PDF-XChangeStandardの最新版が6月14日にリリースされ、これまでのバージョンに搭載されていた機能の他にも、様々な新機能が搭載されています。これまでにない便利な機能が増えているのでより使いやすくなっています。
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最新版では128/256bit AESなどの最新の規格のセキュリティ技術を採用しています。128/256bit AESの暗号化を行わないでPDFファイルをやり取りすると、相手にファイルが届くまでに第三者に内容を見られてしまう可能性があります。しかし128/256bit AES暗号化ではPDFファイルに専用のパスワードを付けて送信することができ、受信した側もファイルを開く際にはパスワードを入力する必要があります。暗号化して安全な状態でファイルのやり取りが行えるので、外部に情報が漏れることがなく安心です。
デジタル署名を使用してデータの内容を暗号化したうえで、相手に送信することが可能になっています。データを一時的にハッシュ関数に変換して暗号化してから送信するので、ハッキングなどの被害にあってもファイルやデータの内容を見られにくく安全を保つことができます。ハッシュ関数に変換されて暗号化されたデータをもとの状態に戻すためには、専用の鍵を使うことになるので、第三者に悪用されにくいというメリットがあります。また送信者やデータの内容が確認できるので、PDFの内容が悪意のあるユーザーに変更されていてもすぐに気づくことができます。
Mixed Raster ContentはPDFに含まれるテキストや画像などのデータを、高解像度なままで解像度や品質を下げずに圧縮が可能な仕組みです。PDF-XChangeStandardの最新版ではMixed Raster Contentに対応しているので、従来とは異なりより高品質なままでファイルサイズを圧縮することが可能になっています。PDF内に画像データなどを使用している場合などで、解像度を下げたくない場合や、ファイルサイズを小さくして圧縮したい場合などにとても便利な新機能です。
PDF-XChangeStandardの最新版で新たに追加された新機能の1つとして、ハイパーリンクの追加機能があげられます。この機能ではPDFの変換時にPDFページやファイルにハイパーリンクを追加することが可能で、様々なウェブぺージやホームページなどのURLを挿入することが出来ます。作成できるハイパーリンクに制限はなく、すべてのウェブページなどをリンク出来ます。関連するWebページなどのURLを追加することで、より分かり易いPDFを作成することも可能になります。
メモリの管理機能が新たに搭載されているので、PDF-XChangeStandardのソフトウェア内で使用するメモリ量を、ユーザーが任意に設定することが可能です。システム全体のメモリの中からPDF-XChangeStandardに対してどの程度のメモリを割り当てるかの設定が行えます。メモリの管理を行えば使用できるメモリの量が増えるので、より快適にPDFの作成などが行えるようになります。またPDF-XChangeStandardの最新版ではより快適に動作するように最適化されていて、旧バージョンよりも安定して動作するようになっています。
PDF-XChangeStandardの最新版では、PDFの作成に関わる多数の機能が追加されていて便利です。新たな形式での圧縮などに対応していて、旧バージョンと比べて出来ることが増えていて、セキュリティなども向上しています。機能面やセキュリティ面では全体的に最新版の方ができることが多く、様々な処理が行えるようになっています。PDF-XChangeはPDF編集高度機能が少ないので、PDF編集、変換したい場合は、PDFエレメントがおすすめ。PDFエレメントはPDF編集ツールとしてOCR機能、PDF作成、変換、サイズ縮小などの機能を備えていますので、ぜひ使ってみてください。
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