pdfファイルの背景色を削除する方法pdfファイルは電子文書の管理によく用いられるようになりました。編集機能も充実してきていて背景を設定することもできるようになっています。白のバックグラウンドではあまり色気がないと思ったときには背景色を設定して美しく仕上げることが可能です。背景には画像を使うこともできるので、自社のテンプレート画像を作って使用するようにしても良いでしょう。ただ、設定してしまったPDFファイルの背景を削除したいと思ってもできるのかがわからずに困ってしまうこともあります。PDFファイルは簡単には編集できないようになっているのではないかと思われがちだからです。このような悩みを持ったときの解決策をこの記事では提案します。
目次:
PDFの背景色削除できますか?
まず大前提としてPDFの背景色を削除できるのかどうかについて確認しておきましょう。
PDFの背景に付いている色がどのようにして設定されているかによって状況が異なります。PDFには背景を埋め込むことができるので、背景機能で色が設定されているのであれば削除することが可能です。しかし、PDFファイルを作成したときに元のファイルで背景色が設定してあった場合には元の形式に戻してから背景色を除き、またPDFファイルに変換することが必要です。「PDFelement」(PDFエレメント)のようにPDFファイルをWordやExcelのフォーマットに変換できるツールを使えばこのようなやり方もできますが、大本のファイルを持っているのであれば背景色を削除してからあらためてPDFにした方が簡単でしょう。ここでは慣れていないと削除の仕方がわからなくて困りがちなPDFファイルを編集して背景を設定していた場合を想定して、背景色を削除する方法を解説します。
PDFの背景色を削除する方法
PDFファイルに設定されている背景色を削除するにはPDF編集ソフトを使用するのが最も単純でわかりやすい方法です。ここでは企業現場でよく用いられているAdobeのオフィシャルPDF編集ツールであるAdobe Acrobat DCと、簡単な操作性で多くの人から支持されるようになってきた総合PDF編集ツールの「PDFelement」(PDFエレメント)を取り上げて具体的な削除方法を紹介します。
#Adobe Acrobat DCを使用して背景色を削除する方法
1.背景色を削除したいPDFファイルを開く 最初にAdobe Acrobat DCでPDFファイルを開きます。拡張子で関連付けされている場合には背景色を削除したいファイルを直接ダブルクリックするだけで開くことが可能です。あるいはAdobe Acrobat DCを起動してから「ファイル」をクリックし、ツールバーから「開く」を選んで編集したいPDFファイルを指定します。 2.PDF編集のツールバーを表示する Adobe Acrobat DCでは様々な機能があるので、その中で背景色を削除するのに必要なPDF編集モードに切り替える必要があります。ウィンドウ上部にある「ツール」のタブをクリックし、表示されたボタンのリストから「PDFを編集」を選択しましょう。するとPDF編集のツールバーが表示されます。 3.「背景を削除」を実行する 表示されたツールバーの「その他」から「背景」を選択し、「削除」をクリックします。するとダイアログが表示されるので、削除を実行する警告だということを確認し、「はい」を選択すれば背景色が削除されます。 |
#PDFelementを使って背景色を削除する方法
1.背景色を削除したいPDFファイルを開く
まずは背景色を削除したいPDFファイルを開くことが必要です。PDFelementを起動して「PDF編集」をクリックし、表示されたダイアログから編集したいPDFファイルを選択しましょう。PDFファイルとの関連付けをしてあるなら、背景色を削除したいPDFファイルをダブルクリックして開くこともできます。
2.「背景を削除」を選ぶ
PDF編集画面の上部にあるメニュータブで「編集」を選択すると編集機能がツールバーに表示されます。その中から「背景」をクリックするとコンテキストメニューが出てくるので、「背景を削除」を選択しましょう。ダイアログボックスで「背景を削除してもよろしいですか?」と表示されるので、「OK」をクリックすれば背景色が削除されます。
まとめ
「PDFelement」(PDFエレメント)には背景を設定する機能があります。背景色を削除したいときには活用してみましょう。「PDFelement」を使うとほかの編集も同時にできるので、電子文書として取り扱うことも考慮して積極的に活用しましょう。
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