PDFで寸法や面積を測定するのは、特殊な職業だけに限られるのでは?と思いがちですが、実は職業に関係なくPDFを利用して距離や長さ、面積を測定することで多くのメリットや発見があります。
今回はいくつかのPDFソフトを使いながら、「測定する」方法をご紹介します。このテクニックを知るといろいろ測定してみたくなると思いますよ!ぜひ参考にしてみてください。
ここからは、3つのソフトを使って「測定する」方法をご紹介していきましょう。
1.Adobe Acrobat Reader DC を利用する方法
Adobe Acrobat Reader DCは、PDF 文書で正しい表示、印刷、注釈付与を行うため無料で使えるPDFリーダーです。
▶【手順】
距離ツール:2点を結んだ距離を測定します。 |
面積は、始点から複数の各ポイントをクリックして選択 > 終点でクリックすれば測定完了です。
[ものさしツール] が表示されているときには、常時 [面積ツール] ポップアップが表示されているので、そこで距離/面積などを確認できます。
→関連記事: Adobe Acrobatを用いてPDFをパスワードで保護する手順
2.Foxit PDF Reader を利用する方法
「Foxit PDF Reader」も無料で使用できます。使い方は、「Adobe Acrobat Reader DC」とほとんど同じです。
▶【手順】
測定タイプを選択すると、画面右側の [スケール比] から測定比率を設定。マウスで各ポイントをクリックして測定します。 |
3.PDFelementを利用する方法
「PDFelement」(PDFエレメント)は無料&無期限でお試しいただけるオールインワンのPDF編集ソフトです。
▶【手順】
距離:2点を結んだ距離を測定します。 |
ここまでご紹介したソフトでは、「面積は、始点から複数の各ポイントをクリックして選択 > 終点でクリックして完了」でしたが、終点をクリックするときに”×”が表示されるなど、クリックの範囲が限定されて手間取った経験はないでしょうか?
「PDFelement」(PDFエレメント)で面積を測定する場合、マウスで各ポイントをクリック > 3点目以上になるとすでに選択した点で領域が囲まれ、ポップアップで面積を確認しながら最終地点まで到達できます。
最後にダブルクリックすれば測定完了。一度は体験していただきたいオススメの機能です!
まとめ
引越を検討中であれば、不動産会社から平面図をもらう機会も多いですね。図面をPDF化して縮尺を設定&測定、置きたい家具などの寸法がわかっていればおおよその目安がわかります。
ぜひ新たな生活空間をシュミレーションしてみてください。
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