに加えて、書類ページのズーム倍率も同時に指定可能です。
目次一覧をクリックした際の移動先は、書類内のページだけでなく外部Webサイトも選択できます。たとえば商品マニュアルであれば、製造した会社の公式ホームページのURLを指定すれば良いでしょう。指定方法は一覧タイトルからアクション設定画面を呼び出して、ウインドウ上部のタイプと表記されたタブから「Webリンクを開く」という項目を選択します。移動先であるWebサイトのURLを入力すれば、指定のサイトへの移動が可能になります。
テキスト編集に加えて他の形式への出力も可能なPDFelementでも、しおりを追加するにあたってPDFファイルを開くことから始めます。ソフトを起動させてからメニュー画面でPDF編集ボタンを押し、対象のファイルを開きます。あらかじめ移動先となるページを表示させてから、画面左側のメニューに並ぶアイコンのうちリボンの切れ端の形状のボタンをクリックしてください。目次一覧に出現した新規項目に指定先のタイトルを入力し、移動先のページとマッチしているかチェックして確認ボタンを押せば完了です。
中見出しや小見出しを設定する際、Adobe Readerとは異なり「サブブックマーク」と呼ばれる機能を利用します。画面左側の目次一覧の中の、既に作成した項目を右クリックしてサブブックマークを選択しましょう。これにより大見出しの下層に、中・小見出しの項目が出現するため任意のタイトルとページ指定をすれば入れ子構造が完成します。
指定する移動先の対象や下層の設定方法に多少の差異はあるものの、どのPDF編集ソフトにもしおり機能は搭載されており簡単に追加できます。紙媒体の書籍に挟み込むしおりのように、読みたい項目へと瞬時に移動できるしおり機能はPDFファイルを快適に閲覧する上で欠かせないためぜひ活用しましょう。
作成日: 2020-10-29 17:29:15 / 更新日: 2021-03-30 10:09:39
編集者
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