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PDFファイルは使用頻度が多い部類です。Windows7からWindows10にアップグレードすると、サムネイルと呼ばれる縮小画面による表示やプレビュー表示がなくなっています。これは一見OSの設定の問題の様に見えますが、実はアプリケーション側による変更なので大体のPDFファイルで本来なら関連付けがなされている仕様に変更し直す事となります。
アイコン表示が変わった背景
Adobe Acrobat ReaderはPDF文書を表示させる、純正品のアプリケーションです。純正品に関連付けられていると、サムネイル化されてファイルを開かなくても判別が出来る仕様です。但し、Windows7をアップグレードした場合Adobe Acrobat Readerによる関連付けがなくなるので、アイコンにプレビューされない表示になってしまいます。これにより単なるファイル表示になってしまい、内容確認するには開くしかありません。そこで設定し直す必要があります。
PDFファイル表示の関連付け
Windows10にアップグレードを行った場合、画像ファイルはサムネイルプレビュー表示になっているので開いたらどんな内容か判ります。然しOSをアップグレードした事により、PDFファイルの関連付けがなされているアプリケーションが別に設定されます。設定されたアプリケーションではサムネイルプレビュー表示が出来ない様になっています。よってまず変わってしまったファイルの関連付けを、サムネイルプレビュー表示が可能なAdobeReaderに関連付け設定し直す必要があります。
PDFファイルはWindows10で関連付けがMicrosoft Edgeです。よってAdobe Readerに関連付ける設定を行います。ファイルを右クリックしてプログラムから開くから別のプログラムからAdobe Reader DCを選択、常にこのアプリを使ってPDFファイルを開くにチェックを入れます。設定の結果、関連付けがなされる事になります。
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サムネイルプレビュー表示にする
ファイルの関連付けを純正のAdobe Reader DCに設定し直すだけでは、アプリケーションの特有のアイコンに変化するだけなので内容が見るだけでは判らない様になっています。内容を表示させるにはAdobe Reader DCのサムネイルプレビュー表示にする事が必要となります。然しAdobe Reader DCをインストールした時点ではサムネイル表示させる機能がインストールがされていません。よって機能をインストールする為Adobe Reader DCを起動を行い設定変更をします。
Adobe Reader DCを起動をさせたら編集から環境設定で、その後の表示の左上にある一般の項目から、右側に表示される「Windows ExplorerでPDFサムネールのプレビューを有効にする」をチェックします。機能追加のウィンドウが出るので「はい」を選択するとインストールが始まります。インストールが完了すると、単なるファイル表示だったアイコンが、サムネイルプレビュー表示になりファイルを開いたプレビューがアイコンになりファイルがどんな内容かが判るようになります。
PDFに限らず、アイコン表示をサムネイル化させて尚且つプレビュー表示になっていると見てファイル内容が判ります。これは必要なファイルを探す時に時短され、探したいファイル名を失念した場合もプレビュー表示で探せるといったメリットがあります。 OSが変わるとそれらがリセットされてしまう場合があるので、サムネイル化とプレビュー表示の手順を調べるのは快適に使うには重要なポイントです。
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