仕事や学校などでさまざまな文書を扱っていると、RTFファイルを使用しなければいけない場面に遭遇する可能性があります。しかし、RTFファイルがどのようなものか分からない方も多いでしょう。そこで今回は、RTFファイルの概要や特徴を紹介します。また、PDFelementというソフトを使用したwordへの変換方法も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
RTFファイルはあまり頻繁に使用される形式ではありませんが、さまざまな特徴があります。RTFファイルを利用する際には、この後解説する特徴を理解した上で使ってみてください。また、他のファイル形式への変換が可能であり、その時にはPDFelementというソフトを使うのがおすすめです。
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RTFファイルとは、マイクロソフト社によって定められている、文書を保存できるファイル形式のことです。「Rich Text Format(リッチテキストフォーマット)」を略して、RTFファイルと呼ばれることがほとんどでしょう。マイクロソフト社の製品はもちろん、他社の製品でも対応しているソフトウェアがあります。そのため、アプリケーションが対応していれば、別のOSでも作成した文書を交換できるのです。また、RTFファイルを保存した際には、ファイル名の末尾に「.rtf」の拡張子が付きます。
初めてRTFファイルが公開されたのは1987年のバージョン1.0で、その後も1~3年ごとに更新が行われました。しかし、2008年に出たバージョン1.9.1以降の改版はありません。マイクロソフト社によって、「1.91が最後である」と表明されているため、今後も更新されることはないでしょう。
RTFファイルには、以下のようなさまざまな特徴があります。
RTFファイルで文書を作成する時に、さまざまなフォントを指定することが可能です。wordと同じような機能だというと、イメージしやすいのではないでしょうか。ただし、それほど多くのフォントに対応しているわけではありません。
フォントだけでなく、文字の大きさも自由に変えられます。また、太字にしたり下線を引いたりして強調することも可能。斜体も自由に使用できるのです。
文字のフォントや大きさなどを変える時や、文字飾りを付ける時は、「タグ」という制御機能を使用します。たとえば、<FONT COLOR>や<FONT SIZE>などを使用して、文書を作成していきます。
ページの左側から文字を入力していくのではなく、真ん中に入力したいケースもあるでしょう。RTFファイルなら、そんな時でもしっかり対応できます。中央や左端、右端、両端揃えを活用してください。
RTFファイルは文書ファイルですが、文字だけでなく表や画像の埋め込みにも対応しています。そのため、分かりやすい資料を作成する時などにも役立ちます。対応している画像ファイルは、JPEGやPNG、EMFやWMF、PICTやDIBです。これら以外の画像ファイルを使用したい場合は、事前に変換作業を行いましょう。
まずは、使っているパソコンにPDFelementをインストールします。画面の指示に従えば誰でも簡単に行えて、1分程度で完了します。インストールが完了したら、「今すぐ開始」ボタンをクリックしてください。
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PDFelementを起動したら、スタートメニューから右上にある「PDF変換」をクリックしましょう。ファイル一覧が表示されたら、その中から変換したいファイルを選択します。
必要な場合は「ファイル名」を変更し、「ファイルの種類」から「ワードファイル(*.docx)」をクリックしてください。
「ファイルの種類」の下にある「設定」をクリックすると、ワードファイルの画像品質や、テキスト設定の優先順位・テキストレイアウトの優先順位などの設定が可能です。必要に応じて選択しましょう。
全ての設定が完了したら、右側にある「保存」をクリックしてください。進捗が青いバーで表示され、100%になったらwordへの変換が完了します。念のためwordファイルを開いて、中身やレイアウトなどの確認を行うことをおすすめします。
紹介した方法以外にも、PDFelementを使ってwordに変換する方法があります。PDFelementの製品画面の左上にある「ファイル」を選択し、「変換」から「word」をクリックしてください。ポップアップ画面が出てきたら、ファイル名を記入して「保存」を押します。その後必要に応じて設定を行えば、wordへの変換ができます。
あまり扱ったことがないRTFファイルなどのファイル形式でも、PDFelementなら簡単に変換できます。RTFファイル以外にも数多くのファイル形式に対応しているので、あらゆる場面で活用できるでしょう。変換以外にも、PDFの編集や圧縮、パスワード設定などにも対応しています。PDFに必要な機能が全て揃っているので、ぜひ一度使ってみてください。
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