複数のPNG画像や写真をそのまま管理・共有すると、ファイル数が増えていき、整理や配布が大変になります。
そこでおすすめなのが、「複数の画像を1つのPDFにまとめる」方法です。
PDFにすれば、複数の画像を、ページ順を保ったまま1つのファイルに集約できるので、ファイル管理や共有、閲覧などが格段にしやすくなります。
ここでは、業務資料や書類の提出時や写真の整理の際に役立つ、複数の画像を1つのPDFにまとめる方法についてご紹介します。
Windowsに標準搭載された「印刷」機能は、単に印刷ができるだけでなく、画像のPDF化も可能です。
特別なソフトをインストールする必要がなく、無料ですぐに使えるため、思い立ったときに複数の画像を1つのPDFにまとめることができます。
一方で、印刷機能では、PDF化する際に、画像の細かなサイズ調整ができません。
さらに、それぞれの画像のサイズが異なると、一部がカットされてしまう場合があります。
たとえば、縦長のスマホ写真と横長のスクリーンショットを1つのPDFにまとめると、用紙サイズに合わせて自動調整され、横長画像の左右や縦長画像の上下が切れてしまうことがあるので注意しましょう。
ここでは、Windowsの「印刷」機能を使って複数の画像を1つのPDFにする手順をご紹介します。



オンラインツールは、インターネット環境さえあればWindowsでもMacでも利用できるため、ソフトのインストールが難しい環境でも、手軽に複数の画像を1つのPDFにまとめることが可能です。
さらに、多くのサービスが無料で使えるだけでなく、ツールの種類も豊富で、自分に合ったサービスが手軽に利用できるというメリットがあります。
一方で、オンライン処理の特性上、画質がやや落ちる可能性がある点や大量の画像では変換に時間がかかる点には注意が必要です。
ここでは、2つのオンラインを使用して、複数の画像をまとめてPDFに変換する手順をご紹介します。
「HiPDF」は、画像変換やPDF編集などの機能を提供するオンラインツールです。
日本語対応のシンプルな操作画面で、初心者でも簡単に複数の画像をPDFにまとめることができます。
▼HiPDFで複数のPNG画像をまとめてPDFに変換

「iLovePDF」は、世界的に利用者の多い定番オンラインツールです。
画像からPDFへの変換だけでなく、結合や圧縮など多彩な機能を備えています。

複数のPNG画像や写真を高画質のままPDFにまとめたい場合は、専用ソフトを使うことをおすすめします。
なかでも「PDFelement」は、画像の劣化を抑えながらPDF化でき、変換後の編集まで一貫して行える点が特長のPDF編集ソフトです。
PDFelementは、初心者でも簡単に画像を高画質のままPDF化できるだけでなく、ページ順も自由に調整することができます。
一方で、一部機能が有料である点やPCへのインストールが必要な点には注意が必要です。
ここでは、PDFelementを使って複数の画像を1つのPDFに変換する手順と、変換後の再編集の方法についてご紹介します。
PDFelementに画像をまとめて追加し、保存するだけで、簡単にPDFに変換することができます。



PDFelementは、単にPDFに変換できるだけでなく、変換後のファイルをそのまま業務や資料作成に活用できる編集機能を豊富に搭載しています。
ここでは、PDFelementで実現できる編集機能をいくつかご紹介します。
PDFelementでは、サムネイル表示からページをドラッグ&ドロップするだけで、PDF変換後の画像の順序を自由に入れ替えることができます。

PDFelementでは、AI補正機能を使って画像の明るさや鮮明度を自動調整し、見栄えの良い画像にすることができます。

関連人気記事:PDFの解像度を上げたい?PDF解像度の確認と上げる方法を解説!
PDFelementでは、OCR機能で画像内の文字をテキストデータとして抽出し、検索や再編集することができます。

常に携帯し、簡単に持ち運ぶことができるスマホであれば、外出先でもすぐにPDFを作成することができます。
たとえば、スキャンした書類やスクリーンショットもその場でPDFとしてまとめられるため、急な資料提出やファイル共有の際にも便利です。
スマホ用アプリを使えば、撮影→PDF化→共有という一連の操作が数分で完了できるため、手軽さと実用性を兼ね備えた方法といえるでしょう。
ここでは、PDFelementモバイルを使って複数のPNG画像を一つのPDFにまとめる手順をご紹介します。
PDFelementモバイルは、iPhone・Androidの両方に対応した高機能PDF編集アプリです。
画像からPDFへの変換も簡単で、スムーズに複数のPNG画像を1つのPDFにまとめることができます。

ここでは、複数の画像を1つのPDFに変換する時のよくある質問にお答えします。
それは、使用するツールによって異なります。
オンラインツールの場合、ファイル容量を抑えるために自動圧縮が行われ、画質が少し落ちることがあります。
一方、PDFelementなどの専用ソフトを使えば、高画質を保ったままPDFに変換できるため、印刷や資料提出にも安心です。
可能ですが、注意が必要です。
画像サイズや向きが異なると、PDF化した際に余白ができたり、一部が切れて表示されたりすることがあります。
画像の枚数や解像度によってはファイルサイズが大きくなる場合があります。
PDFelementのような機能性の高いツールでは、自動的に圧縮処理を行ったり、圧縮機能を使ってサイズを抑えたりすることも可能です。
複数の画像を1つのPDFにまとめることは、作業効率を高め、資料の管理や共有をシンプルにする有効な方法です。
しかも、Windows標準機能やオンラインツール、専用のPDFソフト、スマホアプリなど、目的や環境に応じたツールを選ぶことで、誰でも手軽にPDF化することができます。
用途や画質、編集の必要性などを考慮しながら最適なツールを選び、画像管理をより快適に進めましょう。
この文書または製品に関するご不明/ご意見がありましたら、 サポートセンター よりご連絡ください。ご指摘をお待ちしております!
役に立ちましたか?コメントしましょう!