クリエイティブ系のお仕事に従事されている方の中にはMacを愛用されおり、それを使用してPDFの編集を行っている方も多い事でしょう。例えば新しいデザインの製品を世に出すとします。アンケートを行うことで、消費者の応えを確認することができますね。アンケートはPDFの形でネット上に配布され、そして答える方はそのPDFのアンケートに入力するのが普通になっていますね。
では、Macユーザーの場合、どのようにこういう、他人がPDF編集ソフトを持っていなくても簡単記入が可能、配布にとても便利なアンケートをつくることができるでしょうか。
2019年6月にWondershare社よりリリースされたPDFソフトPDFelement Mac版(PDFエレメント)は、多くの操作性の高い機能が兼ね備えられており、発売から間もないにもかかわらず、非常に多くのMacユーザーから好評を得ているようです。
そこで今回は、Macユーザー向けにPDFelement Mac版のフォームの編集機能を利用した入力欄のあるPDFの作り方と、そのフォームの中でも特に使用機会の多い「チェックボックス」、「ラジオボタン」、「コンボボックス」、「リストボックス」の活用方法をそれぞれご紹介していきたいと思います。
それでは、Macを使用した入力欄のあるPDFの作り方を紹介していきます。基本的でありながら、様々な活用方法が存在する機能ですのでPDFelement Mac版ユーザーの方々は是非ともマスターして下さい。
まずはPDFファイルをPDFelement Mac版にとり込み、画面上部の「フォーム」をクリックし、フォームが編集出来る状態にします。ここで「テキストフィールド」「チェックボックス」、「ラジオボタン」、「リストボックス」、「ドロップダウン」等の各種フォームのショートカットが表示されますね。
カーソルでテキストフォームを入力する位置を選択し、フォームを挿入します。
コピー・ペースト操作で、複数のテキスト入力欄をどんどん追加することができます。入力欄のサイズが合わなかったら、マウスでドラッグして簡単に調整することができます。
テキストの入力欄をダブルクリックし、テキスト入力欄の表示方法、フォーマット、表示可否、印刷可否などを設定して下さい。
続いて、上記「入力欄のあるPDFの作り方」で紹介したフォームの中から、特に使用頻度の高い「チェックボックス」、「ラジオボタン」、「コンボボックス」、「リストボックス」の活用方法をご紹介したいと思います。
①チェックボックス: チェックマークを入る為の四角いボックスです。Web上でのアンケートや、職場で複数の共同作業者から意見を求める際などに活用すれば、迅速な回答が得られることでしょう。
②ラジオボタン: クリックすることで中に黒い丸が表示される丸いフォームです。活用方法は「チェックボックス」と同様にWeb上でのアンケートや職場での複数の共同作業者との意見交換等が想定できるでしょう。
③コンボボックス: 複数の選択肢の中から任意の物を選ぶ事が出来る横長の長方形のフォームです。複数の選択肢が存在する特定の問題に関し、複数の共同作業者から意見を求める際等に活用できるでしょう。
④リストボックス: 複数の選択肢を一度に表示し、任意の物を選択する事ができる四角いフォームです。
Q:「コンボボックス」と「リストボックス」の違いは?
リストボックスはコンボボックスと同じような活用方法が考えられますが、こちらの方が見やすい為、表示するスペースに余裕がある場合はこの「リストボックス」を活用するのがおすすめです。 一方で、フォームを挿入するスペースが小さいときには「コンボボックス」使用すると良いでしょう。
⑤ボタン: 押すと指定のアクション(Webページを開く、他のページヘと飛ぶなど)が起こすボタンです。
⑥電子署名スペース: 他の方が簡単に電子署名を挿入できるスペースです。
PDFelement Mac版(PDFエレメント)を使用した入力欄のあるPDFの作り方と、それによって挿入できるフォームの紹介はいかがでしたか。今回紹介した使用方法をマスターし、ソフトを最大限に活用してみて下さい。
この文書または製品に関するご不明/ご意見がありましたら、 サポートセンター よりご連絡ください。ご指摘をお待ちしております!
役に立ちましたか?コメントしましょう!