近年、小説や漫画をスマホやタブレット端末、パソコンといったデジタル機器で読む人が増えています。
複数のコンテンツを1台の端末で管理できる、持ち運びが楽など、デジタル機器での読書にはさまざまなメリットがあります。
しかしながら、すべてのコンテンツがパソコンなどで読まれることを前提として作成されているわけではありません。
また、デジタル機器も、縦書きコンテンツの表示に柔軟ではありません。
そのため、もともと紙で作成された漫画や縦書きの小説をデジタル端末で読む場合には、画面サイズの違いによるページ送りや縦書き表示の崩れなど、問題点が生じることがあるのも事実です。
今回は、このような問題点を解決するPDFelementの新機能「逆順モード」をご紹介します。
パソコンで縦書きの小説や漫画などを読む際、「逆順モード」にすることでどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
一般的に、パソコンで小説や漫画などの「縦書きコンテンツ」を閲覧する際に必要になるのが、PDFソフトやWebブラウザなどのソフトウェアです。
しかしながら、パソコンで使用するソフトの多くは「横書き」表示が基本で、「縦書き」表示に対応しておらず、開くことはできるもののレイアウトが崩れてしまったり、文字の回転や組み合わせが正しく表示されなかったりするなどの問題が生じることがあります。
また、パソコンで使用するソフトの多くは、タッチパッドで縦方向(上から下)にスクロールすると、画面が下から上(末尾から先頭)に移動するように設計されているため、パソコンで小説や漫画などの縦書きコンテンツを読む際、ページ間の移動時に違和感が生じたり、読みにくさを感じたりするという点も問題です。
このように、パソコンで縦書きコンテンツを閲覧する際の課題として、使用するソフトウェアが「縦書きの表示に対応していること」「縦書きコンテンツを操作しやすく設定を変更できること」などが挙げられます。
縦書きコンテンツを閲覧する際に生じる問題を解決するひとつの手段として、コンテンツを「逆順」表示するという方法があります。
縦書きのコンテンツ表示に対応したPDF編集ソフト「PDFelement」の最新版では、PDFをこの「逆順閲覧モード」で表示することが可能です。
「逆順閲覧モード」とは、ページを最後のページから最初のページに表示されるよう「逆順」に入れ替えて表示する設定で、縦書きコンテンツをタッチパッドでスクロールする際の操作性が向上し、スマホ感覚で閲覧することができるようになります。
さらに、PDFelementでは、通常の順序から逆順、逆順から通常の順序への切り替えが簡単に行えるため、表示するコンテンツに応じた最適な設定が可能です。
PDFelementでは、「表示」タブから「逆順」を選択することで、コンテンツの表示を「逆順閲覧モード」に設定したり、解除したりすることができます。
なお、「逆順閲覧モード」を設定(または、解除)する手順は、次のとおりです。
このように、逆順閲覧モードで表示すると、ページの順序が入れ替わり、タッチパッドを上から下へスクロールしながらページを移動することができるようになるのでとても便利です。
PDFelementは、操作性の良さと豊富な機能が特徴のPDF編集ソフトです。
PDFelementには、「逆順閲覧モード」などPDFの閲覧の他に、PDFの作成や編集、ファイル操作など、さまざまなPDF操作に必要な便利機能が搭載されています。
ここでは、PDFelementに搭載された、閲覧モード以外の代表的な便利機能をまとめてご紹介します。
機能 | 概要 |
ファイル変換 | ・PDFからの他形式(Word/Excel/PNG/JPGなど)への変換 ・他形式(Word/Excel/PNG/JPGなど)からのPDFへの変換 ・複数のファイルを一括で変換 |
OCR機能 | ・スキャンしたPDFや画像からテキストを認識 ・スキャンしたPDFの編集や検索が可能になる |
ファイルの圧縮/結合/分割 | ・3(高/中/低)段階の圧縮設定 ・複数ファイルの一括圧縮 ・複数ファイルの結合 ・ページの分割 |
セキュリティ機能 | ・パスワード設定 ・電子署名 ・秘密情報の削除 |
AI機能 | ・AIチャット ・AIによる要約 ・AIによる翻訳 ・AIによる文法チェック ・AI生成/AI生成の検出 |
フォーム機能 | ・フォームの作成 ・フォームデータのExcel変換 |
今回は、PDFelementに搭載された待望の新機能「逆順モード」をご紹介するとともに、縦書きの小説や漫画を快適に読む方法について解説してきました。
見てきたとおり、既存の縦書きコンテンツは、逆順で表示するだけで操作性が向上し、パソコン上でもスムーズに読みすすめることができるようになります。
そうとはいえ、ページの移動にマウスを使用している方のなかには、「特に不便を感じたことはない」という方もいらっしゃるでしょう。
しかしながら、切り替えが簡単なPDFelementの場合、機能さえ知っておけば、タッチパッドを使用しなければいけないときだけ「逆順モード」に切り替えるということも可能になります。
実際に使用してみると、きっとその便利さを実感して頂けるでしょう。
縦書きコンテンツを閲覧する際には、是非、「逆順モード」に挑戦してみてください。
スマートに、シンプルに、AI 搭載 PDF ソリューション
・ 第19回、24回、29回Vectorプロレジ部門賞受賞
・ 標準版からプロ版まで、幅広いのニーズに対応
・ Windows、Mac、iOS、Android、クラウドに対応
・ 7x12h体制アフターサービス
この文書または製品に関するご不明/ご意見がありましたら、 サポートセンター よりご連絡ください。ご指摘をお待ちしております!
役に立ちましたか?コメントしましょう!