パスワードをかけないままファイルを放置しておくと、無断での閲覧・改ざんや意図しない情報漏えいなど重大なトラブルにつながりかねません。
この記事ではPDFファイルに閲覧・印刷制限を設定したい方へ、無料でパスワードをかけられるオンラインツールやソフトを紹介します。
今すぐ実践できるように具体的な操作手順も詳しく解説しています。重要情報の漏えい防止や社内ルールの徹底に役立ててください。
また、早速無料でパスワード設定したい方には、パソコン・スマホからアクセスするだけで使えるオンラインツールの「HiPDF」がおすすめです。
印刷・編集・テキストのコピーなど、細かく権限を設定したい方は専用ソフト「PDFelement」の無料トライアルを試してみてください。
勝手に見られたくないファイルを今すぐパスワードで保護したいなら、オンラインツールの「HiPDF」を使うのが手軽でおすすめです。

どんな方でも直感的に使える操作性と、ビジネス用途でも安全なセキュリティ性の高さを備えているからです。
ブラウザからアクセスするだけですぐに使えて、パスワードをかけたPDFファイルは1日1回まで無料でダウンロードに対応しています。ソフトのインストールが不要なため、今すぐ相手に重要資料を送らなければいけないときなどに役立ちます。
また、無料のオンラインツールを使うときには、「機密情報をアップロードしても大丈夫?」と不安に思う方も多いでしょう。
しかしHiPDFは「256-bit SSL」という現在最高レベルの暗号化通信でファイルをやり取りしており、第三者に通信をのぞかれる心配は事実上ありません。アップロードされたファイルもサーバーからすぐに消去される仕様になっており、万が一の情報漏えいリスクも最小限に抑えています。
HiPDFはツールの使いやすさと安全性を兼ね備えており、ビジネスの現場で急ぎの対応を求められていてもスムーズに対処できるツールです。
パソコンの操作に不慣れな方でも、HiPDFでは画面の指示にしたがって次の3ステップで迷わず資料のセキュリティ対策が完了します。

HiPDFで処理を行ったファイルを開くと、以下の画像のようにパスワードを要求され、しっかりと中身が保護されていることが分かります。

ただしHiPDFが強力なツールとはいえ、突破されやすい簡単なパスワードを設定してしまっては意味がありません。パスワード生成ツールなどを用いて、推測されづらい文字列を入力してください。
共有したPDFを勝手に書き換えられてしまったり、印刷して配布されてしまった、というような経験はありませんでしょうか。閲覧は誰にでも許可しつつ、一方で編集・印刷・文字のコピーといった操作を制限したいときに役立つのが「権限パスワード」です。
PDFファイルを開いたユーザーに対して、パスワード無しでは指定した操作が行えないように設定されます。
例えば社内マニュアルを誰でも編集可能な状態で配布・共有してしまうと、意図せず文字やページが削除されてしまうトラブルが起きかねません。担当者だけが編集するようにパスワードを設定しておけば誤編集のリスクを防げるため、文書の内容を常に正確に保てます。
PDFの権限パスワードは、オンラインツールではなく、専用ソフトを利用することで設定を行います。専用ソフトの中でも特におすすめしたいのが、権限パスワードの操作制限を細かく設定可能な「PDFelement」です。

買い切り型でコストパフォーマンスにも優れるだけでなく、他ソフトと同等以上の高度な暗号化機能を備えているからです。
PDFelementではトライアル版を提供しており、Windows版は7日間、Mac版は7日間、有料版と同じパスワード保護機能が無料で利用できます。文書保護を試してみたい方はぜひインストールしてみてください。
PDFelementを使った権限パスワードの具体的な設定手順は以下の通りです。


さらに権限パスワードを設定する際の項目では、ファイルを開いたユーザーが行える操作を次のように細かく設定することが可能です。

具体的には「印刷して紙での保存や閲覧に対応させつつ、内容の変更は許可しない」など、利用する場面に応じて適切な制限を使い分けられます。
パソコンを使ってファイルにパスワードを設定する方法を解説してきましたが、移動中や現場などではパソコンが開けない状況も少なくありません。しかしPDF編集アプリをスマホに入れておけば、例えば外回り中でも重要書類にパスワードをかけて取引先に送付できるなど、いざというときに便利です。
PDFelementはiOSとAndroidのどちらでも使えるアプリ版もリリースしており、パソコン版と同等の機能がスマートフォンから利用可能です。
アプリは無料でダウンロード可能なため、出先での仕事やスマホでの作業が多い方はこの機会にぜひ導入してみましょう。
PDFelementアプリでは、ファイルを開いてメニューからパスワードを打ち込むだけのシンプルな操作で設定が完了します。具体的な流れは以下の通りです。


スマートフォンの小さなキーボードでは入力ミスが起こりやすいため、目のアイコンをタップしてパスワードの最終確認も行ってください。

関連人気記事:「無料あり」PDFファイルにパスワードを設定する(暗号化)方法9選!
PDFにパスワードを設定するときや、パスワードをかけたファイルを利用するときに生じやすい疑問点について回答します。
閲覧パスワードと権限パスワードの機能・目的の違いは、以下の表の通りです。
|
パスワードの種類 |
機能 |
目的・利用ケース |
|
閲覧パスワード |
ファイルを開くためにパスワードが必要 |
契約書や見積書など、機密書類の送付や保存 |
|
権限パスワード |
印刷やコピー、編集するためにパスワードが必要 |
社内用マニュアルなど、改変を防ぎつつ配布 |
権限パスワードのみを設定しているケースでは誰でもファイルを見られますが、印刷などの各操作が制限されます。閲覧・権限パスワードは同時に設定することも可能です。書類を開くとき、及び印刷・編集するときにそれぞれのパスワードが求められます。
ただし閲覧パスワードと権限パスワードの文字列は別でなければなりません。
なおブラウザの印刷機能から使える仮想プリンタで新しいPDFとして出力すると、パスワードが解除されたファイルを作成されてしまいます。確実に文書を保護したいときには閲覧パスワードの設定、もしくは両方のパスワードを設定するのが安心です。
PDFelementに搭載されている「一括セキュリティ処理」機能を使えば、複数の書類に一度の操作で同じパスワードをかけられて非常に便利です。「一括セキュリティ処理」機能でまとめてパスワードをかけるには次の3ステップで行います。

いくつかのファイルを1つに結合してからパスワードをかける方法もありますが、関係ない情報が混ざったまま誤送信してしまうリスクがあります。
結合と分割を繰り返さなくても、専用ソフトのバッチ処理機能を使えば安全に処理可能です。ぜひPDFelementを使って、効率的に作業しましょう。
設定されているパスワードがわかっていれば、今回紹介したHiPDFやPDFelementなどの専用ツールで保護状態の解除を行えます。

保護が不要になったファイルは、パスワード設定を解除しておけば毎回入力する手間が省けます。

関連人気記事:PDFのパスワード保護を安全に解除できるツール&手順【スマホ・PC】
暗号化レベルとは、パスワード付きPDFのセキュリティ強度を表す設定です。パスワードをかけたファイルは、複雑な計算によって中身が暗号化されており、正しいパスワードを使ったときだけもとに戻る仕組みになっています。
暗号化レベルが低いとパスワードがなくても無理やり解読されてしまうリスクがありますが、高い暗号化レベルを設定しておけば読み取られる危険性を抑えられます。
一般的に「256bit AES」などビット数の数値が大きいほど暗号化レベルが高く、複雑な処理が行われるためセキュリティ性が高いです。もしどの暗号化レベルを選べばいいか悩んだ場合は、現在のところ最も複雑で安全性が高いといわれる「256bit AES」を選択しましょう。
ただし高い暗号化レベルを選ぶと互換性のない古いソフトで開けなかったり、ファイルを開くのに時間がかかることもある点に注意してください。
高い暗号化レベルを指定したPDFであれば、パスワード無しに無理やり中身を解読されてしまう恐れは事実上ありません。
しかしパスワードが分かればそのファイルは開けてしまうので、パスワードが見破られてしまえば、どれほど複雑な暗号化も無意味になってしまいます。
そのため解読されにくいパスワードを設定するために、次のような点を心がけてください。
パスワード生成ツールを用いてランダムな文字列を作成し、専用の管理ソフトなどに保管して使えば安心です。
パスワードを忘れてしまった場合、基本的には中身を確認することはできません。ファイルの作成者や送信元に尋ねて正しいパスワードを手に入れてください。
PDFの暗号化は非常に強力であり、逆に言えば文書を作成した本人でさえパスワードを忘れると開けません。どうしてもパスワードを忘れてしまったファイルを開きたい場合、以下の手段を試してみてください。
今回は無料でPDFファイルにパスワードを設定し、大切な情報を保護する方法について解説しました。
記事で紹介した重要なポイントは以下のとおりです。
まずは手元にあるファイルを使い、HiPDFでパスワード設定を試してみましょう。さらに細かい設定をしたいのであればPDFelementの導入がおすすめです。
またパスワード設定だけでなく、文書の墨消しや電子署名の挿入など他のセキュリティ機能も併せて使えば、より強固な保護をすることも可能です。
「社内の重要情報を保護したい」「取引先に信頼されるセキュリティ対策を行いたい」という方は、ぜひ一度使ってみてください。
この文書または製品に関するご不明/ご意見がありましたら、 サポートセンター よりご連絡ください。ご指摘をお待ちしております!
役に立ちましたか?コメントしましょう!