導入率の高さと使いやすさとから、ビジネスメールやオンライン会議に広く使用されるLine。Line上では会話だけでなく、電子文書や画像ファイルの送信など様々な操作を行うことができます。本項では、Lineでファイルを共有・添付する方法をわかりやすく解説します。
Lineでファイルを添付する方法
Lineでファイル添付をする場合は、LineでファイルAndroid版は右上のメニューから、iOS版は共有ボタンをタップして「ファイル」を選択。送信したいファイルを選び、相手を選択して「送信」しましょう。なお、機種によっては予め導入されているブラウズが異なり、ファイルが開けないことがあります。その場合は、ファイル画面のメニューから「編集」をタップすると、閲覧するためのブラウズを編集できます。
#複数のファイルを添付したい場合
ファイルは一回の送信につき一つしか添付できないので、複数のファイルを送信する場合はZIPファイルなどにまとめて格納しましょう。なお、格納したファイルを送信する場合、ファイルの圧縮や解凍に「WinZip」などの専用アプリを使用するので、送受信側の双方がインストールしておく必要があります。
#ファイルの送信には1GBの容量制限がある
Lineで添付する場合、一回に送信できるファイルサイズは最大1GB以内と定められており、さらに容量が大きいと送信に時間がかかります。可能であれば分割して送信するか、拡張子を変換してサイズを縮小するなどの方法を取りましょう。ただし、文章や画像を縮小すると、画像が荒くなり見えにくくなる恐れがあります
Lineで複数人とファイル共有をしたい場合
複数人とファイル共有したい場合、送信したファイルを長押しして「シェア」をタップし、相手を複数選ぶことで一括送信ができます。また、トークルームを作成してファイル添付を行うと、ルームの参加メンバー全員とファイル共有ができます。
#他のルームやアプリとファイル共有する方法
他のトークルームにも送信したい場合、送信したファイルを長押しするとメニューが表示されるので、「転送」をタップしましょう。送信先を選択して「送信」を押すとファイルを送信できます。また、「slack」など他のSNSでもLineに対応しているサービスであれば、同様の方法でファイル共有することが可能です。
#他のアプリからLine上に直接送信する方法
メールなど他のアプリからLineへファイルを送信するには、メニューを開き「ファイルを共有」をタップしてLineを選択しましょう。メニュー送信したいメンバーまたはルームを選択して、「送信」をタップすると完了です。ただし、全てのアプリがLineに対応している訳ではありません。
Line上でファイルを送受信する際の注意点
Lineでファイルの送受信を行う場合、いくつか注意する点があります。特に重要なのは、「Line上でのファイルアクセスには有効期限がある」こと、「ファイル閲覧の際にはビューワーが必要になる場合がある」という2点です。
#ファイルのアクセスには有効期限がある
Line上に保存されたファイルは7日間の有効期限があります。この期限を過ぎてしまうとLineからファイルが削除され、アクセスが不可能になってしまうので、Lineでファイルの送受信を行う際は気をつけましょう。保存を無制限にしたい場合は、Line上にファイルやメッセージを保存できる「Keep」などのアプリを使うとストックできます。
#ファイルの閲覧にはビューワーアプリが必要
WordやExcelなどのOfficeソフトで作成されたファイルをスマートフォンで閲覧する場合、ファイルを開くためのビューワーアプリが必要になります。文書ファイルの場合は、「PDF」や「.txt」など汎用性の高い拡張子に変換しておくとトラブルを回避できます。ただし、PDFファイルは編集ができないので注意です。
Line上では様々なファイルのやり取りができますが、拡張子の対応など機種やOSの問題は個人で解決する必要があります。後々トラブルにならないよう、事前に拡張子の変換やアプリのインストールをして準備を整えましょう。
関連記事:PDFの品質を損なわず、スムーズに共有する方法>>
役に立ちましたか?コメントしましょう!