スマートフォンの写真スキャンアプリは多種多様で、高機能なものも数多くあります。その中でも操作がしやすくおすすめしたいアプリを5つに厳選して紹介しますので、是非参考にしてみてください。
Adobe Scan
Adobe Scanは、PDFやCreative Cloudで有名なAdobe社が提供している無料の写真スキャンアプリです。スマートフォンで撮影した画像を取り込み、光学文字認識という技術を使ってスキャンしてくれます。画像の切り抜きや回転など基本的な機能はもちろんのこと、台形補正機能をも兼ね備えていることから、画像が少し斜めにずれていても修正してくれるのが魅力です。Adobe Cloudを利用している場合、そこにスキャンした画像を保存することもできますし、またPDFやWordなどに書き出すことも可能なので、様々な場面で活躍することでしょう。なお、こちらのアプリはiOS、Androidどちらにも対応しています。
フォトスキャン by Google フォト
フォトスキャンは、Googleフォトが提供している無料の写真スキャンアプリです。光の反射によって画像が上手く読み込めなくなっている場合でも、光を自動的に取り除くことで鮮明な画像の状態に修正することが可能です。さらには自動でトリミングを行ってくれたり、遠近補正をしたりする機能が備えられており、痒いところに手が届きます。角度補正もできますので、撮影した画像が少々歪んでいても問題ありません。補正・修正を行った画像はJPEG形式にて書き出せますが、膨大な量の画像でもしっかり保管できるGoogleフォトと併用し、そこで保存するという使い方もおすすめです。こちらのアプリも、iOS・Androidどちらにも対応しています。
CamScanner
CamScannerは、最先端の画像処理技術を取り入れた無料の写真スキャンアプリです。撮影した画像が少々斜めになってしまっていても、CamScannerを使えば自動で適切な角度に修正して保存してくれますし、画質調整もいい塩梅に行ってくれます。JPEG・PNG形式はもちろんのこと、PDFへの書き出しも可能です。さらに、DropboxやGoogle Driveなど、あらゆるクラウドサービスに保存する機能も兼ね備えているため、様々な場面で活用できること間違いありません。書き出したデータの共有は最大40人まで可能ですので、画像による事務連絡にも最適です。こちらのアプリも、iOS・Android両方に対応しています。
スキャンボット
スキャンボットはシンプルながらも人気を集めている写真スキャンアプリです。撮影した画像の補正については、簡単な最適化やピンボケの軽減程度になりますが、高解像度で保存できるのが魅力となっています。またこちらのアプリも、JPEGやPDFへの書き出しはもちろんのこと、様々なクラウドサービスへの保存が可能になっていますので、様々な場面で活用できることでしょう。初心者でも使いやすいことから、学生や主婦の方に人気です。なおこちらのアプリについては、Androidのみの対応となっていますのでご注意ください。
Genius Scan
Genius Scanは、文字を含んだ画像の処理を得意とする写真スキャンアプリです。スマートフォンで書類などを撮影した際、Genius Scanでスキャンを行うと、写っている文字がより鮮明になるように自動で補正してくれます。そして書き出し後に印刷することも踏まえて、白黒・カラーの両方で書き出せるようになっていたり、はがきサイズにA4・B5サイズとのも魅力です。さらには、指紋認証を用いて書き出す画像にロックをかけるなどのセキュリティ対策まで行うことができるのです。これらの機能が全て無料ですが、課金をすればクラウド上に画像を無制限に保存することも可能になります。こちらのアプリは、iOSとAndroidの両方に対応しています。
ここまで写真スキャンアプリを5つに厳選して紹介してきました。画像補正機能が充実していたり、書き出しの形式の選択肢が多かったりと、それぞれのアプリで様々な強みがあります。ご自身の用途に合わせて、使用するアプリを検討してみてください。
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