PDFの向きが違うときは、ファイルを編集できるソフトやオンラインサービスが必要です。ここでは、PDFページの向きを回転するオンラインサービスやソフトを紹介します。
目次:
PDFページ回転できる4つのソフト
PDFファイルのページの回転などができるのか
PDFファイルは一般的には参照のみで編集をするものではないと思っている人が大勢います。その中でも、PDFファイルを読み込んでから、直接回転させたり、編集したり出来ます。その中で、編集するには専用のソフトがなければ、PDFファイルの編集をすることができません。
1.PDFelementでページの回転を行う
具体的にページの回転を行うには、PDFelementをインストールしてから起動します。
メニュー画面が表示されるので、表示されたメニューより、「PDF編集」をクリックして読み込みのフォルダウィンドウを表示します。ウィンドウより編集したいPDFファイルを指定して読み込みます。
読み込みが終わるとPDFファイルの情報が表示されます。表示されたPDFファイルの指定のページを回転したい場合は、上部メニューの「ページ」をクリックしてページ表示画面に切り替えます。
きりかえられた画面はすべてのページが表示されます。表示された指定のページだけを回転させたり、複数ページを回転させたりすることが出来ます。上部のメニューに右周りと左回りの2種類の回転アイコンがあります。回転させたいページをマウスでクリックして選択状態にします。
複数ページを回転したい場合は、ページをマウスで選択後、Ctrlキーを押しながら別のページをクリックすると、複数ページが選択状態になります。選択状態で、回転させたい方向のボタンをクリックすることで、90度左右どちらかへ回転させることが出来ます。
2.adobe Acrobatソフトでページの回転を行う
Acrobatソフトは、誰もが知っているであろうPDF編集ソフトです。Acrobatソフトで出来ない編集はなく、ページの回転も簡単に行うことが出来ます。ページの回転は90度単位で回転させることが出来ます。回転できるページの範囲を指定することも出来て、奇数ページを回転させたり、偶数ページを回転させたり出来ます。回転したいぺージをクリックすると、ページ上に回転アイコンが表示されているので、マウスでクリックすると90度回転します。
3.PDF RocatePageでページの回転を行う
PDF RocatePageソフトは、無料で使えるPDF編集ソフトで、単純にページを回転させるだけのソフトです。確認をするときには、別途Readerがなければ確認すらすることが出来ません。ページの回転だけをすばやく行いたいというときには、利用価値が高い無料ソフトです。
このソフトのメリットは、インストールなどする必要がなく、ダウンロードしたらすぐに使うことが出来るお手軽さがあります。
4.PDFaidでページの回転を行う
PDFaidを使ってから、簡単に回転させることが出来ます。たくさんのPDFファイル編集ソフトはありますが、その中でも、重要な部分です。PDF変更をした時に、縦・横がずれていたりした場合、回転をさせることが出来れば便利ですし、なくてはならない編集機能ではないでしょうか。
PDF回転おすすめオンラインサービス7選
PDFの向きを回転するサービスは?
書類をスキャンしてパソコンに取り込むと、反対の向きでページが表示されることがあります。場合によっては、たくさんあるページの中で1枚だけページの向きが間違っているケースもあります。そのままでPDFファイルを使用すると、文字が見づらくて使いにくいのがデメリットです。このような問題を解決するには、編集機能があるソフトウェアやオンラインサービスを使用する必要があります。その中でも、無料のオンラインサービスを利用するのがおすすめです。オンラインサービス上にファイルをアップロードするだけで、簡単にページを回転することが可能です。ソフトをインストールしなくても、無料でPDFの向きを回転させられます。
全ページを一括で回転させたり、特定のページのみを回転させるなど、使用できるサービスは様々です。そのため、自分の作業に合ったサービスを選べます。ここからは、PDFページの向きを回転するオンラインサービスを紹介します。サービスによっては、対応しているOSやブラウザが違うので注意が必要です。PDFファイルを使用する機会が多い方は、ぜひ今回紹介するサービスを利用してみてください。
#Hipdfページでページの回転を行う
Hipdfはソフトではなくサイト上で編集することが出来るオンラインツールです。Hipdfソフトを使えば、無料でページの回転をすることが出来ます。サイト上で、PDFファイルのページの回転をすることが出来るということは、非常に助かります。ソフトをインストールするということをよく理解できていない人が簡単に使うことが出来ます。
#Smallpdf
「Smallpdf」は、ソフトウェアをインストールする必要なく、簡単にPDFを回転できるサービスです。ドキュメントをアップロードした後、回転したいページを選び、「変更を保存する」をクリックするだけでダウンロードできます。ファイルはプレビューで確認してから、パソコンなどに保存可能です。アップロードされた全てのファイルは60分以内に削除されるので、セキュリティ面も安心です。Windows、Mac、Linuxに対応しており、様々な端末で使用できるのもメリットの一つです。
#PDF24 Tools
「PDF24 Tools」は、インストールや設定の必要なく使用できるサービスです。「PDFページを回転する」機能を使えば、全ページを一括で回転したり選択したページを回転させられます。パソコンだけでなく、スマートフォンでも活用できるサービスです。スマホで使用するには、専用のアプリをインストールします。Windowsを使っている方なら、オフラインでもサービスを利用できます。無料でソフトウェアをインストールすれば、デスクトップアプリケーションとしてパソコン上で使用可能です。セキュリティ面も安全で、全てのファイル転送は暗号化されます。また処理済みのファイルは、1時間後には自動的にサーバーから削除される仕様です。
#PDF Candy
「PDF Candy」は、PDFファイルへの変換や編集ができる無料のオンラインサービスです。まずは、ファイルを選択してアップロードします。回転できる角度は90度、180度、270度です。回転角度を決めてページを選択したら、「PDF回転」をクリックして保存します。変更したデータをプレビューできるので、PDFが正しく回転できているかを確認することも可能です。
#iLovePDF
「iLovePDF」は、完全無料で使えるサービスです。PDFファイルを回転する他、圧縮や変換、分割などをすることができます。ソフトをインストールする必要はなく、ブラウザ上にファイルをアップロードするだけで作業は完了します。PDFファイルをアップロードしたら、回転方向を決めて「PDFの回転」をクリックします。そして「回転したPDFをダウンロード」を選択すれば、編集後のファイルをダウンロードできます。全てのページを回転するだけでなく、特定のページのみを回転させることも可能です。また、複数のファイルを同時に回転させることもできます。
#Allinpdf
「Allinpdf」は、数回クリックするだけでPDFファイルを回転させられるサービスです。ファイルをアップロードしたら、回転するページを選択します。「変更適用」をクリックし作業が完了したら、変更後のファイルをダウンロードします。アップロードしたファイルは、30分後にはサーバーから削除されます。ファイルには誰もアクセスできないため、個人情報は完全に保護されている状態です。全てのプラットフォームでサポートされているため、Windows、Mac、Linuxでも使用可能です。また、エクスプローラ、Chrome、Safariなど幅広いブラウザで使用できるのもメリットです。
#Sejda
「Sejda」は、PDFの編集、変更、変換が可能なサービスです。PDFの回転には、「Rotate」機能を使います。全ページを回転する他、選択したページだけを回転することも可能です。また、偶数または奇数ページだけを回転することもできます。回転させるファイルは、DropboxまたはGoogle Driveからも選択できます。ダウンロードしたファイルは自動的に2時間後に削除されるので、ネット上にデータが残る心配はありません。容量の上限は決まっており、50MBまたは最大200ページまでのファイルを取り扱えます。
今回は、PDFページの向きを回転するオンラインサービスとソフトを紹介してきました。特に、無料で使えるオンラインサービスなので、気軽に使用できるのがメリットです。PDFの向きを変更したいときは、ぜひPDFファイルを取り扱えるソフトやオンラインサービスを活用してみてください。
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