「ソフトを使用せずに無料でPDFファイルを結合する方法を教えてほしいです。初心者なのでわかりやすく説明してくれるとありがたいです」
この記事はこんな疑問を抱えている方が対象。
結論からいうと、ソフトを使用せずに無料でPDFファイルを結合する方法はいくつかあります。活用すれば、デバイスにソフトをインストールすることなく無料でPDFファイルを結合することが可能です。
この記事では、ソフトを使わず無料でPDFファイルを結合するおすすめの方法をまとめました。
ファイルの結合の選択肢や手順についてインプットしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
会社のパソコンにソフトをインストールするのが難しくても、PDFを1つにまとめることは可能です。各ツールの結合方法は以下の表にまとめた4つに分けられます。それぞれの特徴について比較してみてください。
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結合方法 |
概要 |
機能 |
メリット |
デメリット |
こんなときにおすすめ |
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パソコンに最初から入っている機能を使う |
オフラインで処理するため、情報漏洩の危険性が少ない |
機能が不足していたり、WindowsではPDF同士を結合できない |
機密文書や社外秘の書類を、安全にまとめたいとき |
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ブラウザから専用サイトにアクセスして処理する |
各編集機能に特化している分使いやすく、無料で利用可能 |
ファイルサイズや1日の利用回数に制限があり、外部にデータを送る必要がある |
今すぐに少量のファイルをまとめたいとき |
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Chromeなどのブラウザに専用の拡張機能を追加して使う |
ワンクリックでツールを呼び出せて、作業がスムーズに行える |
オンラインツールと同様に、外部との通信が発生し、容量の上限もある |
日常的に簡単なPDFをまとめる作業が発生するとき |
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ドライブに追加アプリを連携させる |
ファイルをダウンロードし直す手間が省ける |
社内利用の場合は規定などを確認する必要がある |
普段からGoogleドライブを中心にデータを管理しているとき |
各OSに標準搭載されている機能でPDFを結合する方法は、パソコン内で処理が完結するため、情報漏洩リスクが抑えられます。
一方で機能的にはオンラインツールなどに劣り、あくまでも簡易的にファイルをまとめるにすぎない点を認識しておきましょう。
Windowsでは、複数のPDFをまとめられる標準アプリは用意されていません。後ほど紹介するオンラインツールや、ブラウザの拡張機能などを用いて結合することを推奨します。
なお画像ファイルであれば、以下のように「Microsoft Print to PDF」機能を利用して1つのPDFにまとめられます。



ただし手順が複雑で手間がかかるほか、以下のように注意点も多いです。無料かつパソコン内で結合作業を済ませたいWindowsユーザー以外には向いていないでしょう。
関連人気記事:WindowsでPDFを結合する方法、仮想プリンターなどを利用する
Macでは標準アプリの「プレビュー」を利用し、ドラッグ&ドロップ操作でPDFを結合できます。
また特定のページだけを追加したり、ページ順を入れ替えることも可能です。「プレビュー」アプリを使った結合の手順は以下の通りです。
結合作業が完了した後にそのまま保存すると、元のファイルが上書きされてしまうので注意してください。
Webブラウザからアクセスして利用可能なオンラインツールは、無料ですぐにPDFをまとめられるのがメリットです。
PCの標準機能に比べると、PDFの各編集機能に特化している分操作もシンプルで簡単です。
ただしオンラインツールを利用するときには、次のような点に注意してください。
特に会社内で利用したい方は、データを社外へ一度送信しなければならない点に留意すべきです。
最悪の場合、情報漏洩や社内のセキュリティ違反にあたる可能性があるため、会社のルールやツールの詳細をよく確認してください。
HiPDFは以下のような特徴を持っており、安心して使えるセキュリティ対策と、AI機能も使える充実した機能を兼ね備えた万能オンラインツールです。
HiPDFでPDFファイルを結合するには、次の手順で行います。

ただし無料版では1日1回までしか使えない利用制限が設けられています。また対応しているファイルサイズは15MBまでです。
結合以外にも圧縮や変換などの基本的な編集機能を網羅しており、AI翻訳・要約なども行えて、オンラインツールの中でも高い機能性を備えています。
どのオンラインツールを使うべきか迷ったときには、どんな編集にも対応できるHiPDFからまずは使ってみてください。
iLovePDFはアカウント登録不要で結合や変換など、多くのPDF編集機能が使えるサービスです。クラウドサービスのGoogleドライブとDropboxから、直接ファイルを読み込める機能も備えています。
それを使ってPDFファイルを結合する手順は以下の通りです。
ただし無料版では処理可能なファイル数は最大25個まで、ファイル容量は100MBまでと制限があります。

Adobe Acrobatオンラインツールは、無料ながら最大100個、合計1,500ページのファイルを一度にまとめられる点が優秀です。PDF形式を開発したAdobeが提供している公式ともいえるツールですので、品質やセキュリティにも信頼が置けます。
しかし以下のように無料版の制限がかなり厳しく、日常的に使うことは難しいです。続けて結合したいときは有料版に切り替えるか、他のオンラインツールを使いましょう。
Adobe AcrobatオンラインでPDFファイルを結合する手順は以下の通りです。

Google Chromeなどのブラウザにインストールする専用の拡張機能は、ピン留めしたボタンからワンクリックでツールを呼び出せます。
新たなソフトを追加するわけではなく、気軽にブラウザ上からPDF結合ツールにアクセス可能です。
一方で拡張機能を使った結合には、次のように大きな注意点がいくつかあります。
知らないうちに情報を外部にアップロードしていたり、社内のセキュリティポリシーに違反してしまう危険性がある点に気をつけましょう。
また悪意のある拡張機能が配布されていたり、最初は無害だったツールも後にマルウェアに変わってしまったという実例がいくつもあります。必ず正規のウェブストアからダウンロードを行い、レビューなどを見て安全なツールを精査してください。
ZonePDFが提供している「PDFを結合」は、ワンクリックでPDF結合ツールが開けるため、ファイルをまとめる作業がよく発生する方にぴったりです。


実際のPDF処理はZonePDFのサーバーで行われ、オフライン状態では使えません。また外部サーバーにファイルが送られる点についても気をつけてください。
「Smallpdf」はPDFをまとめるだけでなく、編集・圧縮・変換など便利なツールにすぐアクセスできる拡張機能です。結合だけでなく、PDFに関連するツールをまとめて呼び出せるようにしたい方に向いています。


先ほど紹介したZonePDFの「PDFを結合」と同様、Smallpdfも無料版はローカル処理ではなく、外部サーバーへのアップロードが必要です。また無料版では1日につきダウンロード回数が2回までに制限されています。
Googleドライブ自体にPDFをまとめる機能はありませんが、外部から専用のアドオンを追加することによりファイルをまとめられます。
アドオンを追加するにはGoogleドライブにログインして左上の「新規」ボタンをクリックし、「その他」>「アプリを追加」を選択してください。

「Google Workspace Marketplace」が開いたら、目的のアドオンを検索してインストールします。

なお結合機能を使えるようにするには、ドライブの中身をアドオンが閲覧することを許可しなければなりません。会社内で利用している場合、アドオンに対する許可が禁止されていたり、そもそもアドオンを入れられないケースもあるので注意してください。
今回は「PDF Mergy」というアドオンを使って、Googleドライブ内のファイル結合を行います。

クラウド上のファイルをその場でまとめられるため、わざわざファイルをダウンロードしたり、アップロードし直したりする手間を省けるのが利点です。

ここまで紹介してきた無料ツールは手軽に使える一方で、次のようなデメリットも存在しています。
これらの悩みを解決したいのであれば、本格的な編集ソフトの「PDFelement」を使うのがおすすめ。ソフトのインストールは必要になりますが、最初の1週間は有料版の機能を無料で試せるトライアル期間になっています。
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オフラインでも使えるなどセキュリティ対策は万全なので、重要な情報が含まれた書類も安全に取り扱うことが可能です。
また、オンラインツールよりも効率的に大量のファイルをまとめたり、詳細な設定や編集機能を用いて結合後のファイルを見やすく整理したりできます。
PDFelementの結合機能には、ファイルサイズやファイル数の制限は実質的にありません。パソコンのスペックが許す限り、結合処理を行えるからです。
実際に100MB以上のPDFファイル複数個を結合しても、エラーが起きたりソフトが落ちたりせず、しっかりと1つにまとめられました。
画像の多く使われたマニュアル文書や会議資料であっても、安定して素早くひとまとめにできます。月末・月初の請求書など大量のファイル処理に悩んでいる方などにもうってつけです。

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PDFelementでは単にファイルをくっつけるだけでなく、次のように細かな設定項目を調整してファイルを出力できます。
これらの機能は標準機能やオンラインツールでは非常に手間のかかる作業ですが、PDFelementならオプション設定してから「結合」ボタンを押すだけです。

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関連人気記事:PDF結合フリーソフトおすすめ10選!PDFを結合する方法も詳しく解説
実際にソフトを使わずPDFファイルをまとめるときにつまずきやすい点や、疑問点について解説します。
Web接続不要で処理するツールは安全といえますが、オンラインツールは外部サーバーへデータを送る必要があり、慎重に取り扱う必要があります。
オンラインツールを利用する際には、どのようにファイルが処理されているのか、以下のような点を確認してください。
しかし完全に情報が守られる保証はなく、万一の事態に備えて機密情報が含まれた文書はオンラインツールの使用を控えるのが安心です。
パソコンの標準機能や専用ソフトを用いれば、オフラインでファイル処理ができるため、情報漏洩などの心配はないでしょう。
今回紹介したオンラインツールはスマホのブラウザからもアクセスでき、パソコンと同様に利用が可能です。パソコンで開くときとは画面サイズなどが違い、操作感がやや異なる点は留意してください。
またiPhoneを利用されている方であれば、標準アプリである「ファイル」を使うことでPDFの結合を行えます。使い方は非常に簡単で、まとめたいファイルを選んで「PDFを作成」を選択するだけです。
Androidスマホで結合したい方やさらに細かく並び順などを調整したい方には、アプリ版の「PDFelement」がぴったりです。UIがスマホ用に最適化されていることで、ブラウザ表示のオンラインツールよりも見た目がすっきりしていて操作に迷うこともありません。
関連人気記事:iPhoneでPDFを結合する!おすすめの結合アプリ8選
「仮想プリンター」機能を使って新しいPDFとして保存する際、用紙サイズを指定することでページサイズをそろえられます。
例えば「Microsoft Print to PDF」では、以下の手順でページサイズを統一したファイルを出力します。
ただし仮想プリンターで出力する場合、PDFの画質の劣化やレイアウト崩れ、ファイルサイズが大きくなる可能性もあります。
画質の劣化を抑えつつより手軽にページサイズ調整をしたいときは、専用ソフトのPDFelementを使いましょう。
結合時にあわせてページサイズを指定できるので、結合とサイズ調整の2ステップをまとめて処理して作業の短縮にもつながります。
ソフトを使わずに無料でPDFを結合する方法について、代表的な4つの手段とツールを紹介しました。
しかし「外部にアップロードするのは不安」「大量のファイルを一括で結合したい」と紹介したツールの限界を感じた方もいるのではないでしょうか。
そんな方にはPDFelementを使えば、オフライン処理や大容量ファイルの結合、細かいページの入れ替えなどがスムーズに行えます。
インストールすればすぐに使える無料トライアル版が用意されているので、ぜひダウンロードしてPDFelementを試してみてください。
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