はじめに
この記事では多くのワードソフトに対応しているRTF形式の文書ファイルをAndroidやiosでそのままの形で閲覧する方法(RTFリーダー、Notability for iPad等)やPDFに変換する方法、主にPDFelement(PDFエレメント)等のソフトをご紹介します。
目次:
1.RTF(リッチテキスト形式)について
RTF(Rich Text Format)とは、文書を保存するためのフォーマットの一つです。
テキストエディタとは異なり、フォントの指定、文字のサイズ・太さ・左右揃えなどを行うことができ、さらにJPGやPNG等の画像もサポートしています。多くのソフトウェアに対応しており、またワードパッドで保存できるという利点もあります。
ワードファイルをRTFファイルに変更したい場合は、ぜひ下記の記事を参考してください。
関連記事:WordファイルをRTFファイルに変換するには>>
2. スマホでRTFを閲覧する方法
まず、スマホでRTFをそのままの形で閲覧する方法をご紹介します。
① Androidアプリ:RTFリーダー
RTFリーダーとは、AndroidでRTFファイルを閲覧することのできるアプリです。Document Readerが配信しています。
RTFリーダーを使用すると、RTFファイルの読み取りがシングルクリックで簡単にできます。さらに無料です。ただし、日本語がサポートされていないようです。
② Notability for iPad(ios用)
Notability for iPadは、有料ですが、PDFの編集、手書き文字のテキストへの変換等の様々な便利な機能を持つソフトです。さらに、RTFファイルの閲覧も可能です。
機能を追加するとアプリで課金が発生する場合がありますので注意されるとよいでしょう。
3.RTF形式をPDFやワードに変換できるアプリ三つ紹介
次に、RTF形式をPDFやワードに変換することのできるアプリをいくつかご紹介します。
① ファイルコンバーター(Android)
File Converterは、電子書籍、ビデオ、オーディオデータ、画像、PPTなど、様々なデータを取り扱うことのできるソフトです。RTFをワードやPDFに変換することもできます。
ただし、Light(500MB/月)で月額9.99ドル、BASIC(1GB/月)で月額14.99ドル、UNLIMITED(無制限)で月額25.99ドルの費用が発生します。年額、円に換算すると10,000円以上かかります。
② PDF変換スイート(Android)
PDF変換スイートは、Excel、ワード、textファイル、TIFF等様々なデータをPDFファイルに変換することができます。RTFもサポートしています。
また、PDFをワード形式のファイルに変換することもできます。さらに、このソフトは無料です。しかしながら、きちんとPDFに変換できない、PDFに変換する際に文字化けを起こす等、確実性に不安があるようです。
③ RTFなどの形式に変換できるソフトPDFelement
Wondershare社の製品PDFelementは、iOSやPCにも対応可能なソフトです。RTFファイルをPDFに変換することはもちろん、Excel・PPT・TIFF・JPEG等の多くのファイルをPDFに変換することが可能です。
さらにPDFのテキストを直接編集すること、フォントの変更、画像の挿入様々な編集が可能です。それだけではなく、PDFからExcel、ワード、JPEG、PPT等様々なファイルに変換することができる優れたソフトです。
標準版とプロ版(高機能)両方ともあります。いずれも買取り(永久使用)と年間サブスクリプションが利用可能です。法人向けだとさらにお得になります。
それでも不安のある方は、無料体験版で試してみることも可能です。RTFリーダーに比べてお得な値段だと言えるでしょう。
勿論、PDFファイルをRTF形式に変換することも可能です。詳しい情報はこちらまでチェックしてください。
関連記事:
iPadやiPhoneでPDFをRTFファイルに変換できるアプリ三つご紹介!>>
MacでPDFからRTF(リッチテキスト)形式に変換方法
4.まとめ
RTFファイルを直接閲覧する方法、またPDFに変換して読み取る方法はいくつかありますが、ユーザの使用OS環境、予算等、事情に合わせたものを選択されるとよいかと思います。
また、セキュリティにも気を付けておくべきでしょう。PDFに変換すれば、様々な機器から読み取りが可能になります。コストや機能より比較すると、上記のPDFelementはかなりおすすめだと言えるでしょう。
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