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GUIといえばアイコンによるファイルの選択が一般的です。何を起動するかはアイコンの表示を見て決定します。もし、その表示が変わってしまったらどれを開いて良いのかわからなくなってしまいます。例えばPDFのファイルを開こうとしても、いつもと同じでなければ探しようがありませんので、そんな時に変更方法を知っておけば便利です。
Part1. 起動するアプリケーションによって違うデザイン
アイコンは起動するアプリケーションによって異なる表示を持っています、その表示のおかげでおおよその内容がわかるのですが、その割り当てがうまくいっていないと内容と違った表示になって混乱してしまいます。そのファイルが何を起動するものなのかを覚えこませる、つまり適切なアプリケーションへの関連づけが必要です。ソフトウエアのアップデートなどで変わってしまうことが多く、いつの間にか変わっているということがあります。元の表示に戻したい場合には、変更は各アイコンのプロパティから行います。
AdobeAcrobatReaderなどの定番ソフトに関連づけられているPDFファイルは赤と白の表示になっているのですぐわかると思います。ただしOSのバージョンによってはブラウザで開くことが標準設定としてる場合があります。白地に青のeマークの場合は、ブラウザに関連づけがなされています。そのため選択して開くとブラウザが開くはずですが、それが普段と違う表示になっている原因です。PDFファイルの関連づけをPDFに関係するものにすることで元の表示に戻すことが可能です。
Part2. プロパティを使って変更する
デザインを変更したいアイコンを選択して、右クリックします。表示されたプルダウンメニューから「ファイルから開く」を選択します。次にもう一度メニューが開くので、「別のプログラムから開く」を選択しましょう。AdobeAcrobatReaderなどのPDFを閲覧できるアプリケーションを選びます。変更が無事完了するとそれに応じたアイコンに変更されます。あとは同じように関連づいているものが一度に変更されていることに気がつくはずです。この操作は1つのファイルだけでなく、同じ拡張子を持つファイルが同じように関連づけられます。
Part3. 設定画面からの変更方法
スタートメニューの設定(歯車のマーク)から変更することも可能です。最新のOSでは設定画面がひらいて「アプリ」と呼ばれるものを選びます。画面の左側から「規定のアプリ」を選択して、「ファイルの種類ごとに規定のアプリを開く」を選びます。表示されたアプリケーションからAdobeAcrobatReaderを選ぶとPDFのデザインに変わります。ここで他のものを選ぶとそれに合わせた表示に変わります。Readerのバージョンによって細かなデザインが違うので注意しましょう。
Part4. WORDに貼りつけたPDFのアイコン
WORDファイル内にPDFファイルをオブジェクトとして挿入すると、PDFのアイコンではなく、デフォルトの他のものに変わってしまう恐れがあります。これはオブジェクトの挿入をする時の設定によります。挿入すべきPDFファイルを選ぶ時に「アイコンで表示」にチェックを入れます。そのメニュー上にある「アイコンの変更」を選択します。その後に表示されるメニューから選ぶことも可能です。「参照」を選択してフォルダに保存されているものを探し出すこともできます、誰か他の人がつくったものに割りつける時も同様に変更することが可能です。
ファイルを開こうとした時にいつもと違うアイコンだと躊躇していまいます。普段あまり使わないものだと違うデザインに変更されるだけで、特にPDFは専用のアプリケーションなので他のものとして表示されると混乱します。そんな時は慌てず、アイコンの設定を変更するかことで、元の見慣れたデザインに戻すことが可能です。
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