喪中に年賀状はどうする？正しいマナーと相手・自分別の対処、代わりの挨拶状まとめ

年末が近づくと、喪中の年賀状対応で悩むことがありますよね。

「身内に不幸があったけど、年賀状はどうすればいい？」
「自分が喪中なんだけど、喪中はがきはいつまでに出せばいい？」
「喪中に年賀状をもらったらどうすればいい？」
「年賀状を喪中の人に出していいの？」

という悩みを抱えている人へ年賀状のマナーや、喪中だけど年始のあいさつをしたい場合の対応方法をお伝えします。

記事の最後には便利なテンプレートがあるソフトもご紹介します。

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1.喪中のときの年賀状の基礎知識

喪中とは、近親者が亡くなった際に故人を偲び、お祝い事を慎んで喪に服す期間です。一般的には、配偶者や一親等であれば12〜13ヶ月、二親等であれば3〜6ヶ月程度です。

しかし、これがマナーというものは確立しておらず、個人の判断に任されています。

判断に迷った場合には、年長者に相談しましょう。

新年のご挨拶である年賀状はお祝いにあたるため、「喪中の方は出さない」ということになります。

「年賀状を控える」のは、あくまで、喪中の側のことですが、最近では、喪中の方への年賀状も控えるのが一般的になってきています。

1.1喪中はがきの目的

喪中はがきの正式名称は「年賀欠礼状」。

つまり、年賀状を控えることを詫びるのが本来の目的です。

訃報を知らせたり、年賀状を断るために送ったりするものではありません。

1.2喪中はがきはいつまでに出せばいいの？

喪中はがきは11月中旬から遅くとも12月初旬までに送るのがよいとされています。

相手方が年賀状の準備を始める前に届くようにしましょう。

喪中はがきを送るのは基本は【毎年、年賀状のやりとりをしている人】です。

最近ではプライベートと仕事を分けて考え、身内に不幸があった場合にも故人と面識がない場合には、喪中はがきを送らず通常通り年賀状を送るケースも増えてきています。

1.3喪中はがきのポイントと文例

喪中はがきの文面形式はほぼ決まっています。

書く際には、次のポイントを抑えて書きましょう。

・「年賀」ではなく、「年始・年頭・新年」を使う。

・誰が、いつ、何歳でなくなったのかを書く

・結びの挨拶を入れる

・日付を入れる

【喪中はがきの文例】

喪中につき年末年始のご挨拶を

失礼させていただきます

本年○月に父○○が永眠いたしました

ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに

明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます

令和○年○月

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2.喪中はがきと年賀状のケース別対応

実際に喪中の場合はどのような対応が必要なのか、自分が喪中なのか、相手が喪中なのかでケース別に紹介します。

2.1自分が喪中の場合

喪中はがきを出す。（11月中旬〜12月初旬）

年賀状を受け取った場合→

・年始状（1月7日まで）または寒中見舞い（1月8日以降）で返信する
・喪中の連絡が遅れたことをお詫びを入れる

結婚・引っ越しと重なった場合
→喪中はがきとは別に挨拶状を出す

喪中はがきを送っていない人から年賀状が届いた場合
→「喪中のため年頭のご挨拶を控えておりました」とお詫びを記載した寒中見舞いを出しましょう。

2.2相手が喪中の場合

・年賀状は控えるのが一般的

・返信は必須ではない

返信は必須ではありませんが、お悔やみを伝えたい場合は以下の方法があります。

【すぐに送る場合】
→ 喪中見舞い:喪中はがきを受け取ってすぐに送る
「このたびはご丁寧なご挨拶をいただき」などと記載

【年始に送る場合】
→ 年始状(1月1日〜7日)または寒中見舞い(1月8日〜2月4日)

3.喪中に年賀状の代わりに送れるもの

年賀状の代わりに新年の挨拶で使えるものとして「年始状」と「寒中見舞い」があります。

これらは「必ず送らないといけないもの」ではなく、年賀状の代わりに年始のご挨拶をしたいときに使える便りです。

3.1年始状とは

・「おめでとう」を避けた挨拶

・「一陽来復」「新年のご挨拶を申し上げます」などの言葉を使う

・送る時期：年賀状と同じ

【年始状 文例】

新年のご挨拶を申し上げます

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り厚く御礼申し上げます

本年も変わらぬお付き合いのほど
よろしくお願い申し上げます

令和○年

3.2寒中見舞いとは

・お悔やみと挨拶を兼ねる

・「寒中お見舞い申し上げます」などの言葉を使う

・送る時期：1月8日（松の内明け）～2月3日頃

・最も一般的な方法

【寒中見舞い 文例】

寒中お見舞い申し上げます

このたびは丁寧なお年賀をいただき誠にありがとうございました
喪中のため年頭のご挨拶を控えさせていただきました

本年も変わらぬご厚誼のほど
よろしくお願い申し上げます

令和○年 一月

3.3年始の挨拶場合分け表

※松の内:お正月飾りを飾っておく期間。（関東は1月7日まで、関西は1月15日までの地域もある。）

状況に合わせて使い分けましょう。

4.PDFelementを年賀状・寒中見舞いに活用する方法

年始状や寒中見舞いを自分で作成する場合、テンプレートを活用すると便利です。

特にPDFelementは、年賀状以外にも履歴書や請求書など、日常的に使えるテンプレートが豊富に揃っています。

テンプレートを活用することで以下のようなメリットがあります。

・作業時間を大幅に短縮

・コストカット

・抜け漏れ防止

・時間を気にせず準備できる

・急な対応にも柔軟

4.1PDFelementのテンプレートを使った年賀状作成手順

PDFelementはPDF編集に特化したソフトウェアでありながら、テンプレートも豊富です。

PDFelementの年賀状のテンプレートを使用して解説します。

〈年賀状作成手順〉

Step 1: テンプレートを選ぶ

①PDFelementをダウンロードして起動

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②【PDF作成】をクリック

③【PDFテンプレート】をクリック

④【年賀状】をクリック

⑤好みのテンプレートを選択

Step 2: 文章を編集する

①左列【ツール】>>【OCR処理】をクリック

②「〇〇.pdf」を保存しますか？【保存する】をクリック

③【適用】をクリック

④修正したいテキストボックスをクリック

・挨拶文のカスタマイズ

・日付、差出人情報の変更

縦書きにしたいときの操作方法は以下の動画をご覧ください。

PDFに縦書き文字を追加・編集する方法

Step 3: 保存と印刷

編集が完了したら、PDFelement内に保存します

印刷もPDFelement画面から直接プリンターでの印刷が可能です。

＊PDFで保存しておけば、来年も再利用できます

年賀状だけでなく、PDFelementのテンプレートには、次のようなものもあります。

・履歴書の作成

・見積書や請求書の迅速な準備

・招待状の作成

・現金出納帳

・チラシ作り

PDFelementのテンプレートはこちらから確認できます。

テンプレートを活用することで、作業時間を大幅に短縮できたり、クオリティを高められたり、メリットがたくさんあります。スマホ版もあり、いつでもどこでも楽に編集ができる点も魅力です。一度活用してみてください。

4.2年賀状・寒中見舞いをデジタル保存する

受け取った年賀状をどう保管するか悩んでいませんか？

PDFelementがあれば、写真を撮ってPDF化するだけで、場所を取らずにデジタル保存できます。

OCR機能が高いため、OCR機能で文面をテキスト化すれば、

住所録の作成や翌年のハガキ作成にも活用できます。

〈画像をPDF化する方法〉

1. 【PDFを作成】をクリック
2. 【画像からPDFを作成】をクリック
3. PDF化したい画像を選択

関連人気記事1：【文例あり】喪中の年賀状・新年の挨拶はどうする？基本マナーと代わりの挨拶状を解説

関連人気記事2：スマホで年賀状を自宅で印刷する方法まとめ

5.まとめ

喪中のときのマナーを知ると安心して準備ができます。

喪中で年賀状が送れないけど、挨拶文を送りたい場合には年始状や寒中見舞いを送りましょう。

ハガキを作成する場合は、PDFelementのテンプレート機能を使うと、簡単に作成・保存ができるのでおすすめです。

今年のハガキはPDFelementのテンプレートを活用して、簡単に素早く作ってみませんか？

6.喪中はがき・PDFelementでよくある質問

Q1.喪中はがきを出し忘れた場合はどうしたらいい？

A.寒中見舞いを出しましょう。1月7日以降に投函し、2月4日頃までに届くようにします。

喪中で年賀状を送れなかった理由を簡潔に記載すれば大丈夫です。

Q2.喪中の人に年賀状を間違えて出してしまったときは?

A.喪中の方への年賀状を送ってはいけない、という決まりはありません。

しかし、送ってしまったことに対して、電話や寒中見舞いでお詫びの気持ちを伝えるとより丁寧です。

Q3.PDFelementを使うには、何が必要ですか？

Wondershareのアカウントを作る必要があります。アカウントはメールアドレスとパスワードを設定するだけで、簡単に作成できます。

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作成日： 2025-11-24 09:46:46 / 更新日： 2025-11-25 17:58:07

星野

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