上司への年賀状は、ビジネスマナーとして押さえておきたい重要なコミュニケーション手段です。
しかし、「上司への年賀状はどう書いたらいいの?」「遅れて返事を出すのは失礼?」などと不安な方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、目上の人に年賀状を出す際の基本マナーから、上司に出す年賀状の例文、家族写真の可否、返信方法までわかりやすく解説します。
上司に年賀状を送るべきか迷っている方や、失礼のない文面を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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上司に年賀状を出す主なメリットは次の4点です。
新年の節目に礼儀正しい挨拶を送ることで、社内の人間関係を良好に保つ効果があります。上司との関係がより円滑になり、職場でのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
年賀状で日頃の感謝や敬意を形にしておくと、異動・昇進などキャリアの転機においても好印象につながる可能性があります。普段の業務だけでなく、礼節を重んじる姿勢も評価されることがあるためです。
デジタルコミュニケーションが主流の今、手書きで一言添えられた年賀状は「気遣いを感じる」「手書きは特にうれしい」という印象を与えます。印刷だけだと事務的に見えることもあるため、一言でも自筆で添えるのがおすすめです。
基本マナーに沿った年賀状は、あなたの信頼感や礼儀正しさを示す指標になります。目上の人向けの年賀状を正しく送ることで、「礼儀を心得ている部下」として安心感を与えられるでしょう。

上司に年賀状を出す際は、ビジネスマナーを守り、丁寧な言葉遣いと適切な構成を心がけましょう。賀詞選びや文章構成、宛名書きのルールを理解し、敬意の伝わる年賀状にすることが大切です。
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上司や取引先など目上の人には、次のような四字熟語の賀詞を使います。
「謹」「恭」など、敬意や丁寧な気持ちを表す文字が含まれており、相手への尊敬の念を示せます。
以下のような文章形式の賀詞も丁寧です。
一方、「賀正」「迎春」「新春」など2文字の賀詞や、「寿」「賀」「春」など1文字の賀詞は略式で、敬意を示す言葉が省略されているため、目上の人には適切ではありません。
上司宛の年賀状の基本構成は次の通りです。
「謹賀新年」などを年賀状の冒頭に大きく記載します。
「旧年中は格別の御厚情を賜り厚く御礼申し上げます」など、昨年お世話になったことへの感謝を述べます。印象を強めたい場合は、簡単なエピソードを添えます。
「至らぬ点もございますが、昨年の経験を生かし今年はご期待に応えられるよう精進いたす所存です」など、新年の決意や目標を簡潔に書きます。
「本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」など、引き続きの指導をお願いする一文を入れます。
「末筆ながらますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます」など、相手の健康や幸福を祈る言葉で締めくくります。
最後に「令和○年 元旦」と記載します。
宛名書きのマナーは、以下の通りです。
個人名に「◯◯様」と敬称をつけて記載します。
「株式会社△△ 代表取締役社長 ◯◯様」のように、会社名・役職名・氏名を省略せずすべて書きます。
上司に送る年賀状は、フォーマルで丁寧な文章が基本です。プライベート色を強く出しすぎず、ビジネス上のお付き合いであることを意識しましょう。
デザインも、干支や和風の風景など落ち着いたものが無難です。
また、年賀状では句読点を使わないのが慣例とされます。さらに、ネガティブな言葉や忌み言葉は避けましょう。
テンプレートを印刷して使う場合も、上司向けだけ文面や写真を差し替えるなどして調整すると安心です。
「年賀状はテンプレートを使って印刷するので、上司向けのものだけ文章や写真を差し替えたい」とお悩みの場合、PDFelementであれば簡単に編集できます。

編集したい年賀状をPDFelementで開けば、画像のサイズ変更や他の画像との置換なども簡単に行えます。

画像だけでなくテキスト部分も編集できるので、上司向け・同僚向け・友人向けなど、年賀状を送る先に合わせて文章を変えられるのも便利なポイントです。

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ここからは、送り先やシーン別の具体的な文例を紹介します。
「謹んで新年のお慶びを申し上げます
旧年中は格別のご指導を賜り 厚く御礼申し上げます
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」
「新年あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になり 誠にありがとうございました
本年も精進してまいりますので ご指導のほどよろしくお願いいたします
◯◯様のますますのご活躍をお祈り申し上げます」
「謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中は温かいご指導を賜り 心より感謝申し上げます
◯◯様のご指導のおかげで多くのことを学ばせていただきました
本年もより一層努力してまいりますので 引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」
「新年おめでとうございます
昨年は公私にわたり大変お世話になりました
◯◯様からいただいたアドバイスを胸に 本年も業務に励んでまいります
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします
本年が◯◯様にとって実り多き一年となりますようお祈り申し上げます」
「謹んで新年のご挨拶を申し上げます
◯◯部在籍中は大変お世話になり 心より感謝しております
◯◯様のご指導は現在の業務にも大いに活かされております
新天地でのますますのご活躍をお祈り申し上げます
本年もどうぞよろしくお願いいたします」
「新年あけましておめでとうございます
在職中は長きにわたりご指導いただき 誠にありがとうございました
◯◯様から学んだことは今も私の財産となっております
第二の人生が充実したものとなりますよう 心よりお祈り申し上げます
本年もご縁を大切にさせていただければ幸いです」
「謹賀新年
謹んで新春のお慶びを申し上げます
旧年中は格別のご高配を賜り 深く御礼申し上げます
本年も社業発展のため 微力ながら精励努力してまいる所存でございます
何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます
貴社ならびに◯◯様のご繁栄とご健勝を心よりお祈り申し上げます」
「謹んで初春のお慶びを申し上げます
旧年中は一方ならぬご厚情を賜り 誠にありがとうございました
本年も社業に貢献できますよう 誠心誠意努めてまいります
◯◯様のご健康とご多幸 そして貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます
本年もご指導のほど よろしくお願い申し上げます」
テンプレートに一言手書きで添えるなら、次のような定番の文が使えます。
ここに具体的なエピソードを一文添えると、より心のこもった印象になります。
家族写真入りの年賀状を上司に送るかどうかは、関係性や会社の雰囲気によって判断が分かれます。
一般的には、写真なしのシンプルなデザインが無難です。関係性が浅い上司や、堅い業界・職場では、家族写真入りは避けたほうが安心です。迷う場合は写真なしを選びましょう。
写真入りでも問題ないケースは、次のいずれかに当てはまる場合です。
避けたほうがよいのは、次のような場合です。
家族写真を入れる場合は、落ち着いたデザインを選び、写真のサイズも控えめにしましょう。
服装もカジュアルすぎないものにし、全体として「きちんとした印象」になるよう心がけます。
文章は、上司への感謝や今後の抱負を中心に書いてください。
Wondershare PDFelementであれば、家族写真のサイズの微調整も簡単に行えます。
上司に失礼のないように編集し、信頼につながる年賀状を作成しましょう。


上司から年賀状が届いた場合は、適切なタイミングで返信することが社会人としてのマナーです。
元旦に受け取った場合、松の内(1月7日)までに届くように出すのが基本です。
できれば1月3日頃までに投函すると、より誠実な印象になります。
松の内を過ぎたら、年賀状ではなく寒中見舞いとして返信します。寒中見舞いは1月8日〜2月4日(立春の前日)までに送る挨拶状で、「年始のご挨拶が遅れまして申し訳ございません」など一言添えます。
年賀状返信の基本構成は次の通りです。
堅苦しすぎず、砕けすぎない、ビジネスにふさわしい丁寧な表現を意識しましょう。
返信の例文を、パターン別で紹介します。
「謹賀新年
新年おめでとうございます
ご丁寧な年賀状をいただき 誠にありがとうございます
昨年は◯◯様には大変お世話になり
多くのご指導を賜りましたこと 心より感謝申し上げます
本年も一層精進し 期待に応えられるよう努力してまいります
何卒ご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます
令和七年 元旦」
「寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお年賀状をいただきながら
ご挨拶が遅れましたこと 深くお詫び申し上げます
昨年は◯◯様には格別のご指導を賜り
誠にありがとうございました
本年も変わらぬご指導のほど
何卒よろしくお願い申し上げます
厳寒の折 くれぐれもご自愛くださいませ
令和七年 一月」
「寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお年賀状をいただき ありがとうございました
昨年◯月に◯◯が他界いたしましたため
年頭のご挨拶を控えさせていただきました
お知らせが行き届かず 大変失礼いたしました
本年も変わらぬご指導のほど
よろしくお願い申し上げます
寒さ厳しき折 どうぞご自愛くださいませ
令和七年 一月」
喪中の場合は年賀状ではなく寒中見舞いで返信し、故人との続柄や時期を簡潔に記しつつ、お礼とお詫びを述べます。

社内での年賀状のやり取りを禁止する企業の場合、会社方針を優先し、個人的な判断で年賀状を送ることは控えましょう。
事前に伝える必要があるときは、12月中旬頃に直接またはメールで、「日頃のご指導には感謝しております」などの一言を添えつつ、年賀状を控える旨を伝えます。
会社方針で禁止されていても、上司から個人的に年賀状が届く場合があります。その際は、年明け最初の出社日に口頭や社内メールでお礼を伝えましょう。
「件名:新年のご挨拶
◯◯部長
新年あけましておめでとうございます。
営業部の△△です。
昨年は大変お世話になり 誠にありがとうございました。
◯◯部長のご指導のおかげで 多くのことを学ばせていただきました。
本年も一層精進し チームに貢献できるよう努力してまいります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど よろしくお願い申し上げます。
本年が◯◯部長にとって素晴らしい一年となりますよう
心よりお祈り申し上げます。
営業部 △△」
メールでも、昨年のお礼と今年の抱負、今後のご指導のお願いを簡潔かつ丁寧にまとめ、件名は「新年のご挨拶」などビジネスにふさわしいものにします。
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上司に年賀状を出す際は、「謹賀新年」などの四字賀詞を使い、「昨年のお礼」「今年の抱負」「ご指導のお願い」という定番構成でまとめると失礼がありません。テンプレートに一言手書きのメッセージを添えると、より好印象です。
また、年賀状に入れる文章や写真などを簡単に編集したい場合はPDFelementを活用するのをおすすめします。上司への年賀状作成でお悩みの際は、ぜひインストールしてみてください。
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