
iPhoneのメモアプリは、iOSのアップグレードとともに高機能化しています。さまざまな書式設定ができる他、書類のスキャンや、写真の加工を使って、自由にメモを作成することができます。ついでにPDFに変換すれば、共有も簡単です。
本記事では、筆者の手元にあるiPhone14 iOS18を使用しながら、メモアプリの基本的な使い方と、作成したメモをPDFに出力する方法について解説します。
本記事を読んで頂くと、メモアプリのOCR機能を使いこなすことができるようになります。
iPhoneには、標準アプリとして、「メモ」アプリがあります。当初は最低限のメモを作ることしかできなかったのですが、やがて高機能化しました。その結果、現在では書類スキャンや、撮影した画像を加工したり、マーカーでイラストを描けるなど、とても便利になっています。

ここでは、iPhoneのメモアプリで画像や書類をスキャンし、PDFに出力する方法を具体的に解説します。
iPhoneのホーム画面から、「メモ」アプリのアイコンを見つけてタップし、起動します。
最初の画面から、右下の「紙とペン」のアイコンをタップすると、新規メモが作成され、編集画面になります。

「クリップ」アイコンをタップし、表示されたメニューから「書類をスキャン」を選択します。すると、書類を撮影する画面(OCR機能)に切り替わります。
また、iPhoneで撮影済みの写真をPDF化したい場合は、「写真またはビデオを選択」を選びましょう。

1)スキャン画面では、画面内の矩形領域に、黄色い矩形エリアが重なって表示されます。これは自動的に対象物に追従します。

・フラッシュ設定(雷アイコン)
フラッシュを「自動・オン・オフ」に切り替えられます。
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・色調設定(3つの円のアイコン)
取り込んだ後の最終結果に対して、色調補正ができます。「カラー・グレイスケール・白黒・写真」から選択可能です。また、取り込み後にも変更可能です。
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2) 画面下部にあるシャッターボタンを押すと、一度この黄色い矩形エリアが固定され、白い枠に変化します。この枠が、実際に画像として取り込もうとしている範囲です。
もし書類が白い枠からはみ出している場合は、四隅の角を移動して、書類をきちんと覆うように修正しましょう。

3)白い枠の調整ができたら、画面右下角にある「保存」を選択します。すると、白い枠で囲んでいた部分が、長方形に引き伸ばされ、メモの中に画像として取り込まれます。また、複数回取り込んだ場合は、横に並んで表示されており、スクロールできます。

最後ではメモでスキャンした写真や書類をPDFとして保存しましょう。右上角の「共有」アイコンをタップし、表示されたメニューから「プリント」を選択します。

すると、プリントのオプション画面が表示されます。スキャン画像を指で拡大すると、自動的にPDFファイルへ変換されます。また、変換されたPDFファイルは「ファイル」などに保存できます。

これまでとは反対に、テキストが編集できないPDFファイルや印刷物を、テキスト化する方法をご紹介します。
画像や書籍の文字情報を抽出してテキスト化したいときは、OCR(Optical-Character-Recognition:光学式文字認識)機能を搭載しているソフトウェアを使用します。
OCRが搭載されているアプリは、撮像された画素を解析して、文字を認識し、編集可能なテキスト情報に変換できます。次の部分は、OCR機能搭載のスマホについて紹介します
関連記事:iPhoneでスキャンしたPDFの文字認識!PDFを編集可能のテキストに>>
プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし
OCR機能を搭載していて、iPhoneで使える3つのおすすめアプリを紹介します。
iOS版PDFelement(PDFエレメント)は、世界的なソフトウェアメーカー「ワンダーシェアー」社が提供する、高機能なPDFアプリです。直感的な操作で、写真スキャンからOCR処理までを一貫してスムーズに行えます。
iPhone標準のメモアプリのスキャン機能と比べて、連続スキャンや自動認識、傾き補正、フィルター適用など、より高度なスキャン機能を搭載。写真や書類を高品質にデータ化できるのが特長です。

さらにOCR機能では、日本語や英語を含む20以上の言語に対応し、スキャンした画像や書類を編集可能なテキストに変換可能。単なる保存にとどまらず、実用的なデータとして活用できます。

さらに、テキスト編集や翻訳、注釈・コメント機能も充実しており、スマホでも快適にPDFの閲覧・編集が可能です。
料金はほかのアプリと比べ、コストパフォーマンスがいいです。無料体験版もあるので、実際の使用感を確認してみるのもおすすめです。
・開発元:Wondershare
・価格:マルチプラットフォームプラン 永続ライセンス 9,980/円(税込)
関連人気記事:おすすめの写真スキャンアプリ5選!写真をスキャンしてPDF化する
メイン画面から「文字認識アイコン」をタップすると、OCR画面になります。複数の画像をまとめて1つのPDFファイルに変換できるので、画像入りの手順書などを作るのにとても便利です。
画像からPDF文書を作成する作業が非常に多い、企業ユーザー向けです。

・開発元:INTSIG(中国)
・価格:年間6000/円
Evernoteは、手書き文字も認識できることを売りにしているメモアプリです。カメラ撮影時、自動的に書類認識処理が実行されます。このとき、緑色の矩形エリアが対象物に追従し、そのまま1秒~2秒程度待つと、自動で撮影されます。

撮影したものはノートの中に取り込まれます。これを開いて文字検索すると、内部でOCR処理をしており、画像内の文字まで検索してくれます。
・開発元:Evernote
・価格:年間5800/円
関連人気記事:おすすめのOCRアプリ8選!書類や写真をスキャンして編集や翻訳もできる
写真や紙の書類をスキャンしてPDFファイルとして保存することで、データの整理・共有・保管がしやすくなります。これはDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるうえでも欠かせない取り組みの一つです。。
なお、iPhoneのメモアプリには、写真のスキャンとPDF化機能が標準搭載されています。iPhoneユーザーであれば、誰でも無料で写真をスキャンし、PDFに変換することが可能です。
iPhoneをお持ちの方は、この記事で紹介した方法を参考に、ぜひ実際に試してみてください。
また、写真スキャンからOCR処理までを一貫してスムーズに行いたい場合は、専用アプリ「PDFelementモバイル」の利用もおすすめです。高機能なスキャンやOCR、さらに編集まで、すべてを一つのアプリで完結できます。
無料体験版も提供されているので、まずはダウンロードして使い勝手を試してみましょう。
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