近年ではPDFソフトは大変多く存在し、専門的な知識の少ない方にとって自身の使用用途に合った物を見つけることは、困難と言えるでしょう。
PDFソフトの多くは、その機能も多岐に渡っており、それらを使いこなすうえではユーザーインターフェイスの使用感も重要と言えるでしょう。このユーザーインターフェイスを比較してみましょう。
PDFelement (Mac)そのものの特徴としてあげられるのが、ソフト自体が比較的新しいと言う点です。そのため、その開発においては他のPDFソフトの短所なども参考にしたことはほぼ間違いないでしょう。そのため、ユーザーインターフェイスは、操作性が高いだけでなく、見た目もシンプルであり、非常に見やすいと言う長所があります。
一方でPDF Expertの場合は、見やすさと言う点に関しては遜色なく、よりスムーズな作業が可能となる動作の軽さも重視したユーザーインターフェイスが搭載されています。しかしながら、PDF Expertの場合、一部日本語に対応していない箇所もあることから、英語が分からない方の中には使いづらさを感じるかたもいらっしゃるかもしれません。
PDFelement (Mac)の大きな特徴の一つが、OCR機能とそれによるデータ処理に関する各種機能の充実ぶりです。このOCR機能を利用すると、紙などの文書を撮影し、そのままPDFへ変換し、編集まで行うと言ったことが可能となります。このような機能は、迅速さが求められるビジネスなどにおいては大変重宝することでしょう。
このOCR機能はPDF Expertには搭載されておらず、この点は双方の機能の違いの大きなポイントの一つと言えるでしょう。
続いては2つのソフトをその価格で比較してみましょう。
PDFelement (Mac)には、「1台のPCで利用可」「最大5台のPCで利用可」「5台以上のPCで利用可」という永久ライセンス3種類が存在し、価格はそれぞれ、9980円、46000円、55090円以上(すべて税込)です。これらは大体平均的な価格と言えますが、複数のライセンスが存在すると言う点は大きな魅力と言えるでしょう。
一方でPDF Expertは、3PCまで利用可能な永久ライセンスの身の販売となり、価格は64.79ドルです。日本円での表示がされておらず、少しわかりづらいと言う点はデメリットと言えるかもしれません。日本円で凡そ7,000円強と言ったところですが、ライセンスが一種類しかないと言う点は大きなデメリットと言えるでしょう。
今回は、PDFelement (Mac)とPDF Expertについて、その機能などの特徴を比較してみました。双方ともに優れたPDFソフトであることは間違いありませんが、大まかに言ってしまうと、PDFelement (Mac)は、その機能においてバランスの取れた総合的な意味で優れたソフトであるのに対し、PDF Expertは動作の軽さなど、突出した点はあるものの、OCR機能などの機能が少なく、ホームページなども含め一部が日本語に対応できていないと言う大きな欠点も存在します。
これらの点から、PDFelement(Mac)の方が、よりおすすめできるソフトと言えるでしょう。
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