MacでWebページを閲覧している時、「このページを後で見返したい」「オフラインでも確認できるようにしたい」と思ったことはありませんか?
割引クーポンや期間限定で公開されるWebページを保存したい場合、ブラウザのダウンロード機能を使ってHTML形式で保存することもできますが、テキストファイルに加えて画像ファイルも別々に保存されるため、1枚のページでも多くのファイルを管理する必要があります。
そんな時に便利なのが、WebページをPDFとして保存する方法です。
MacではOSの標準機能を使って、簡単にWebページをPDF保存することができます。
本記事では、MacでWebページをPDF保存する具体的な手順から、PDF保存のメリット、さらに保存後の編集・活用方法まで詳しく解説し、ぜひ参考にしてください。
1.WebページをHTMLではなくPDFに変換してから保存するメリット
Webページを保存する際にHTML形式ではなくて、PDFドキュメントに変換してから保存することができます。PDFに変換しておけば、
- テキストとは別に画像ファイルをダウンロードする必要がなく、1つのファイルだけで済みます。
- PDF文書形式のファイルはブラウザを起動しなくても専用のリーダーで閲覧・印刷ができるので、ダウンロードした後に簡単に扱うことができます。
- プリンターやコピー機で直接プリントアウトすることも可能です。
2.MacでWebページをPDFに変換して保存する手順
Macパソコンを利用している場合には、PDF文書ファイルを作成する専用のソフトウェアを利用しなくても、ブラウザを使用して簡単にWebページをPDF文書に変換して保存することができます。
印刷用のイメージをそのままPDF文書にするため、テキストや写真のデータがブラウザで表示されているイメージ通りに保存することができます。
MacパソコンでWebページをPDFに変換する際は、Mac OSに標準搭載されている「Safariリーダー」を利用することができます。

①最初にSafariを起動して、目的のサイトにアクセスして、Webページを表示させます。
保存したいページが表示された状態で、ツールバーの「ファイル」ボタンをクリックして「プリント」を選択すか、[Command]ボタンと[P]を同時に押してプリントダイアログを表示させます。

②印刷設定のメニューが表示されますが、左下に「PDF」と書かれたボタンが表示されます。
これをクリックするとプルダウンメニューが表示され、「PDFとして保存」をクリックします。

③するとファイル名と保存場所を指定する画面が表示されるので、名前を付けてファイルを保存すれば自動的にWebページがPDFに変換されて保存されます。
Macパソコンであれば専用のツールをインストールしなくても、OSに標準搭載されている機能を利用してPDFドキュメントに変換して保存することができます。
ちなみにWindowsパソコンを利用している場合には、Officeソフトやその他のアプリケーションソフトに変換機能が付いている場合を除いて、標準装備されている機能を利用してWebページのイメージをPDF文書に変換して保存することはできません。
Windowsパソコンの場合にはPDFelementなど専用のツールをインストールしてプリンターの選択画面で指定すれば、Webページをドキュメントとして保存することができます。

Macパソコンであれば、専用のツールをインストールしなくても標準搭載されている機能だけでWebページのイメージをPDFドキュメントに変換して保存することができます。オフラインでWebページを閲覧または印刷したい場合に活用することができます。
3.MacでPDF保存した後の編集・活用について
WebページをPDFに変換して保存した後、さらに編集や加工が必要になる場合があります。例えば、
- 不要なページの削除や順序の入れ替え
- テキストの追加・修正
- 注釈やハイライトの追加
- ページの分割・結合
- 透かしやスタンプの挿入
などの編集作業や、PDFを他の形式のファイルに変換したい場合もあるでしょう。
このような場合には、PDFelementの利用をおすすめします。PDFelementは、PDF文書の編集から変換まで幅広く対応できる総合的なPDFソフトウェアです。
PDFelementでできること
【PDF編集機能】
- テキストや画像の自由な編集
- ページの追加・削除・回転・トリミング
- 注釈、コメント、ハイライトの追加
- フォームの作成と入力
- 透かしやスタンプの挿入
【PDF変換機能】
PDFelementは、PDFファイルを以下のような様々な形式に変換することができます:
- Word(.docx)
- Excel(.xlsx)
- PowerPoint(.pptx)
- テキスト(.txt)
- 画像形式(JPEG、PNG、GIFなど)
- HTML
- EPUB
もちろん、逆にこれらの形式のファイルをPDFに変換することも可能です。

MacでWebページをPDFに変換した後も、PDFelementを活用すれば、保存したPDF文書をさらに効率的に編集・活用することができます。
→関連記事:
Webページを見た目そのままにPDFとして保存する方法



役に立ちましたか?コメントしましょう!