PDFを開いたら、文字や画像がぼやけて見えることはありませんか。印刷したときや資料として使うときなど、PDFの見え方が気になる場面は意外と多いものです。
その原因の多くは「解像度」にあります。PDFにおいても解像度は重要な要素で、解像度が低ければPDFファイルの内容が見えにくいものになってしまいます。
この記事では、PDFの解像度の基本から解像度を確認する方法、そして画質をきれいにするための解像度を上げる方法までを解説します。PDFをもっと見やすくしたい方はぜひ参考にしてみてください。
さらに、PDFelementのすぐれた解像度の機能を使えば、誰が見ても高画質なPDFファイルを作成・改善できます。「PDFの品質にもこだわりたい」という方は、PDFelementの導入をぜひ検討してみてください。
PDFの解像度を確認・上げるツール「PDFelement」

PDFの解像度とは、PDF内の画像や文字の「細かさ」を表すものです。一般的には「DPI」という単位で表され、数値が高いほど文字や画像がくっきり表示されます。
PDFの解像度が低いと、画面上では問題なく見えているのに印刷すると文字がにじんだり、画像がぼやけることがあります。印刷用の資料や拡大して使うPDF、品質が重要となるビジネス用のPDF文書などでは解像度を上げておくことが大切です。
PDFの用途に合った解像度へ調整することで、見やすくて伝わりやすいPDFに仕上げることができるでしょう。
解像度を表す単位としては「PPI」も使われますが、DPIとは使われる場面と意味が異なります。
以下の表でPPIとDPIの違いについてまとめました。
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PPI |
DPI |
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正式名称 |
Pixels Per Inch |
Dots Per Inch |
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意味 |
1インチあたりの画素数 |
1インチあたりの印刷ドット数 |
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対象 |
画面表示や画像 |
紙や印刷物 |
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影響するもの |
画面上の見た目の精細さ |
印刷時の文字や画像の細かさ |
画面で見るときや画像の場合はPPI、紙に印刷する場合はDPIを意識するといいでしょう。
この考え方を押さえておけば、PDFの解像度を上げるときや画像変換するときに迷わなくなります。
PDFの解像度は、用途に合うかどうか事前に確認しておくのがおすすめです。印刷や資料配布の前に確認しておくことで「印刷したら文字がぼやけた」、「画像が粗くて見づらい」といったトラブルを防げます。
ここでは、PDFの解像度を確認する方法をご紹介します。
PDF内の画像を抽出してプロパティを確認すれば、PDFの解像度を確認できます。
PDF編集ソフトである「PDFelement」を使えば、PDF内に含まれる画像を保存してから解像度を確認することができます。実際の確認方法を見てみましょう。
ステップ1:PDFelementを起動したら、「PDFを開く」ボタンから画像が含まれているPDFを開いてください。

ステップ2:PDF内に含まれる解像度を確認したい画像を右クリックして、「名前を付けて画像を保存」を選びます。

ステップ3:保存された画像のプロパティを開くことで、解像度を確認することができます。

Adobe AcrobatやPhotoshopなどの専用ツールを使えば、PDFに含まれる画像の解像度を細かく確認することができます。ただし、これらのツールは高機能である分、高額な利用料金がかかる点に注意しなくてはいけません。
PDFの解像度を確認するだけであれば、無料もしくは低コストで使えるPDF編集ソフトも増えているので、それらのソフトを活用するのがおすすめです。
・Acrobat「印刷工程」の「出力プレビュー」を開き、プレビューを「オブジェクトインスペクタ」に変更します。
画像をクリックするだけで解像度を確認できます。
PDFの解像度が足りていないと感じたなら、用途に合わせて解像度を調整するといいでしょう。
解像度を上げることで、印刷や拡大表示しても見やすいPDFに仕上がります。
ここからは、PDFelementを使ってPDFの解像度を上げる3つの方法を解説します。
長期間の保存に適したPDF/A形式でエクスポートしておけば、解像度が低下しなくなります。PDF/Aはあらかじめフォントを埋め込んでいたり、暗号化や外部データの利用を制限していたりなど、長期保存に向けたルールが定められているのが特徴です。
文字やレイアウトが崩れにくい工夫が施されているため、PDFを閲覧するパソコンや環境が変わってもPDFの画質が落ちにくくなります。PDFelemenの場合、以下の手順でPDF/A形式として出力することができます。


PDFelementにはAIを活用したインテリジェンス画像編集機能が搭載されており、PDF内の画像を自動で解析し、画質を補正したり向上させたりすることができます。
解像度が低い画像が含まれていても、AIが不足している部分を補完してくれるので、文字や写真をくっきり見せやすくなるのがメリットです。実際にPDFelementへ搭載しているAI補正機能を使い、画像の解像を上げてみましょう。



この方法は、PDFを印刷用として高画質で出力した後、もう一度PDFとして保存する方法です。
印刷時の解像度を高く設定することでPDF全体をまとめて見やすくでき、手軽にPDFの解像度を調整できます。
PDFelementの場合、「印刷」ボタンをクリックして表示されるプレビュー画面から画像として印刷できます。「画像として印刷」にチェックを入れることで、解像度の指定も可能です。
通常の印刷画面から、お手軽にPDF解像度を上げた画像として印刷できるようになります。


PDFの解像度を上げれば見た目や印刷品質は良くなりますが、いくつか注意したいポイントもあります。設定を間違えると、ファイルサイズが大きくなりすぎたり、思ったほど画質が改善されなかったりする場合もありますので注意しましょう。
ここでは、PDFの解像度を上げる前に知っておきたい注意点をご紹介します。
PDFの解像度を上げると、PDF自体のファイルサイズが大きくなります。画質は良くなりますが、メール添付や共有がしにくくなる場合があるので注意してください。
目的に応じて解像度を調整し、ファイルサイズも確認するようにしましょう。
PDFの解像度を上げても元の画像やPDFの品質が低い場合は、元の画質以上にきれいになるとは限りません。PDFの解像度を上げるのは、あくまでも見やすくするための調整だと考えるようにしてください。
画面で見るだけのPDFに対して高すぎる解像度を設定してしまうと、ファイルサイズが大きくなり、ビューアーからスムーズに閲覧できなくなります。
PDFの解像度を上げるときは、閲覧用や印刷用など用途に合った解像度を選ぶことが大切です。
おすすめのPDF解像度の目安
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利用シーン |
主な用途 |
推奨解像度 |
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オフィス資料・会議資料 |
WordやExcelをPDF化して配布 |
150〜200 dpi |
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印刷用資料(社内・顧客配布) |
チラシ・報告書・提案書など |
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高品質印刷(パンフレット・ポスター) |
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350〜600 dpi |
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スキャン保存・アーカイブ |
書類の電子化・保存 |
300 dpi(文字中心)〜600 dpi(図面中心) |
PDFの解像度は、画面での見やすさや印刷したときの仕上がりを左右する大切なポイントです。PDFの解像度を用途に合わせて調整するだけで、文字や画像がぐっと見やすくなるでしょう。
PDFの解像度を上げる際は、PDFelementの機能をフル活用するのがおすすめです。PDF/Aとして保存したり、AIで画像を補正したり、印刷設定を工夫したりなど、少しの工夫でPDF内に含まれている画質を整えることもできます。
PDFelementは操作もシンプルなので、初めてPDF編集ソフトを扱う人でも安心。専門知識がなくても安心して使えるので、PDFの見た目が気になったときは、PDFelementを活用してきれいなPDFに整えてみてください。
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