はじめに
近年コロナウイルスの影響で一時的に採用をストップした企業があった中で、24年卒は採用を再開する企業も増えてきています。
そのように選択肢が増えた中で、就活生がまず最初に使うサイトは、やはり老舗の「マイナビ」、「リクナビ」でしょう。
以下ではそのうち、マイナビについて基本情報からはじめ、その特徴、利用方法などを説明し、また、就活に利用できる履歴書テンプレートを使った履歴書の書き方についてもご紹介します。
目次:
1. マイナビの基本情報
1.1 マイナビとは何か?
株式会社マイナビは国内の大手人材・広告企業で、就職・転職・進学情報の提供や人材派遣・人材紹介などを主業務としていますが、同名の「マイナビ」のブランド名で人材情報サービスのポータルサイトを運営しています。以下ではこのポータルサイト「マイナビ」のうち、新卒採用の「マイナビ2024」を中心に説明します。
1.2 マイナビの歴史と信頼性
株式会社マイナビは、1973年に毎日新聞社の関連会社、株式会社毎日コミュニケーションズとして創業されました。「マイナビ」という呼称が最初に使われたのは、新卒学生向け就職情報サイト「毎日就職ナビ」の略称としてですが、これが人材情報サービス全体を示す共通ブランドとして使用され、その後、社名として採用しています。
従来から同社が手がけていた新卒学生向け(マイナビ20○○と西暦がつく)、転職希望者向け、派遣希望者向け、進学希望者向けなどのサービスに加え、アルバイト希望者向けサイトをオープンするなど、総合人材情報サイトとして規模拡大を続け、リクナビやSUUMOなどを展開するリクルートグループの対抗勢力としての姿勢を強く打ち出しています。
「マイナビ新卒採用」は、ほぼ全就活生が利用しています。また、オリコン顧客満足度調査では、数あるエージェントサービスのなかでも高い順位を獲得しています。多くの学生が利用し、満足度も非常に高いサービスなので、かなり信頼性の高いエージェントサービスであると考えられます。
2.マイナビの特徴
マイナビの特徴は以下のとおりです。
2.1 ターゲットとする卒業生層
特に偏差値の高い大学に通っている多くの学生が、マイナビを利用しているようです。
登録学生の属性をリクナビと比較すると、文系、理系ともにマイナビが多くなっています。また、専攻別でみると機電系学生はマイナビが多く、情報工学系や生物系学生はリクナビが多いようです。
2.2 掲載企業の特徴
リクナビと比較すると、掲載社数、エントリー受付企業数ともにマイナビの方が2倍以上多いです。
地方企業や中小・ベンチャー企業の登録数に関しては、マイナビは日本で一番多く、メーカーとサービスが突出しており、商社、ソフトウェア・通信が続きます。それ以外の業種も1000社近く登録されており、自分に合った企業を探すには十分な母数が確保されていると言えます。
3. マイナビの利用方法
マイナビの利用方法は以下のとおりです。
3.1 アカウントの作成とプロフィール設定
以下の手順でアカウント作成とプロフィール設定を行います。
①マイナビ公式サイトで「会員登録」をクリックし、卒業年のマイナビを選択し、「会員登録を行う」をクリック
②姓名・メールアドレスを登録
③住所・連絡先を登録
④休暇中の住所・電話番号を登録
⑤学校情報を登録
⑥希望する条件の登録
⑦会員ID・パスワードの登録
⑧会員登録完了:スキル・資格、経験を追加登録してもいいですし、「適性診断MATCH plus」の受検も可能。
どちらも無視して、トップページにログインすることもできます。
3.2 求人情報の検索と応募方法
まず、企業検索ページで企業を検索します。検索は企業名以外に業種、エリア、職種、従業員規模・株式公開の有無、採用状況、待遇・福利厚生、受付状況、採用状況などで絞込検索ができます。
マイナビから企業へエントリーする方法には、個別エントリーと一括エントリーの2つの方法があります。
①個別エントリー
・個別に1社ずつエントリーする方法です。
・各社のページに表示されている「エントリー」ボタンから応募します。
・エントリー時にアンケートが設定されている企業もあります。
②一括エントリー
・複数企業にまとめてエントリーできます。
・検索結果画面で企業名横にチェックを入れ。「選択した企業にエントリー」ボタンを押し、まとめて応募することができます
・企業によっては一括エントリーを受け付けていない企業もあります。
4.マイナビのメリット
マイナビのメリットは以下のとおりです。
4.1 就職活動におけるメリット
就職活動におけるメリットとしては以下が挙げられます。
①掲載している企業数が多い
②イベントの実施回数が多く、質が高い
③自己分析・就活適性検査が無料でできる
④WEB説明会があるので交通費がかからない
4.2 企業とのコネクションの重要性
マイナビにブランド力があるので、多くの企業とコネクションを持つことが可能になり、結果的に自分の希望する企業を見つけて就職できる確率が高くなります。
4.3 24年卒に特に有益な機能
マイナビ2024には、以下の役立つ機能があるので、是非活用しましょう。
①検討リスト
気になる企業をリスト化できる機能で、自己分析と企業研究を進めながら、自分がエントリーする志望企業のリストアップに活用できます。
②スカウト機能
自己PR文を匿名で登録した場合に、企業からアプローチを個別に受けられる機能です。経験や個性に興味を持った企業からスカウトメールが登録者に届きます。
③マイナビ2024公式アプリ
「マイナビ2024公式アプリ」は、スマホ用のアプリで、企業からのメールやスケジュールを確認したり、気になる企業の最新情報をチェックしたりと、使い方次第で就活準備をサクサク行うことができます。
④PVランキング
みなさんからの注目度が高い企業をランキングで公開しています
⑤WEBセミナー
WEB上で、会社説明会や就活対策講座などを無料で視聴でき、企業研究や就活準備ができます。
5.マイナビの使い方のコツ
5.1 求人情報の絞り込み方法
求人情報はマイナビのシステムを使って、業種、エリア、職種、従業員規模・株式公開の有無、採用状況、待遇・福利厚生、受付状況、採用状況などを細かく指定して絞り込むことができます。
最初はまず業種と職種だけ選択して大まかな採用状況を把握し、その後エリアや待遇などで徐々に絞り込んでいくのがいいでしょう。
5.2 プロフィールの魅力的な作成方法
プロフィールは伝えたいことを簡潔に、分かりやすくまとめましょう。以下の項目を整理して、作成します。
①大学で学んだこと
②自己PRに繋がるような強みとそのエピソード
③入社に向けての意気込み
記載項目を最小限にしてシンプルにまとめることで、却って相手の興味を引くこともできます。
また、読みやすい文章を心掛け、採用担当者に「この人のことをもっと知りたい」と思わせるような引っ掛かりだけ残すようにしましょう。
5.3 企業へのアプローチのコツ
企業にアプローチする際、以下の点に留意しましょう。
①企業研究
応募する企業を十分に研究し、その企業のビジョン、ミッション、文化、製品・サービス、業界動向などを把握しておくことが大切です。
②応募先に合わせた履歴書・職務経歴書の作成
自己PRや職務経歴書を、応募先の企業やポジションに合わせて適切に作成しましょう。自分の強みや経験を前面に出し、企業が求める要素とマッチするように工夫します。
③インターンシップや説明会に参加
インターンシップや企業の説明会、合同説明会に積極的に参加し、企業や業界をより深く理解し、また担当者と顔繫ぎができる機会を活用します。
6.履歴書作成ならPDFエレメントが最適!
就活には履歴書が付き物です。PDFelementのWEBページには様々なPDF形式のテンプレートが用意されており、その中の履歴書テンプレートを活用して、PDFelementを使って以下の手順で編集することができます。
①PDFelementを起動して「+」(PDFを作成)ボタンをクリックし、「PDFテンプレート」を選択します。
②テンプレートの一覧が表示されるので、「履歴書」を選択し、「編集する」をクリックすると、テンプレートが読み込まれ、編集できる状態になります。
③ツールバーの「テキスト」をクリックし、任意の場所に配置してから、文字列を入力します。
④書き方でわからないことがあれば、その場でAIに質問しましょう。
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まとめ
ここでは就活サイトのマイナビについて、その基本情報、特徴、利用方法などを説明し、さらに、就活に利用できる履歴書テンプレートを使った履歴書の書き方についてもご紹介しました。
Wondershare では学生向けの履歴書をはじめ、様々なテンプレートを用意しています。PDFelementを使えば、これらのテンプレートを自由に編集し、またわからないところがあればAI機能を使って確認しながら作成することができるので非常に便利です。無料試用版もあるので、是非その有用性をお試しください。
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