PDF形式のファイルは汎用性が高いため、文書や図表などを送信・配布する際に幅広く用いられています。PDF形式のファイルは閲覧または印刷用のフォームなので、文書の内容を編集・処理を行う場合にはワープロや表計算ソフトでアクセスができる形式に変換する必要があります。
PDF形式の表を表計算ソフトで処理したい場合には手作業で表に入力するか、テキスト形式で保存したファイルを使用して表計算ソフトに貼り付ける方法があります。テキストとして表を保存した場合には、セル間がスペースで区切られているため、Excelのワークシートで読み込ませる前にテキストエディタなどでタブまたはコンマで区切る必要があります。
専用のソフトウェアまたはインターネット上のサービスを利用すれば、PDF形式の文書ファイルの表をExcel形式のファイルに変換することができます。無料で配布されている専用のソフトウェアまたはインターネット上のサービスを利用してPDF形式の文書ファイルをエクセル形式のファイルに変換する場合は、1ページごとに処理を行う必要がります。数ページ程度であれば1枚ずつ変換作業を行う事もできますが、数十ページにも及ぶような場合にはシェアウェアを利用する必要があります。
PDF形式の文書ファイルをExcel形式のファイルに変換する際の注意点ですが、機密性が高い文書はインターネット上のサービスを利用することができません。Excel形式のファイルには2003以前で使用されていた「.xls」と、それ以降のバージョンで使用されている「.xlsx」の2種類があります。
古いバージョンのExcelで編集作業を行う場合は、「.xls」で保存をする必要があります。Mac OSで大量のPDF文書を一度の操作でExcel形式のファイルに変換する場合に、「PDFelement 6 Pro Mac版」を利用することができます。「PDFelement 6」を利用すれば、ページごとに別々のワークシートまたは1つのワークシートに変換することができます。
「PDFelement 6」を起動して、PDFファイルをオープンします。
「変換」タグをクリックすると下段にツールバーが表示されるので、左から2つ目の「Excelに」ボタンをクリックします。
右側のオプションが表示されるので、「各ページを単一のワークシートに保存」を選択します。「フォーマットなしで保存」「フォーマットをそのままにして保存」という二つのオプションも選択できます。
変換設定が行われた後、ファイル名を指定して、保存先を選択して、PDFをExcelに変換するのを実行します。
「PDFelement 6 Pro Mac版」を利用すれば、大量のPDF文書ファイルであっても一度の操作で処理を行うことができます。PDF文書をページごとに1枚のExcelシートを作成することができるので、編集後にページを印刷する場合や、Excelで編集作業をした後に再びPDF文書にしたい場合などに利用することもできます。「PDFelement 6」があれば、編集したExcelシートからPDF文書を作成する際にも利用できます。
「PDFelement 6 Pro」を利用すれば、簡単な操作でPDF文書をExcel形式のファイルに変換することができます。各ページごとにワークシートを作成することができるので、編集作業後に印刷したりPDF文書に変換したい場合にも利用できます。
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