個人情報等の漏洩が企業への信頼を失墜させる要因となり得ることは言うまでもありません。また、会社内の機密情報の漏洩は会社にとって大きな損失ともなりますので、各種情報の保護を始めとしたセキュリティー対策の重要性は今後もさらに高くなっていくことが予想できます。一方で、他社との共同プロジェクトや取引先とのやり取り等に当たっては、社外へ各種資料を持ち出さなければならず、このような際におけるセキュリティー対策もまた非常に重要と言えるでしょう。そしてそのような際に使用する資料のフォーマットはPDFファイルである事が多いのではないでしょうか。
Acrobatの墨消し機能:
Adobe社がリリースしたAcrobatもまた、非常に人気の高いPDFソフトの一つです。世界的なレベルでの使用者数はこちらの方が勝っている為、海外の企業との取引等、よりグローバルなシーンで利用されています。Acrobatを使用した際の墨消し方法も基本的にはPDFelement と同じで、メニューの選択、該当箇所のマーク、プロパティの設定が主な物です。Acrobatの場合も検索機能との併用により一括墨消しが出来ます。
しかしながら、その操作性と言う面においては、画面の見栄えが若干PDFelementより劣り、直感的な操作は容易ではない様にも感じられます。
言い換えれば、中、上級者の利用は念頭においている物の、初心者の利用は考慮されていないという事が出来るでしょう。
PDFelement の墨消し機能:
PDFelement は数多くのソフトの開発、販売を行っているWondershare社が2017年4月に発売したPDFソフトです。
他のPDFソフトに比べ、画面の見栄えが良い事が特徴的で、初心者でも簡単に直感的な操作が出来る工夫がされています。
こちらに搭載されている墨消し機能もまた、画面上部のメニューを選び、該当箇所のマークと、プロパティの設定を行うだけと言う直感的な操作が可能な、シンプルな手順が特徴的で、初心者の利用だけなく、より効率的な活用を望む中、上級者の利用も適していると言えるでしょう。検索機能との併用で一括墨消しを行える点もまた、長所の一つと言えそうです。
しかも墨消しの際、墨消しの塗りつぶし色も設定可能で、さらに墨消し部分の上に説明文字を載せることもできます。
今回はPDFelement とAcrobatの機能の中から「墨消し機能」に焦点を当て、双方を比較してみました。いかがでしたか。
PDFelementとAcrobatを比較する上でもう一点考慮してほしいのが、その価格についてです。
PDFelement は年間ライセンスで¥7,280、永久ライセンスでも¥9,980ですが、Acrobatの場合は年間ライセンスのみの販売で価格は¥17,844です。
機能に大きな差はないものの、コストパフォーマンスと言う点においてはPDFelementの方が優れているという事が出来るでしょう。
今回紹介した情報を、ソフト購入の検討をされる際の参考にして頂ければ幸いです。
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