展示会や打ち合わせ、会議の場など対面でPDF資料を相手に渡したいとき、QRコードを活用した配布が効率的な方法の一つです。
この記事ではPDFファイルをスムーズに共有するためにQRコード化する4つの方法と、QRコード化時のよくある質問についてをご紹介します。
利用シーンに合わせて最適な作成方法を選ぶことで、相手に手間をかけさせることなく、資料や文書を渡せます。
PDFファイルのQRコード化は、主に共有用のURLを発行し、そのURLをQRコード化することで行います。また、PDFをQRコードにする主な利点は次のとおりです。
PDFからQRコードを作る方法はいくつかありますが、この記事で紹介する4つの方法と、それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
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作成方法 |
料金 |
主なメリット |
適した場面 |
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無料(トライアル版あり) |
・編集画面から直接QRコード化 |
・PCからスマホへの転送 |
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無料(15GBまで) |
・長期的な保管に向いている |
不特定多数への長期公開 |
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無料(広告付き。有料版では広告なし) |
・アカウント登録が不要 |
大容量ファイルの一時配布 |
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無料(5GBまで) |
・リンク先でiCloudへの直接保存が可能 |
Appleデバイス間の共有 |
それぞれの具体的な使い方や注意点について、順番に詳しくお伝えします。
「PDFelement」を使うと、PDFファイルからQRコードを素早く発行して相手に共有できます。共有ボタンから1クリックでPDFのQRコードが表示されるからです。
スマートフォンのカメラでQRコードを読み込むとスマホ用アプリが開き、対象のPDFファイルがダウンロードされます。自分のスマホへの素早いデータ転送はもちろん、チーム内でのペーパーレス資料の受け渡しにもピッタリです。
またPDFelementはPDFの編集にも対応しているソフトなので、スマホで読み込んだ資料はそのまま編集することも可能です。
PDFelementはPC版ソフト・スマホ用アプリのいずれも無料でダウンロードできます。まずはダウンロードして次の手順を試してみてください。
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PDFelementでファイルをQRコードで表示するのはとても簡単です。

そして、表示されたQRコードは、スマホ版のPDFelementアプリで読み取ってください。

この方法の優れている点は、スマホでの閲覧はもちろんのこと、そのまま編集作業も行えること。スマホをサッとかざすだけで、素早くファイルをやり取りして次の作業に移れます。

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PDFelementで表示したQRコードを読み込んでスマホに送るためには、スマホ版PDFelementアプリが必要です。
もしアプリやアカウントを持っていない相手に資料を共有したいときには、共有リンクをQR作成サイトで変換する方法で対応しましょう。
共有リンクは「共有」ボタンをクリックし、「リンク」タブから取得します。ダウンロード権限や公開期限を設定することも可能です。

PDFの共有URLをQRコードに変換するには「QRのススメ」などのサイトを利用し、コピーしたURLを貼り付けて作成しましょう。
この方法で作成したQRコードを読み込めば、どのユーザーでもブラウザ上でPDFを表示できます。

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Googleドライブでは、共有したPDFファイルをブラウザやアプリですぐに開けるため、素早く確実に相手に見てもらいたいときに重宝します。
クラウドストレージに保管するので、長期的なファイル保管にも向いています。長期的に配布したいPDF資料の保存・QRコード化にぴったりです。
無料版では15GBまで利用可能となっており、利用するにはGoogleアカウントの登録が必須です。一方でQRコードでスキャンする相手側は、Googleアカウントがなくてもログイン不要でPDFを見られます。
Googleドライブを使って、PDFのQRコードを作成する手順は以下のとおりです。


GoogleドライブではQRコードを出力することはできないため、QRコード作成サイトでURLを変換する作業が必要です。
QRコードを読み込むと、Googleドライブのページにアクセスして直接PDFが閲覧可能です。
メールアドレス登録などの面倒な手続きなしで、今すぐPDF資料を渡したいときには「ギガファイル便」が役立ちます。アカウント登録不要で利用できるほか、クラウドストレージでは難しい300GBまでの大きなデータにも対応しているのが特徴です。
一方でギガファイル便の注意点は以下のとおりです。
ギガファイル便では全てのデータに保持期限が設定されます。データ保持期間は後から変更できないため、設定を間違えないよう注意してください。


また、URLリンクと同時にQRコードが作られるため、別のサイトでQRコードへ変換する必要がありません。もちろんQRコードの大きさや色などを細かく調整したいときや、画像形式で保存する際にはリンクを別のサイトでQRコード化することも可能です。
ギガファイル便で読み取ったQRコードからは、PDFをダウンロードして閲覧します。直接ブラウザで閲覧することはできません。
iPhoneやMacなど、Appleデバイスを利用している方にはデフォルトで使えるiCloudが便利です。他のアプリの導入やサイトへ登録する必要がないからです。リンク先からiCloudに直接保存する機能があり、相手もAppleデバイスやiCloudを使っているとスムーズなクラウド間でのやり取りができます。
さらにブラウザを開かなくても、iCloud設定をしているデバイスであれば「ファイル」アプリからも共有リンクが作れます。
注意点としては無料で使えるストレージ容量が5GBまでしかなく、たくさんのファイルを共有するときには不向きです。
普段からAppleデバイスを利用している方、相手もiCloudでデータ整理を行っているケースであれば、iCloudでの共有が最も使いやすいでしょう。
まずはブラウザでiCloudのサイトを開き、PDFをQRコード化する方法を解説します。

QRコードをスキャンすると、ファイルをダウンロードするか、自分のiCloudドライブに保存するかを選べます。

PDFからQRコードを作成するときによくある悩みや疑問について、解決策をお答えします。
共有設定が適切でなく、特定の人だけが見られるような設定になっていると他の人からはPDFを見られません。デフォルトでは個別に選択したユーザーしか見られない設定になっているため、リンクを知っている全員がアクセスできるように設定を変更しましょう。
また、QRコード作成後のチェックも不可欠です。シークレットモードでリンクを開くほか、他の人のスマホでスキャンして、リンク状態を客観的に確認してください。
Googleドライブの「版の管理」機能を使えば、URLを変えずに中身のデータだけを最新版に差し替えられるため、QRコードを作り直す必要はありません。
PDFelementなど、今回紹介したその他のサービスで新しいPDFファイルに差し替えたい場合、基本的には共有リンクやQRコードを作成し直す必要があります。
古いデータの共有URLを残しておくとトラブルにつながってしまう可能性もあるため、共有停止も忘れずに行っておきましょう。
一般的なQRコード自体に有効期限や読み取り回数の制限はありませんが、QRコードの元になったURLが使えなくなると読み込めなくなってしまいます。
例えばギガファイル便の保持期限が過ぎたり、iCloudでファイルを移動させたりするとリンクが無効になります。
長期間利用したいときにはクラウドストレージを利用し、ファイルを移動させたときはQRコードで正しく読み取れるか確認してみてください。
最低でも一辺1.5cm(15mm)以上がおすすめです。これ以上小さくしてしまうと、スマートフォンのカメラのピントが合わず、正しく認識できなくなるためです。
ポスターなど遠くからでも読み込めるようにするには、さらに大きめのサイズにする必要があります。小さすぎたり、端に寄せすぎるとQRコードがあることに気づかれなくなってしまうため、目立つ場所に置くなどの工夫も行いましょう。
またQRコード周辺に余白を設定することも重要です。すぐ近くに他の文字やイラストがあると、カメラで読み取れなくなってしまいます。
使うサイトによっては、QRコードスキャン後に転送されるリンク先で広告が表示されることがあります。ギガファイル便を例にすると、無料版で利用している場合は転送元・転送先ページのいずれにも広告が表示されます。
一方でPDFelementやGoogleドライブ、iCloudであれば無料で活用できる範囲でも広告などは表示されません。
ビジネスシーンで不特定多数の人にPDFを配布するときや、社外の方へPDFを転送するときなどでは、広告の表示されないサービスが向いています。
この記事ではPDFからQRコードを作成する4つの方法と、その具体的な手順について解説しました。
とはいえ「毎回ネット上にファイルを保存して、URLを変換するのは面倒だな……」と感じた方もいるかもしれません。そんな方には、編集画面から1クリックでQRコードを直接発行するPDFソフト「PDFelement」がおすすめです。
QRコードをスマホで読み込めば、すぐにファイルが転送されます。不特定多数へのURLリンクも細かく権限設定が可能です。PDFelementは無料でダウンロードができます。今すぐインストールして、快適なファイル共有を体験してみてください。
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